スマホゲームが大人気の『BanG Dream!(バンドリ)』には、個性豊かなキャラクターが勢揃いしています。ユーザーは推しのキャラクターを愛でるだけでなく、所属しているバンドを猛プッシュしているほど。今回は2020年1月から放送が予定されている『BanG Dream! 3rd Season』に登場する各バンドのメンバーを、性格や魅力とともにまとめて紹介。これから『バンドリ』に触れるという人は、どんなキャラクターがいるのかをチェックしてみてください。
目次
花咲川女子学園に通うガールズバンド「Poppin’Party」
『バンドリ』のメインバンドとして描かれている「Poppin’Party」は、ファンから“ポピパ”の愛称で親しまれています。花咲川女子学園に通う5人で結成され、「キラキラドキドキ」を追い求めながら、それぞれが成長していく様子が見どころに。そんなポピパにはどんなメンバーが所属しているのか、担当楽器やそれぞれの魅力を紹介していきましょう。
戸山香澄:ギターボーカル
ポピパのギター&ボーカルを務めているのが、『バンドリ』の主人公である戸山香澄。「キラキラドキドキするもの」を探している中、ガールズバンドのライブを観て、自分もステージに立って歌うことを決心します。それまで楽器などの演奏経験がありませんでしたが、何事にも積極的で前向きに取り組んでいくことで、バンドのフロントマンとして活躍していくように。また、他のバンドを巻き込んだ企画を考えるなど、思い付きで行動する様子も目立ちますが、頑張って成功へと導いていきます。
花園たえ:リードギター
リードギターを担当しているのは花園たえで、幼いころからギターを弾いて過ごしていました。独創的な世界観を持っていますが、演奏技術はポピパの中でもピカイチと言えるでしょう。香澄にギターを教えるだけでなく、自身もストイックに上手くなりという気持ちを持っていて、一時的にバンドから離れた様子がアニメ2期で描かれました。心の底から音楽を愛しており、それだけに働いていたライブハウス「SPACE」の閉店が決まると、ひどく落ち込んでいた様子も描かれています。
牛込りみ:ベース
気弱で大人しい性格ではなるものの、バンドの音楽を支えるベースを演奏しているのが牛込りみ。姉はGlitter*Greenのギター&ボーカルを務める牛込ゆりで、大好きな姉の演奏を見るために出演するライブに通っていました。自身も密かにバンドをやりたい想いがありましたが、なかなか自己表現ができない性格でもあったため、一歩を踏み出すまでに時間がかかったことも。また、大好物は山吹沙綾の実家「やまぶきベーカリー」のチョココロネとなっています。
山吹沙綾:ドラム
ポピパで唯一のバンド経験者が、ドラム担当の山吹沙綾です。商店街にある実家「やまぶきベーカリー」の手伝いをしつつ、弟たちの面倒を見るなど、心優しい性格をしているのが特徴的。ポピパの活動においても、メンバーをまとめるお姉さん的な役割を果たしていて、全員の意見をまとめた結論を導くといった活躍が見られます。ポピパには最後に加入したメンバーで、それまではバンドから離れる決心をしていましたが、香澄に説得されたことで再びスティックを握ることになります。
市ヶ谷有咲:キーボード
香澄によって半ば強引な形でバンドを始めることになったのが、キーボードを担当している市ヶ谷有咲。実家の蔵がバンドの練習場所となっており、放課後に集まって練習をする時間を心から楽しみにしています。そのため、普段は強がっている様子が顕著なだけに、香澄の積極的なふれあいはもちろん、バンドの練習で全員が集まらない時も寂しそうな様子も。いわゆる「ツンデレ」が似合う女の子で、友達になってくれた香澄のことを何より大切に想っているところも描かれています。
業界も認める本格派バンド「Roselia」
音楽の頂点を目指すガールズバンドであり、音楽業界から注目されるほどの高い演奏技術を持っているのが「Roselia」。青いバラがバンド名のきっかけとなっており、その花言葉が「不可能を成し遂げる」となっています。実際に彼女たちの音楽を聞けば、頂点に立つという目標や信念を成し遂げようとする力強さを感じられるでしょう。そんなRoseliaのメンバーにはどんな個性的人物がいるのかを紹介していきます。
湊友希那:ボーカル
Roseliaのボーカルを務めているのが、羽丘女子学園に通う湊友希那。作詞作曲を担当しており、音楽に対する姿勢は作中トップの情熱となっています。父親も音楽活動をしていましたが、その無念を晴らすために行動しており、自分が信じたものを絶対に疑わない芯の強さが窺えます。いつもクールな雰囲気で振る舞っていますが、猫が大好きであるため、猫の話題になると普段では想像できない軟化した態度を見せるようになります。
氷川紗夜:ギター
Roseliaのギターを務めているのが、花咲川女子学園に通う氷川紗夜。学校では風紀委員に所属しており、バンドでもキッチリとメニューを組んで実践するといった真面目さを見せています。双子の妹である日菜に対して強いコンプレックスを持っていましたが、やがて関係が改善されて、姉妹仲良く過ごす時間が増えるように。また、真面目な装いからは想像できないほど、ジャンクフードが大好物という一面を持っています。
今井リサ:ベース
Roseliaのベースを担当しているのが、湊友希那の幼なじみである今井リサ。音楽から離れた時期を過ごしていましたが、友希那がバンドを組むと聞いて、「もう一度笑顔を見たい」という想いから加入します。仲間想いで面倒見の良い性格をしており、Roseliaにおける良心と言えるでしょう。また、ギャル系の見た目とは裏腹に家庭的で和食を好み、恋愛小説好きでホラーが苦手など、ギャップのある人物でもあります。
宇田川あこ:ドラム
中学生でありながらRoseliaのドラムとして加入したのが宇田川あこ。湊友希那の歌声に憧れてオーディションを受けた経緯を持っており、憧れの姉・宇田川巴のようにカッコいいドラマーを目指して奮闘しています。まだ幼さが残る言動が目立っており、さらに譜面が読めないなど、わがままが多い様子もしばしば。白金燐子とはオンラインゲームを楽しむ仲でもあり、時として中二病的な発言を翻訳してもらっていることがあります。
白金燐子:キーボード
花咲川女子学園に通っており、アニメ2期では生徒会長に就任したのが、キーボード担当の白金燐子。小さいころからピアノを弾いていたため、演奏技術は友希那と紗夜からも認められるほど。しかし極度の人見知りで引っ込み思案な性格をしているため、自分に自信を持てていない様子が目立っています。それでも周りをよく見ていることから、的確に発言する強さを持っていて、メンバーたちから頼られる存在でもあります。
幼なじみ5人で結成された「Afterglow」
羽丘女子学園に通う幼なじみ5人組で結成されたバンドが「Afterglow」。地元商店街に馴染みのある顔ぶれになっていて、いつも5人一緒に行動していたことから、互いのことを理解し合っている仲でもあります。それぞれ異なる個性を持っていながらも、楽しくバンド活動をしている様子を見れば、本当に仲が良いことが窺えるばかり。そんなAfterglowのメンバーについて、性格や魅力を紹介していきます。
美竹蘭:ギターボーカル
ギター&ボーカルを担当している美竹蘭は、普段こそクールで取っつきにくい見た目をしていますが、実は恥ずかしがり屋という一面を持っています。しかし情に厚く仲間想いな精確もあり、その様子は彼女が作る曲からも感じ取れるでしょう。ギターの青葉モカとは一番長い付き合いがあるため、彼女には考えなどがお見通しになっている様子がしばし描かれています。
青葉モカ:ギター
Afterglowのギターを担当している青葉モカは、飄々とした立ち振る舞いからも分かるように、マイペースな性格をしています。しかしゆったりとした雰囲気とは裏腹に、メンバーの心境や空気を読んだ発言をすることが多いのも事実に。そのためか、実は成績優秀という一面があり、中でも国語を得意としています。また、アルバイト先はコンビニとなっており、Roseliaの今井リサと同僚として一緒に働いています。
上原ひまり:ベース
Afterglowでベースを担当している上原ひまり。リーダーとして計画ごとでは率先して支持を出しますが、どちらかと言えばムードメーカー的な役割の方が強くなっています。いつも明るく、分かりやすい性格をしており、Afterglowにとって欠かせない存在と言えるでしょう。また年頃の女子らしく体重を気にしている様子や、自撮りやSNSへのこだわりが強い様子も。さらに先輩である瀬田薫の大ファンという一面を持っています。
宇田川巴:ドラム
ドラマを担当している宇田川巴は、妹にRoseliaの宇田川あこがいます。また、同じくドラマーであるため、ポピパの山吹沙綾とも面識があるだけでなく、他にも地元商店街の人々から広く知られています。見た目や言動から分かるように、男勝りな性格をしているのが特徴的。しかしそのためか、蘭とは意見の衝突もあって対立することが珍しくありません。それでも自分より相手を気遣える人物で、すぐに仲直りすることができます。
羽沢つぐみ;キーボード
Afterglowのキーボードを担当しているのが羽沢つぐみです。メンバーの中では目立った特徴がない普通の女の子ですが、誰よりも頑張り屋であるのが彼女の持ち味に。学校では生徒会に所属しており、実家の羽沢珈琲店のお手伝いをするなど、とにかく動き回っている様子が目立ちます。実はAfterglowを結成しようと言い出した張本人であり、他にもメンバーの心に残る想い出などのきっかけを作り続けています。
事務所の意向で結成されたアイドルバンド「Pastel*Palettes」
“パスパレ”の愛称で親しまれている「Pastel*Palettes」は、全員が芸能事務所に所属しており、アイドルバンドとして活動をしています。そのため作中唯一のプロといえる存在で、実際にバラエティ番組に出演するなどの活躍が描かれました。そんなパスパレには、どんなメンバーが所属しているのでしょうか?各キャラクターの個性や魅力について迫っていきます。
丸山彩:ボーカル
Pastel*Palettesのボーカルを務めているのは、花咲川女子学園に通っている丸山彩。元々はアイドル研修生であり、最後のチャンスを掴んでパスパレのボーカルという座を射止めます。そのため未熟な部分があり、MCでは噛んでしまうといった様子が描かれました。しかし努力家の一面を持ち、歌やダンスを必至に特訓している様子も。アドリブが苦手なだけでなく、ダサいTシャツやポーズを取るなど、可愛らしい部分が多くあります。
氷川日菜:ギター
オーディションからPastel*Palettesのギターに就任したのが羽丘女子学園に通う氷川日菜。独自の感性と天性のセンスを持っていることから、ギター未経験ながらすぐにマスターしてしまう器用さを持っています。しかし感覚で行動しており、「るんっ♪」という独特の表現で、何を伝えたいのか分からない時も。姉はRoseliaの双子の姉・氷川紗夜で、彼女のことを溺愛している様子が描かれています。
白鷺千聖:ベース
すでに女優として活躍し、Pastel*Palettesのベースとして参加しているのが白鷺千聖。花咲川女子学園に通っており、ハロハピの松原花音とはクラスメイトで仲良くしています。女優らしい気品のある振る舞いが特徴ですが、一方で花音と2人きりの時は素の自分を出すなど、裏表がある一面も。売れっ子女優として引っ張りだこではありますが、日菜や幼なじみの瀬田薫とは違い、とても努力家である様子が見られます。
大和麻耶:ドラム
元々はサポートメンバーでしたが、眼鏡を外した時のビジュアルが評価されてPastel*Palettesのドラム担当となった大和麻耶。機械いじりが趣味で、「フヘヘ」とオタクのような発言をすることから、千聖からしばし注意されています。表舞台に出るような柄ではありませんでしたが、パスパレとして出演ている時は最高のパフォーマンスを披露しています。羽丘女子学園では演劇部に所属し、舞台の美術制作などを担当しています。
若宮イヴ:キーボード
日本とフィンランドのハーフで、日本の文化に興味津々なのがキーボード担当の若宮イヴ。「ブシドー」に憧れてはいますが、間違った日本語のことわざを使用しています。ところが、話の文脈に絶妙に合うものを使用することがあり、どこまでが本気なのか分からないところも。元々は雑誌モデルをしており、モデルとアイドルの仕事では人格を使い分けていることから、その様子を見たメンバーに驚かれたことがあります。
世界を笑顔にする「ハロー、ハッピーワールド!」
“ハロハピ”の愛称で親しまれている「ハロー、ハッピーワールド!」は、世界を笑顔にすることを目標に続けているバンド。『バンドリ』では珍しくDJが参加しているバンドで、マスコットを兼ねているミッシェルが担当しています。どのバンドよりも癖のあるメンバーが揃っているハロハピですが、どんなキャラクターが所属しているのでしょうか?さっそく、それぞれの個性や魅力に触れていきます。
弦巻こころ:ボーカル
ハロー、ハッピーワールド!を立ち上げた発起人で、大富豪の令嬢である弦巻こころ。ハイテンションかつ不思議な言動から「花咲川の異空間」と呼ばれており、そのためかシンパシーが合う香澄やはぐみと仲良くしています。決して後ろ向きな発言をしない人物で、前向きでポジティブな性格をしているこころ。また、観察眼にも優れており、隠し事をしているかどうかを見抜ける力を持っています。
瀬田薫:ギター
羽丘女子学園に通っており、演劇部では校外にも多くのファンを持っている瀬田薫。シェイクスピアやゲーテの名言を多用していますが、「そういうことさ」というひと言で片づけており、意味を理解せず使用していることが分かります。また、「儚い」も薫の代名詞で、これは古語でいう「おかし」に相当。全てにおいてクールに立ち振る舞っていますが、高所恐怖症やホラーが苦手という一面があり、気を失っている様子も描かれました。
北沢はぐみ:ベース
ハロハピのベースを担当しているのは、花咲川女子学園に通う北沢はぐみ。明朗快活で単純な思考を持っており、こころからベース担当を依頼された時には、「ギターより本数が少なくて楽しそう」と言って承諾。活発でボーイッシュな外見であり、本人もコンプレックスとして抱えていますが、メンバーからは一番女の子らしいという評価も。ポピパの香澄とは幼なじみで、幼少期は一緒に過ごしていたことがあります。
松原花音:ドラム
ハロハピ唯一の常識人ですが、こころの奇想天外な行動に巻き込まれがちなのが、ドラムを担当している松原花音。ドラムを辞めようとしていたところ、こころのバンド結成に巻き込まれたことで参加することに。いつもおどおどしてパニックになっていますが、一方でいつもびくびくしているため、一番肝が据わっているという評価も。重度の方向音痴であるため、いつも千聖や薫、美咲に助けられている様子があります。
ミッシェル / 奥沢美咲:DJ
奥沢美咲が商店街のマスコットの着ぐるみバイトをしていたところ、弦巻こころのバンド勧誘に誘われ、そのままDJとして加入することに。こころ・薫・はぐみの3人を常識が通用しない「3バカ」と認識しており、実際に奥沢美咲はミッシェルの関係者として6人目のメンバーという認識にされています。至って普通の女の子ですが、こころたちと過ごすことで仲間やバンドに情を持つようになり、やがて大切な存在として見ていきます。
大ガールズバンド時代を終わらせる「RAISE A SUILEN」
『バンドリ』6つ目のバンドで、アニメ2期から登場した「大ガールズバンド時代を終わらせる」ために結成されたのが“RAS”こと「RAISE A SUILEN」。プロデューサーとしても活動するチュチュによって立ち上げられ、メンバーにはいずれも精鋭ばかりが揃えられました。メンバーはどのような素顔を持っているのか、その個性や魅力に触れてみてください。
レイヤ / 和奏レイ:ベースボーカル
RASでベース&ボーカルを担当しているのがレイヤです。チュチュによってバンド勧誘を受けており、その後も幼なじみである花園たえにも声をかけた様子がアニメ2期で描かれました。大人びた雰囲気を持っており、周りとの一定の距離感を保ちながら、相手の願いのために一歩引くことができる、誰よりも大人な人物。ベースや歌唱力は業界内でも高い実力を持っており、まさにRASの看板を背負うに相応しいキャラクターです。
ロック / 朝日六花:ギター
岐阜県出身で、高校進学と同時に上京したのがロックこと朝日六花。ポピパの大ファンで、彼女たちのように輝いたバンド生活を追い求めています。居候している銭湯で住み込みのバイトをしながら、さらにライブハウスでのアルバイトをこなすなど、努力家の一面を覗かせています。ライブハウスではポピパに出演オファーを送るなど、大人しそうな見た目に反して積極的である様子も描かれています。
マスキング / 佐藤ますき:ドラム
ライブハウス「Galaxy」のオーナーの娘で、RASのドラムとして参加しているマスキング。ドラムの腕前は一級品で、夢中になると即興で音を入れてしまう癖を持っています。不愛想な外見も相まって「狂犬」の異名でも呼ばれますが、根は仲間想いで他人のために涙を流せる優しい人物です。またケーキ作りが得意で、可愛いもの好きという一面を持つなど、音楽以外では意外な様子が随所で見られます。
パレオ:キーボード
チュチュを「ご主人様」と言って慕っているのが、RASでキーボードを担当しているパレオ。元々はエレクトーンを弾いていまいたが、スカウトをきっかけにキーボードに転校しており、その腕前は高い演奏技術だけでなくパフォーマンスも一流です。高圧的に接するチュチュのサポートをしており、パレオもまた仲間想いでメンバーのことをよく見ています。
チュチュ:プロデューサー兼DJ
「大ガールズバンド時代を終わらせる」ことを目標に掲げ、そのために「RAISE A SUILEN」を立ち上げたのがチュチュ。プロデューサーとしてRASの運営に関わるだけでなく、ライブではDJとしても演奏に参加しています。自信家でプロ意識が高いですが、年相応にわがままな一面をのぞかせることも。しかしスカウトしたパレオから慕われるだけでなく、それまでバンドに参加しなかったレイヤとマスキングもついてきているため、人望などに恵まれている様子が窺えます。
まとめ
『BanG Dream! 3rd Season』に登場する各バンドのメンバーをまとめましたが、総勢30名が一挙に出てくるだけでなく、さらに家族たちも登場します。とてもキャラクターが多いことから、必ずやお気に入りの人物に出会うことができ、夢中になれるでしょう。アニメはもちろん、ゲームもプレイしてもらって、より『バンドリ』の世界に触れてください。そして魅力的な音楽も堪能して、トコトン楽しんでいきましょう!