ダブルヒロイン＆ダブル主人公という異例の青春ラブコメディ【思い、思われ、ふり、ふられ】略して『ふりふら』！2020年に実写とアニメのW映画化が決定したことで、話題になりました！この記事では、”ダブル”がたくさんあって、笑いあり涙ありの『ふりふら』の主人公の1人である乾和臣を徹底的に紹介していきます！
目次
乾和臣のプロフィール
乾和臣は、ダブルヒロインの1人・市原由奈の幼なじみで高校1年生です。由奈とは同じマンションに住んでいます。10月6日生まれのてんびん座のB型です。趣味は映画観賞で、好きな雑誌は「映画秘宝」と、とにかく映画が大好きです！将来は映画をつくる仕事をしたいと考えています。
サバサバした裏表のない性格！
和臣はサバサバした性格をしていて、思ったことは素直に口にする性格です。そのため朱里のような”恋のかけひき”ができるタイプではありません。そのため朱里は、素直な和臣の言葉にふり回されたり、喜んだりしていました！もはや和臣は、天然の小悪魔です。
また素直すぎる和臣は、隠し事をしたりウソをついたりしたとき、鼻をこするクセがあります。このクセに着目して見ていると、「これウソなんだ～」と気づけます。そして和臣がいつから朱里を好きなのかもわかるかも…。
飄々としているタイプですが、男らしい一面も！
和臣はイマイチ何を考えているかわからない飄々としたタイプですが、男らしい一面があります。これはモテポイントです！朱里がバイト先の男にいい寄られているときも、サラっと正論をいって守ったり、他の生徒たちのいるなかで倒れた朱里を堂々とお姫様だっこしたりと…。感情的にならずに、卒なくこなしていくところもまた男らしいです。
家族にいえない和臣の夢
和臣には将来は映画をつくる仕事がしたいという夢があります。しかし和臣の兄が、ちゃんとした仕事にはつかずに夢を追いかけてイギリスにいってしまったため、両親は和臣に普通の企業に就職してほしいと願っています。そのため和臣は自分の夢を両親に話す勇気がなかなか出ずに悩んでいました。そして作中では、和臣は両親に大好きな映画のDVDを全部捨てられるという事件も…。
朱里とは悩みを話す同士に！
和臣も両親に夢のことを話したいのに、話せずにいました。そして朱里は、母親が結婚と離婚を繰り返すうちに、母親やまわりに気を使いすぎて大事なことをいえない性格になっていました。ひょんなことから、お互いの「家族にいいたいことがいえない悩み」を知り、わかりあえる関係になっていきました。
理央が朱里にキスする現場を見てしまう…。
同士として悩みを語り合っていた和臣と朱里ですが、いろいろなハプニングもあってじょじょに距離が縮んでいきます。そして和臣は気がつくと、朱里のことを意識するようになっていました。その一方で朱里も和臣のことを好きになり、今までに見たことのないくらい”恋する乙女”の表情になっていきました。
その陰で、朱里を本気で好きだった義理の弟・山本理央は辛いキモチになっていました。理央は朱里の弟になったことで、”朱里を好きなキモチ”にフタをしていましたが、本気で恋する朱里を見て抑えられなくなった理央は朱里にキスをしてしまいます。そのキス現場を和臣は目撃しまったのです！そして朱里と理央が本当の姉弟ではないことを知っていた和臣は、理央が朱里を好きなことに気づいてしまうのでした…。
朱里を好きなのに告白を断る？
和臣は朱里を好きになっていましたが、理央の好きな人が朱里だと知って”自分だけ朱里に想いを伝えることはできない”と思ってしまいます。そして夏祭りの日に、「朱里か付き合ってみませんか？」と言われるものの、朱里のことが好きとかではないと断ってしまいます…。
朱里をふったのにキスしてしまう…
夏祭りの告白のあと、朱里は和臣に今までどおりに接してほしくて、必要以上に「切り替え早いから大丈夫アピール」をしてしまいます。朱里が好きなキモチを抑えていた和臣は、それに対して「忘れ方くらい教えてほしい…」とイラ立ちが募っていきます。
そんななか、文化祭で同じ役割を担当することになった和臣と朱里。そして和臣のイラ立ちがどうしようもなくなっていたときに、朱里のスマホに元カレ・亮介から着信がきているのを見てしまいました。そのとき和臣は何も考えられなくなり、朱里にキスをして「これも忘れて」と、自分でも説明できない行動をとってしまいました。
消せない朱里への想い
後日キスのことを謝った和臣は、改めて朱里と友達としてこれからも仲良くしていこうと話し合って決めます。しかしそのあと理央から今は由奈を好きだと聞き、和臣の朱里への気持ちをとめる必要はなくなりました。和臣は朱里のことを考えないように、毎日ランニングをしていましたが、それでも朱里のことばかり考えていることに気づきます。
クリスマスをいっしょに過ごし…
クリスマス、朱里は家族のためにケーキを買ったものの、誰も帰ってこずにいっしょに食べる相手がいない状況になってしまいます。由奈と理央は2人でデートに行ってしまったので、朱里は思い切って和臣を誘うことにします。和臣の家を訪れると、和臣の両親はケンカの真っ最中！それを聞いてしまった朱里は、「外で2人でクリスマスをしよう！」と、和臣を誘い出します。
寒さ対策で2人で鬼ごっこをしたあと、和臣と朱里だけが知っている秘密の場所へ行きます。すると、和臣は誰にもいったことがなかった「映画をつくる仕事がしたい」という夢や、夢を追いかけて外国に行った兄のことを朱里に話しました。和臣と朱里の距離がグッと縮まったクリスマスです！
想いを伝えられる自分になったら…
クリスマスやバレンタインも終わり、和臣と朱里の距離はじわじわ縮まっていました。しかし一度ふられている朱里もふった和臣も、最後の一歩が踏み出せません…。朱里は元カレに「中身空っぽ」といわれたことを気にして、もっと中身を詰め込んでから和臣に想いを伝えたいと考えていました。そして和臣は”将来の夢”のことを両親に話せたら、朱里に想いを伝えようと決めていました！
朱里の元カレ・亮介へ宣戦布告！
和臣は亮介が事あるごとに朱里に連絡をして、会う理由をつくっては朱里に会いにきていることに気づいていました。何度か顔を合せていた和臣と亮介でしたが、いつも朱里をめぐってお互いに牽制をし合っていたのです。そしてついに亮介が朱里に正式に告白、後日返事をすることに…。
朱里が亮介から告白されたことを知った和臣は、理央から亮介の連絡先を聞き呼び出します。亮介に、朱里との関係を今までの関係ではとどめておかないことを宣戦布告します！そして和臣は自分で決めていたように、両親に”将来の夢”の話を話しにいきます。しかし和臣が両親に話にいっている間に、亮介は朱里の返事を聞きにむかってしまいます…。
ついに朱里に想いを伝える！
和臣は強い意志をもって、父親に殴られても”将来の夢”を伝えました。そして朱里に将来の夢を親に話したことと、告白をするために朱里に連絡します。いつもの2人だけの秘密の場所である見晴らし台で待ち合わせ。ついにお互いの想いを伝えあって付き合うことに！朱里の告白から、いろいろ遠回りをした2人でしたが、ようやくお互いのキモチを確認して次のステップへ進むことができました。
やっと付き合えた2人に新たな事件が…
両想いになってから、付き合うまでずいぶん時間がかかった和臣と朱里でしたが、付き合った直後朱里の父親が海外赴任することに…。朱里は和臣と離れたくないという理由で、日本に残ることにしました。しかし通訳を目指す朱里が、海外にいくチャンスを見過ごすことを和臣は納得できずにいました。
そして和臣と朱里はアメリカ行きの話をするなかで、朱里が「和臣のためだったら、いつだって夢くらい捨てられる」といいました。それに対して、和臣はそれをいわれてみうれしくないとキッパリいいます。さらに自分のために夢を諦められるくらいなら、別れると朱里にいいました。しかしこれは和臣なりに、朱里のためを思っていったことだったのです…。
朱里を追いかけてアメリカへ！
和臣にそこまでいわれ朱里はアメリカにいくことを決意！朱里が和臣にそれを伝えると、和臣も「別れる」といったことは本気じゃないこと、本当は夢より自分を選ぶといってくれたことがうれしかったことを話しました。そして2人は、”離れても絶対別れないこと”を約束します。本当は和臣だって朱里と離れることは辛いはずなのに、それでも朱里に間違えた選択をしてほしくないから、あえてキツイ言葉をいうなんて和臣はとても優しいです！
ついに和臣は高校を卒業と同時に、映画の勉強をするためにアメリカの大学へ進学。和臣と朱里はアメリカで再会することになりました！【ふりふら】は、和臣と朱里が再会したところで終わってしまいますが、きっとそのあとラブラブなキャンパスライフを送ったことでしょう。
乾和臣の紹介まとめ！
主人公の1人・乾和臣について徹底的に紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？優しくて自分より相手のことを考えるタイプ、素直すぎる天然の小悪魔の和臣の魅力が伝わったのではないでしょうか！付き合うまでかなり遠回りしましたが、一途な和臣と、そんな和臣を本気で好きになった朱里はこの先ずっと幸せに過ごしていくのでしょうね！
