食戟のソーマで序盤からメインヒロインとして活躍し続ける薙切えりな。最初は創真に敵対心を抱き常にツンツンしているキャラクターでしたが、第三期では反逆者連合のリーダー格として仲間たちと十傑に戦いを挑みました。そして第四期ではついにえりなが食戟に参加!中盤、最終局面とえりなの食戟がたっぷり楽しめます。そこで今回は第四期でえりながどのように活躍するのか一足先にご紹介。料理の腕だけでなく精神面でも大きく成長したえりなを紹介していきます。
目次
連帯食戟前は薊に怯えていたえりな
今回の連帯食戟で成長したのは料理の腕と仲間との絆だけではありません。特にえりなは精神面でかなり大きな成長を遂げていくことになります。連帯食戟が始まる前は過去の出来事もあり明らかに薊に恐怖を感じていた様子のえりな。しかし連帯食戟終盤では自分自身の考えで行動し、幼少期から英才教育の様に叩き込まれた薊の呪縛から解き放たれます。
えりなが不良娘に!?ついに薊に反抗するようになったえりな
えりなと言えばやはりこの女王様のような態度!薊の前ではなりを潜めていましたが、仲間と力を合わせ連帯食戟をするにあたりついに自分の意見を父である薊にぶつけます。この時口にした「いい子」とは薊の言いなりになっていた頃の自分を指しており、完全に父親に反抗する態度をとっています。まさに遅れてきた反抗期!(笑)この表情とセリフこそが実にえりなといった感じで最高です。
ちょっとづつアリス化していくえりな
連帯食戟のサードバウトに選ばれたのは創真・タクミ・恵の一年生トリオ!まだえりなは連帯食戟に登場していませんが、この三人をチームとして送り出したのはえりなでした。この食戟は文字通り「連帯」が大切な食戟。その連帯を最大限まで発揮できるのは気心の知れたこの三人と考えたようです。気になったのはその三人を応援するえりなの姿。以前のえりなからは考えられないようなパワフルな応援で、周りからはちょっとずつアリスに似てきたとまで言われていました。
連帯食戟、えりなの初陣はフォースバウトから!
サードバウトでの応援も済まし、フォースバウトではついにえりなが連帯食戟に参戦!相手は第三席の茜ヶ久保ももです。スイーツ作りに特化しているももを相手に気になるテーマ食材はというと「黒糖」。またもやお菓子作り対決になる気配が漂ってきます。
フォースバウトでえりなが作ったのはスフレを使ったどら焼き
えりなはこの連帯食戟でスフレで作ったどら焼きのようなスイーツでした。このスイーツを作るきっかけとなったのがサードバウトで恵が作り惜しくも敗れたどら焼きを見たから。恵のチャレンジする姿に心をうたれたえりなは、敵討ちのような意味も込めてこの料理を作ったようです。ちなみにこの料理の名前は「スフレ・レジェ・ドゥ・グラース」。スフレ・レジェは「かるいスフレ」そしてグラースは「恵み」を意味する言葉でした。仲間の為にも戦う。ここにもえりなの成長が伺えます。
フォースバウトの結果はえりなや審査員だけでなく相手も認める結果に
フォースバウトで作ったスフレ・レジェ・ドゥ・グラースは審査員に「神が降りたような常識を超えた啓示的回答」とまで言わせるほど大好評。しかしそんなスイーツを見てももは95点と言い切ります。理由はスフレをどら焼きにしてしまったから食感や風味がぼやけてしまうという事。しかしえりなに試食するように勧められ一口食べるとあっという間にそのどら焼きの虜に……ごらんの様に目をハートにしてプルプル震え、我慢できずに「このどら焼き超かわいい~っ!」とリアクションしてしまいます。
フォースバウト、えりな最後の決めセリフは「御粗末さま」
ももとの勝負に3-0で完勝したえりな。その最後の一言は主人公の創真が使っていることでお馴染みの「御粗末さま」でした。ちょっとアレンジはしているものの明らかに創真を意識したようなこの言葉。仲間のもとに戻ると案の定創真は「パクりやがって」とニヤニヤしながら近づいてきます。えりなは創真からインスパイアされて言ったわけじゃないと言うのですが……知らず知らずのうちに同じ言葉を使うなんてそれこそもう恋人のような関係がしますね(笑)
ファイナルバウトではえりながメインを担当する事になるものの……
ファイナルバウトのテーマは「コース料理」。一人が前菜を作り、もう一人がメイン料理を作る事になります。こうなると当然どっちがメイン料理を担当するかで揉めるの二人。事前に担当を決めて息ピッタリの司&竜胆ペアに対し、二人は最後の最後までどちらがメインを担当するかでもめていました。最終的には会場に現れてもじゃんけんをする始末。最終的にえりながメイン料理を担当する事になったのですが、ここでも更なる問題が起こってしまいます。
食戟の最中に食戟!?仲間同士でも戦うえりなと創真
揉めに揉めた結果前菜を担当する事になった創真でしたが、ここで創真がとんでもない行動に出始めます。前菜と言えばメイン料理を引き立てる役目がある重要な料理。その前菜に創真はアニメで原始人が食べているような骨付きの肉を作ってしまいます。当然前菜として失格だとこき下ろされる創真でしたが、これは創真からえりなへの挑戦状。創真はこの料理を前菜にするようなスペシャリテでかかってこいとえりなを挑発します。
えりなが作り出したスペシャリテとは!?
「楽園から飛び立つ真の美食~不良娘風~」。えりなの作ったスペシャリテの名前なのですが、その正体は何と親子丼でした。親子丼といっても私たちが知るような物とはかなり違ったのですが、親子丼・そこに使われたゲソピー・そして最後に化けるふりかけ……どれも創真が過去に作った料理からヒントを得ているようにしか思えません。この事からえりなは新たな皿へ突き進むため、他人の意見や才能も取り込む成長を遂げているのが分かります。
えりなのスペシャリテを食べた薊のリアクションがヤバい!(笑)
何事ですかお父さん!?と思わず言ってしまいそうになるこの一枚。インパクトはかなり強烈です(笑)薊には「おさずけ」という美味しいものを食べると周りの人間の服がはじけ飛ぶかなり特殊な能力の持ち主なのですが、えりなの料理を食べた事によりついに自分の服までおさずけではじけ飛んでしまいます。それにしてもこの顔にこの体制でブリーフ一丁……かなりシュールなシーンとなっています。
連帯食戟後、えりなは遠月の総帥に抜擢!
連帯食戟が終了し、完全勝利をおさめた反逆者連合は新たな十傑を決めることになったのですが、ここでまたひと悶着おこります。今回のファイナルバウトでえりなが作った親子丼は先ほども紹介した通り創真が過去に作った料理をかなり参考にしたものでした。その事もありえりなは創真が一番の功労者だと言って創真をトップの第一席に推薦します。しかしそれを良しとしなかったのが創真です。結局は自分の前菜を超えたスペシャリテを作ったえりなの方が上でないと納得いかない創真はえりなを自分より上の総裁に推薦。こうしてえりなは総帥の座に就くこととなりました。
第四期に登場するかは微妙?えりなの母、真凪
今回の連帯食戟はえりなと父である薊にスポットライトが当たっていましたが、その後の物語ではついにえりなの実母である薙切真凪が登場します。ただし第四期がここまでやるのかは微妙……(連帯食戟までで終わる可能性あり)真凪もえりなと同じく神の舌を持つ人物で、薊が現在のような性格になるきっかけにもなった人物でもあります。
神の舌を持つリーダー、えりなまとめ
ここまでえりなについて紹介してきましたがいかがだったでしょうか?物語もかなり進んでそれぞれが成長を遂げているのですが、その中でもやはりえりなの成長はかなり大きくなっています。最初は事あるごとに創真に突っかかっていたえりなが、第四期では力を合わせ認め合うまでに成長するとは……みなさんもえりなの成長に注目してみてください。