「シャーマンキング」は連載からすでに20年を超えた作品です。以前週刊少年ジャンプで連載されており、今でもコアなファンがいます。その証拠に打ち切りになったにも関わらず続編や完結編も出ているなど今も注目されています。そんなシャーマンを題材とした「シャーマンキング」には様々な名言が存在します。そこで今回は主人公の麻倉葉の名言を詳しく紹介していきます。
目次
- ユルイシャーマン!!麻倉葉の名言その1「なんとかなる」
- ユルイシャーマン!!麻倉葉の名言その2「霊の見える奴に悪い奴はいない」
- ユルイシャーマン!!麻倉葉の名言その3「負けてこんなに悔しい気持ちになるなんて生まれて初めてだ」
- ユルイシャーマン!!麻倉葉の名言その4「邪魔だからって殺してんじゃハオとなんも変わんねえだろ」
- ユルイシャーマン!!麻倉葉の名言その5「だってあいつ友達いねぇだろ」
- ユルイシャーマン!!麻倉葉の名言その6「そん時はオイラがシャーマンキングになってなんとかしてやる」
- ユルイシャーマン!!麻倉葉の名言その7「あいつはオイラの兄なんよ」
- ユルイシャーマン!!麻倉葉の名言その8「そしてすまん アンナ」
- ユルイシャーマン!!麻倉葉の名言その9「アンナはアンナだろ?」
- ユルイシャーマン!!麻倉葉の名言その10「オイラ達は魂が敗けねぇ限り負けることはねぇ」
- 【シャーマンキング】ユルイシャーマン!!麻倉葉の名言紹介!!まとめ
ユルイシャーマン!!麻倉葉の名言その1「なんとかなる」
まず、初めに紹介する麻倉葉の名言は、「なんとかなる」です。この名言は、麻倉葉の代表的な名言であり、口癖でもあります。ゆるくのんびりとした麻倉葉の性格が上手く表現された言葉でもあり、シャーマンキングを知っている人であれば印象深い言葉でもあるでしょう。一見適当な言葉にも聞こえます。しかし、この言葉は、焦ってもどうしようもなく、なんとかなると信じて今できることをやろうという意志が込められています。自分で限界を決めて諦めるのではなく、なんとかなることを信じて突き進むことの重要性が学べる言葉でもあります。
ユルイシャーマン!!麻倉葉の名言その2「霊の見える奴に悪い奴はいない」
次に紹介する麻倉葉の名言は、「霊の見える奴に悪い奴はいない」というセリフです。この名言もシャーマンキングではたびたび登場している言葉の一つです。シャーマンキングでは悪役ももちろん登場します。ですが、他の漫画と根本的に違うことがあります。それは全員が己の信念のために正義だと思って行動しています。さらに根っからの悪はおらず、ラスボスのハオでさえも平和的に解決して倒そうとするバトル漫画では異質な作品です。それは葉の霊の見える奴に悪い奴はいないという理論が根付いているからです。霊が見えると言う共通点があることで、お互いに理解しあえるというシャーマンキングの優しい世界が現れた言葉です。
ユルイシャーマン!!麻倉葉の名言その3「負けてこんなに悔しい気持ちになるなんて生まれて初めてだ」
「負けてこんなに悔しい気持ちになるなんて生まれて初めてだ」というセリフも麻倉葉の名言の一つです。この名言は、麻倉葉がシャーマンファイトの予選でファウスト八世と戦って負けた時の言葉です。葉が初めて感情的になり、涙したシーンでもあります。友達の小山田まん太が狙われたことで必死に守るも試合には負けてしまいます。そこで、自分の力のなさを痛感している時の言葉です。葉がいかにシャーマンファイトを本気でやっているのかということと、友だちを大切にしているかがわかる名言でもあります。
ユルイシャーマン!!麻倉葉の名言その4「邪魔だからって殺してんじゃハオとなんも変わんねえだろ」
次に紹介する麻倉葉の名言は、「邪魔だからって殺してんじゃハオとなんも変わんねえだろ」というセリフです。この名言は、シャーマンファイトにてアメリカに行く際の葉の言葉です。ハオの手先を目の前で殺された葉が、殺した張本人であるXーLOWSに言った言葉です。どんな人間も殺してしまえば謝ることもできないし、和解できないから殺すのは良くないと主張する葉の優しさが伝わります。どんな悪にも手を差し伸べようとする新しい主人公像とも言えるでしょう。
ユルイシャーマン!!麻倉葉の名言その5「だってあいつ友達いねぇだろ」
5つ目に紹介する麻倉葉の名言は、「だってあいつ友達いねぇだろ」というセリフです。この名言は、シャーマンファイトの本選でライバルのチームザ・蓮との試合前に言った言葉です。前日に宿敵でもあるハオとお茶をしたことを咎められた蓮やホロホロに対して言った言葉です。試合前に対戦相手ではなく、違う相手へのメッセージとも取れます。最大の敵であるハオに対しても友達がいないことを同情してお茶を飲みに行き、心配するという優しいながらもユルイ名言です。こういった葉の場の空気を変えるゆるい名言はシャーマンキング独特と言えるでしょう。
ユルイシャーマン!!麻倉葉の名言その6「そん時はオイラがシャーマンキングになってなんとかしてやる」
「そん時はオイラがシャーマンキングになってなんとかしてやる」というセリフはシャーマンキングの中でも特に重要で印象的な名言の一つです。この名言は、麻倉葉が恐山アンナに対して言った言葉であり、プロポーズの言葉でもあります。人の心を読めてしまう恐山アンナを初詣に誘った葉。しかし、人の心が読めてしまい、それに反応するたびに鬼を生み出してしまうアンナ。アンナはそんな自分を嫌って誰とも関わらないようにしていました。しかし、葉はアンナを見捨てることはなく、どうにもならなくなった時もシャーマンキングになってなんとかしてやると伝えます。麻倉葉のプロポーズとも言える言葉でもあり、アンナが葉に惚れた瞬間でもあります。
ユルイシャーマン!!麻倉葉の名言その7「あいつはオイラの兄なんよ」
次に紹介する麻倉葉の名言は、「あいつはオイラの兄なんよ」というセリフです。この名言は、ラスボスである強敵のハオの正体を葉が仲間に打ち明ける時の言葉です。ハオは過去から転生して現代に生まれ変わった人物です。そして、葉の双子の兄として生まれました。この事実を知ることは麻倉のハオを倒す宿命に関わることでもあります。そのため、今までは教えなかったものの、仲間を信用することで打ち明けた瞬間です。説明としてはざっくりでゆるいですが、衝撃の事実でもありシャーマンキングの作中では大きな転換期とも言えるでしょう。
ユルイシャーマン!!麻倉葉の名言その8「そしてすまん アンナ」
8つ目に紹介する麻倉葉の名言は、「そしてすまん アンナ」というセリフです。この名言は、麻倉葉がシャーマンキングになるのを諦めてしまう時の言葉です。葉の仲間でありライバルである道蓮はハオの手先によって殺されてしまいます。生き返らせるためには敵チームであるXLOWSのボス、アイアンメイデン・ジャンヌに頼らなければなりませんでした。そこでどんな条件も飲むと言うことで、葉は蓮を生き返らせることを頼みます。そして、シャーマンファイトを辞退することと引き換えに蓮は蘇ることとなりました。葉の夢を捨ててまで友達を助けようとする優しさが伝わるシーンです。また、それによりシャーマンキングになれなくなってしまったことを、妻のアンナに謝りながらも決心しているのが切ないです。
ユルイシャーマン!!麻倉葉の名言その9「アンナはアンナだろ?」
次に紹介する名言は、「アンナはアンナだろ?」というセリフです。この名言は、ハオと戦っているアンナを助けに来た葉の言葉です。ハオの圧倒的な力の前になすすべがなくなったアンナ。ハオはアンナを追いつめることで本性をあらわにさせようとします。そこで地獄の修行から復帰した葉が現れます。アンナはアンナだとアンナの存在を認めることで、アンナは正気を取りも出します。恐山アンナのことを本当の意味で理解して愛している葉だからこそ言える言葉です。
ユルイシャーマン!!麻倉葉の名言その10「オイラ達は魂が敗けねぇ限り負けることはねぇ」
最後に紹介する麻倉葉の名言は、「オイラ達は魂が敗けねぇ限り負けることはねぇ」というセリフです。この名言は、シャーマンキングになって眠りについたハオを倒しに向かっている最中の葉の言葉です。シャーマンの戦いにおいて精神的に折れてしまうことが負けを意味します。そのため、魂が敗けない限りは負けではないとパッチ族と戦います。どんなことも諦めず、信念を持ち続けることが重要だと教えてくれる名言でもあります。
【シャーマンキング】ユルイシャーマン!!麻倉葉の名言紹介!!まとめ
今回はシャーマンキングの主人公である麻倉葉の名言を紹介しました。シャーマンキングは、バトル漫画でありながらも他の作品とは一味違います。優しく深いメッセージも多いので、共感できる部分も多い事でしょう。完全版も発売されていて、本当のラストもすでに描かれているので、一度目を通してみてはいかがでしょうか。あなたのお気に入りの名言も見つかるかもしれません。