大人気アニメ「とある魔術の禁書目録」。 魔術と科学が交差する、学園都市を舞台としたSFアニメです。どのシリーズもかなり人気でしたが、2019年の夏から新シリーズ「とある科学の一方通行」が放送されることになっています。こちらのシリーズは「とある」シリーズの中でも特に人気のあるキャラクター、「一方通行(アクセラレータ)」が主人公となって物語が展開していきます。こちらの記事では、「とある科学の一方通行」に登場する秘密結社である「DA」について詳しく解説していきます。アニメ放送前にチェックしておきましょう!
目次
7月からアニメスタート!「とある科学の一方通行」ってどんなストーリーなの?
舞台は前作と同じ「学園都市」。この中でもたった7人しかいない、「超能力者(レベル5)」の1人である「一方通行(アクセラレータ)」は、学園都市の中でも最強の超能力者でした。しかしそんな彼は、「打ち止め(ラストオーダー)」を救った際に、脳に損傷を負っていたのです。そのため現在は入院していました。
ここでDAと出会う
ある夜、一方通行の入院している病院に侵入者が現れます。それは魔術師の少女エステル・ローゼンタール、さらに彼女を狙う謎の組織「DA」だったのです。DAは武装した「警備員(アンチスキル)」で構成されていて、一方通行から撃退されました。さらに魔術師の少女エステルは、「DA」が何かの計画に「打ち止め」をはじめとした「妹達」を利用しようとしていると言うのです。ここからまた、騒動が発展していきます。
詳しく解説!「DA」とはいったいどんな組織なのか
建前としては警備員の組織であり、「ディシプナリー・アクション」の略です、しかしその実は懲戒処分になった警備員たちが始めた秘密結社であり、自分たちの「正義」を実現するためなら手段を選ばず、活動の証拠を消すためにならば殺人でも行えてしまうというかなり過激な思想を持った集団でもあります。この思想に賛同する警備員、元警備員は意外にも多く、その他権力者から情報や資金、技術なども受けているため、行動力や技術力に長けています。しかしあまりにも過激であるため当然敵も多い集団です。彼らはエステルを使ってなにかするつもりで計画を立てていたのですが、亡本によりつぶされてしまいます。エステルいわく「警備員の異端」とも言われています。
エステルとは?
エステルとは「エステル=ローゼンタール」という少女のことを指します。特殊な死霊術を受け継ぐ「ローゼンタール家」の23代当主を務める少女であり、かつては菱形の研究に協力していましたが、友人の蛭魅を失ったショックから自分の過ちを正そうと、DAの追手を振り切って逃亡します。根っからのお人好しでもあります。
DAのメンバー紹介!①菱形光比古
ここかからは、「DA」に所属する主要メンバーを紹介します。まず1人目の菱形光比古は、「うん’」が口癖の聖音高等学校の職員です。かつては暴走能力の法則解析用誘爆実験」や「暗闇の五月計画」と同じように、「置き去り」を使った学園都市暗部の研究「プロデュース」に参加していたことがありました。詳細についてはわからないところも多いのですが、「自分だけの現実」がどこに宿っているのかを調べるための組織であり、なんと被験者の脳を切り分けて調査するという非道な方法をとっていました。
DAに協力しているけれど……
「DA」に協力していて、兵器「棺桶」を提供したり、内部の粛清などを担当しています。妹の蛭魅と一緒に『DA』の指示に従って入るのですが、彼の本当の目的は「完全なる肉体と完全なる脳」の実現であり、ただただ利用しているに過ぎないという状態です。ちなみに能力者の死体を利用した巨大兵器を開発していて、エステルのことも利用し魔術方面の技術も持っているようです。
DAのメンバー紹介!②西雄
西雄はDAのメンバーの一人であり、特殊装備を用いる非正規の警備員です。「正義」に酔う三下であり、第1話にてエステルを追って一方通行がいる病院に潜入しまし、彼女を捕らえました。 しかしそこを一方通行に襲撃されてしまい、菱形の「プロトタイプ」を粉砕されて撤退することになりました。その後はエステル捕獲の失敗や「プロトタイプ」の責任を取らされることになってしまい、彼は無残な最期を迎えます。
DAのメンバー紹介!③菱形蛭魅
菱形蛭魅とは、共同研究者の少女であり、菱形光比古の妹です。菱形と同じように『DA』に対して協力しているように見せていますが、兄と同じく彼女もただ利用しているだけあり、忠誠心などもまったくもってないようです。蛭魅もまた「完全なる肉体と完全なる脳」が目的となっていますが、いまいち謎の多い少女となっています。彼女は、実験のアドバイザーとして無理矢理連れてこられていたエステル=ローゼンタールの友人であり唯一親しく付き合っていました。しかし現在はとある理由により、無数のチューブに繋がれた状態となっています。
しかし、不慮の事故にあってしまう
なんと蛭魅は、不慮の事故によって死亡してしまうのです。友人を亡くしたエステルは死霊術によって蘇らせようとしたのですが、不完全に起動した「檮杌(とうこつ)」が憑依するという形で復活してしまうのです。そのため結果としては蘇ることもなく、檮杌でもない謎の存在が体に入り込むということになりました。見た目は蛭魅でも中身は全くの別物という状態で存在することになってしまったのです。現在はしゃべることもできず、壁を叩いたりモニターを指さしたりなどで菱形とコミュニケーションをとっているという状態です。また無数に繋がれているチューブの先端にはモニターが接続されていて、これは自分の意志で動かすことができるようです。この一件により、エステルは大きなショックを抱えました。
DAに関するまとめ!
以上が、「とある科学の一方通行」に登場する秘密結社「DA」についての解説でした!元警備員によって構成された「正義」をつらぬく組織だとされていますが、かなり過激な思想を持った集団であることがわかりました。アニメ放送がスタートすれば、またさらなる注目をあびるのではないでしょうか。夏が待ち遠しいですね!