「フェアリーテイル」に登場するガジル・レッドフォックス。今回は、ガジルの強さや魅力をまとめました。ガジルは、2018年10月7日よりTVアニメ「フェアリーテイル」のファイナルシリーズにも登場しますのでぜひチェックしてみてください。
ガジルのプロフィール
出典: フェアリーテイル ©真島ヒロ・講談社/フェアリーテイル製作委員会・テレビ東京
黒色の背中までのびたざんばらな髪が特徴の青年魔導士。左肩に黒色のギルドの紋章が入っている。(「幽鬼の支配者」所属時は右肩) 初登場時は「幽鬼の支配者」に所属しており、「妖精の尻尾」のギルドを(物理的に)めちゃくちゃにした張本人。 鉄竜メタリカーナに育てられた鉄の減竜魔導士。
性格
口が悪く、無愛想な性格。 初期の頃はレビィたちを木に磔にしたりギルドをボロボロにしたり、挙句ルーシィーを投げナイフの的にして仲間からもビビられると 残忍・凶悪を絵にかいたような性格だった。「妖精の尻尾」の仲間たちに対しては罪悪感を持っていたようで、ジェットとドロイからの制裁を甘んじて受けている。
趣味
出典: フェアリーテイル ©真島ヒロ・講談社/フェアリーテイル製作委員会・テレビ東京
音楽が趣味でギルド内では謎のスーツとハット、サングラスを着用し、ルーシィなどのバニーガールを後ろで躍らせながら演奏する姿を時々見る。 が、実力及び周囲からの評価はオルガの独唱同様にあまり高いほうではなく、アニメ版では最早ただの怒鳴り声であった。また妖精の尻尾解散後は何度かひとり旅をしていたようで、温泉通になっていた。
ガジルの初登場回
出典: フェアリーテイル ©真島ヒロ・講談社/フェアリーテイル製作委員会・テレビ東京
元は「幽霊の支配者」の一員。その頃他のメンバーからは、「ガジルさん」と呼ばれ恐れられていた。 妖精の尻尾の本部を破壊し、チーム「シャドウギア」を闇討ちしにして公園に礎にしたうえ、人質のルーシィ相手に目隠しして投げナイフの的にするなど悪行の限りを尽くしたが、ナツとの対決の果てに遂に倒された。
妖精の尻尾に移籍
「幽鬼の支配者」解散後は同じギルドであったジュビア・ロクサーと、「妖精の尻尾」マスター、マカロフの導き(ただし妖精の尻尾への介入に対しては「許すとでも思ったか」などと言われている)により「妖精の尻尾」に移籍した。
二重スパイ
この後、シャドウギアのジェット&ドロイからの制裁は甘んじて受けており、その態度に怒ったラクサスがBoFTを起こすきっかけになっている。 BoFTではナツと相克しながらもラクサスに挑み、自らの身体を避雷針に変えるという捨て身の戦法でナツの勝利を導いた。また、妖精の尻尾加盟の後、マカロフの息子(ラクサスの父)イワン・ドレアーが結成した大鴉の尻尾に二重スパイとして加入した。
鉄の減竜魔法
出典: フェアリーテイル ©真島ヒロ・講談社/フェアリーテイル製作委員会・テレビ東京
鉄の滅竜魔導士であるガジルは体の一部を鉄に変えたり、体から作り出した鉄を造形し武器や飛び道具にすることができます。戦闘中、魔力や体力が消耗した際には、鉄を食べることで体力の回復や魔力を引き上げることが可能です。鉄の滅竜魔導士のガジルは、鉄の滅竜魔法により鉄を様々な形にすることで多彩な攻撃を繰り出します。
出典: フェアリーテイル ©真島ヒロ・講談社/フェアリーテイル製作委員会・テレビ東京
全身を鉄の鱗に変えることで体を鉄の硬度に変え、攻撃力や防御力を上げるのを得意とする。持ち前の怪力に加え威力が上がり、回し蹴りの風圧だけで壁にひびを入れたほど。 好戦的な彼らしい戦闘向きな魔法でありながら、支援役としても優秀。炎や毒の滅竜魔法と比べると補給源調達が楽なのも利点だが、流石に水中では呼吸も補給も難しくなる模様。
ガジルのパートーナー
出典: フェアリーテイル ©真島ヒロ・講談社/フェアリーテイル製作委員会・テレビ東京
エドラス編ではナツとウェンディには猫の相棒がいるのに自分にはいないことを不服に思っていたことが明かされ、エドラスで王国師団長を務めていたパンサーリリーを勝手に相棒認定し闘った。 エドラス国王・ファウストとの戦いではナツやウェンディと共に竜の力を解き放ち、人造ドラゴンドロア。アニムを打ち破った。エドラスとのアニマ流入が止まると、猫の姿になったパンサーリリーとパートナーになった。
出典: フェアリーテイル ©真島ヒロ・講談社/フェアリーテイル製作委員会・テレビ東京
S級試験編ではジュビアは選ばれたのに彼は選ばれなかった(リリー曰く「信用が無いんだろ、エルザの」)が、受験者に選ばれたレビィ・幕ガーデンとパートナーを組んだ。それ以来、リリーも含めた2人と1匹で行動することが増えている。
レビィとの関係
出典: フェアリーテイル ©真島ヒロ・講談社/フェアリーテイル製作委員会・テレビ東京
フェアリーテイルのメンバーの一人レヴィは、小柄で可愛い女の子。人懐こい性格で、大の本好き。そのため小説家志望のルーシィともすぐに仲良くなっていました。しかし、フェアリーテイルに入ったばかりのガジルに対するレヴィの反応は、いつもの気さくさがありませんでした。それもそのはず、「幽鬼の支配者」のガジルとして、フェアリーテイルと対立していた際、見せしめとしてレヴィを含めた3人を木に磔にしたことがあったため、レヴィはガジルに怯えていたのです。
徐々に近まる距離
しかし、寛容で優しいレヴィはガジルへの恐怖を抑えつつ、ガジルに歩み寄ろうと努力をします。そんなレヴィの優しさにガジルも応えるようになり、いつしかフェアリーテイルの仲間として他の皆からも受け入れられるようになります。徐々に距離が縮まり、かなり親密に関係だと思われるガジルとレヴィですが、最終回では衝撃的な告白をレヴィがガジルに伝えるシーンが描かれています。
出典: フェアリーテイル ©真島ヒロ・講談社/フェアリーテイル製作委員会・テレビ東京
ガジルの耳元でひそひそ話をするレヴィ。その直後に顔を赤らめるガジル。 周りの人には聞こえない程度の話し声でしたが、少し離れたところにいたルーシィの耳には「赤ちゃん」という言葉が聞こえてきました。レビィはガジルの子供を身籠ったのか、それとも「赤ちゃんが欲しい」と言ったのか?そこまでは明かされていませんが、どうやら二人の関係は、思った以上に深まっていたことが判明しています。
モード「鉄影竜」
出典: フェアリーテイル ©真島ヒロ・講談社/フェアリーテイル製作委員会・テレビ東京
天狼島で7年間コールドスリープさせられていたが復活し、大魔闘演武ではBチームとして出場した。 剣咬の虎のローグ・チェーニとの戦いの最中、なんと影を食い、鉄影竜の力を入手した。結局戦いはナツがシメてしまったのだが、その最中にガジルは地下で竜の墓場を発見することとなる。冥府の門との戦いでは九鬼門の一人トラフザーとの戦いで黒水の中に取り込まれ溺死寸前になるも、レビィの人口呼吸で窮地を救われ、絶対的不利状況の最中、黒水の炭素を取り込んで鋼を作り出すという離れ業でトラフザーを撃破した。
ガジルの人間関係
出典: フェアリーテイル ©真島ヒロ・講談社/フェアリーテイル製作委員会・テレビ東京
無愛想でドSなため友人は少ないのだが、同じファントム出身のジュビアからは何故か君付けで呼ばれており、アニメ版ではやや絡みが増えている(大体そのたびに「なんでグレイ様じゃないんですかぁ~~!!」と泣きつかれる)。 ファントム時代からナツとは凄まじく仲が悪く、エドラス編や大魔闘演武、冥府の門の九鬼門との戦いでも仲間割れしているほど相成れない。故に戦闘時にコンビを組んでしまった場合には、大概ナツの(ひいては自分自身の)ライバル心を利用して各個撃破を行うのがいつもの流れ。 シャドウギアの3人とは今ではすっかり打ち解けており、先述した通り天狼島の一件以降はレビィと行動を共にすることが増えた。
エドラスでのガジル
出典: フェアリーテイル ©真島ヒロ・講談社/フェアリーテイル製作委員会・テレビ東京
エドラスにおけるガジル。 漫画版未登場。 王国の悪政を糾弾するフリーの記者で、エドラスの人々から疎まれている。 一人称は「僕」の丁寧な口調、髪型は後ろ髪がパーマで、ピアスは耳のみ、メガネとソフト帽とスーツを着用している。 「ギヒッ」という特徴的な笑い声は共通している。エドラスの街のバーでアースランドのガジルと出会い意気投合し、彼に協力する。
ガジルの担当声優
出典: フェアリーテイル ©真島ヒロ・講談社/フェアリーテイル製作委員会・テレビ東京
敵として登場しましたが、すっかり「フェアリーテイル」の一員として定着したガジル。ガジルの声を演じたのは、声優の波多野渉さんです。波多野さんが声優としてデビューしたのは2001年、声優の子安武人作オリジナルドラマCDのアナウンサー役でした。テレビアニメデビューは同年の「よばれてとびでて!アクビちゃん」の台東ケン役・小平先生役で、波多野さんのアニメ声優の代表作として「黒子のバスケ」の実渕玲央役、「信長の忍び」の織田信長役、「アイドリッシュセブン」の八乙女楽役などがあります。
まとめ
声優の波多野渉さんが声を担当する「ガジル・レッドフォックス」。「フェアリーテイル」には、鉄の滅竜魔導士として登場しています。当初は敵対する魔導士ギルドに所属していたことからフェアリーテイル内では異質な存在でしたが、レヴィの歩み寄りもあって今では頼もしい仲間として受け入れられているようです。そのレヴィとは、非常に親密な間柄であることが最終回で判明しています。ぜひ原作やアニメでガジルの活躍をチェックしてみてください。