全世界で累計発行部数6000万部以上を記録した真島ヒロによる人気漫画「FAIRY TAIL (フェアリーテイル)」に登場するマスコット的存在のハッピーを始めとしたエクシードについて詳しく解説していきます。
エクシードとは!?
出典: フェアリーテイル ©真島ヒロ・講談社/フェアリーテイル製作委員会・テレビ東京
「エクシード」の正体は、エドラスの浮遊島に「エクスタリア」に棲み、親の身長と同じくらいの大きさの卵から産まれる猫にそっくりな種族です。エクシードの女王シャゴットは、魔法の力もあまり強くなく人間に比べて、弱い生き物であるエクシードを守るために彼女の予知能力を利用して、人間たちにエクシードの正体を「人間の死を決定する神」であると信じませることで王国の平和を守っていました。
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そのためエドラスではエクシードは、天使に等しい扱いであり、人間から聖獣として崇められていました。「エクスタリア崩壊」の未来を見て恐怖した女王シャゴットは子供達を卵(計100個)の状態でアースランドに逃しました。その卵から産まれたのがハッピー、シャルル、レクターフロッシュ、レギオン隊のサミュルだったのです。
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シャゴットが悪者になり、ハッピー達を卵の状態でアースランドに送った名目が必要だったため「ドラゴンスレイヤーの抹殺」という使命を与えたのです。しかし命令は「ドラゴンスレイヤーをエドラスに連れて帰る」という内容に書き換えられましたエクシードの中には、パンサー・リリーやサミュエルのように人間に似た戦闘モードに変身でき、ずば抜けた強さや魔法を発揮する個体も存在します。また本人は気付いていませんが、シャルルは翼(エーラ)以外にも予知能力を操ることができます。その他にもシャルルは修行の成果により変身魔法を覚え、人間の姿になることもできるようになりました。
妖精の尻尾のエクシード
ハッピー
出典: フェアリーテイル ©真島ヒロ・講談社/フェアリーテイル製作委員会・テレビ東京
6歳で、背中に緑色の紋章がある。いつも緑のネッカチーフを首に巻いている可愛い青猫。 好きなものは魚、嫌いなものは犬(プルーは平気)。身長は48.6cm。 一人称は「オイラ」で、口癖は「あい」「あいさ」喋り方は可愛らしいが、涼しい顔で言葉の節々に棘のあることを言い、若干毒舌気味のボケをかます。
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ハッピーは「翼(エーラ)」という背中の翼で空を飛ぶ魔法が使えます。エクシードは生まれた時に既に翼が生えているのですぐに飛び回ることが可能です。大人1人ほど(ハッピー曰く2人目はさすがに無理)運ぶことができます。いつもは自分だけで魔法を使い飛んでいることもありますが、ナツを運ぶことも多いです。しかし、「ルーシィは重たいから嫌」と言って、いつも若干嫌がっています。翼(エーラ)の他にもミラジェーンに変身魔法を教えてもらいましたが、あまり上手ではありません。
シャルル
出典: フェアリーテイル ©真島ヒロ・講談社/フェアリーテイル製作委員会・テレビ東京
「化猫の宿」所属の魔導士。天空の滅竜魔導士ウェンディ・マーベルの相方。「化猫の宿」消滅後、ウェンディと共に妖精の尻尾に加入した。
主人公の相棒であるハッピーと同じしゃべる猫(登場当初は「メスのハッピー」などと呼ばれていた)。ハッピーと同じく6年前、現実世界アースランドに送られた卵が孵ったことにより生まれた。
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生まれつき予知の力を断片的に有していたため、全く記憶を持たないハッピーとは異なり、エドラスに帰る任務を勘違いして覚えていた。そのため当初はハッピーの事を「オスネコ」と呼び蔑んでいたが、エドラスでの顛末を経て名前で呼ぶようになった。 エドラスからの帰還後は予知能力が強くなった他、第2部からは変身魔法により人間に変身できるようになった。
リリー
出典: フェアリーテイル ©真島ヒロ・講談社/フェアリーテイル製作委員会・テレビ東京
元はエドラス王国軍の第一魔戦部隊隊長。過去にジェラールを治療するため、無断でエクスタリアに連れ帰ったことを理由に堕天の烙印を押され、故郷を追われ王国に与し、エドラス編にてガジルと戦った。アニマの逆展開により、他のエクシード達と共にアースランドに渡った後は、戦いの際のガジルの誘い(「羽の生えたネコ」が相棒にいないことを不満に思っていた)に乗り「妖精の尻尾」に加入する。
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本来は身の丈2mを超えるモリモリの体躯を持つが、アースランドでは身体の調子が合わず、通常のエクシード並に身体が縮んでしまった。しかし、気合を入れれば短時間なら元の姿「戦闘フォーム」に戻れる。服や武器は身体に応じてサイズがちょうどよくなる。
その他のエクシード
レクター
出典: フェアリーテイル ©真島ヒロ・講談社/フェアリーテイル製作委員会・テレビ東京
「剣咬の虎(セイバートゥース)」に所属する第3世代の滅竜魔導士スティング・ユークリフのパートナーです。13歳で赤茶色の毛をした猫で背中に紋章があります。「〜!ハイ」が口癖で、周りの者を君付けで呼んでいます。
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強くなることを望んでおり、幼少期の頃にスティングの強さに見惚れて弟子入りした。スティングが子供の頃に竜を倒したということを周囲に信じてもらえず、嘘つき呼ばわりされていたため、スティングと「皆の見ている前で火竜(ナツ)を倒し、彼を嘘つきじゃなくする」という約束を交わしており、スティングが最強だと信じている。
フロッシュ
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スティングと同じセイバートゥースに所属する最強の5人の1人であるローグ・チェーニのパートナーです。性別と年齢は不明でピンク色のカエルの服を着た緑色の猫で、背中にギルドの紋章があります。好きなものはカエル、嫌いなものはミミズ。一人称は「フロー」で、口癖は「フローもそー思う」です。現在着ているピンク色のカエルの着ぐるみを見つけて以来、いつも着用している。一見動きが遅いように見えるが、実は身体的にはレクターよりも動きは速いらしい。
出典: フェアリーテイル ©真島ヒロ・講談社/フェアリーテイル製作委員会・テレビ東京
口調は幼くやや舌足らずだがローグ同様、ギルドから追放されてしまったユキノを心配するなど、思いやり深く仲間思いな性格でもある。
レクターとは何だかんだありながら仲が良い様子で、彼が消えた時は落ち込んだ素振りを見せていた。自分のことをカエルだと思って育ったが、自分がカエルでは無いと分かった時は3日間泣き続けたらしい。ローグと出会った時から決して彼のそばを離れずにいる
ナツとハッピーとの出会い
出典: フェアリーテイル ©真島ヒロ・講談社/フェアリーテイル製作委員会・テレビ東京
ハッピーは、ナツがまだ少年だった頃に森で拾った拾ってきた不思議な卵から産まれました。それまでは荒々しかった妖精の尻尾ですが、ハッピーが産まれた瞬間に皆が笑顔になり、それを見たナツが幸せという意味で「ハッピー」と命名しました。フェアリーテイルのハッピーは、名付け親であるナツと仲がとても良く、家の表札を「NATSU & HAPPY」と書いてあり、いつも一緒に行動しています。ちなみにナツは初めの頃、ハッピーのことをドラゴンと思っていたようです。
ナツとハッピーの絆
動くものの上に乗っているだけで乗り物酔いをしてしまうドラゴンスレイヤーであるナツですが、ルーシィが「どうしてハッピーと空を飛んでも酔わないの?」とナツに聞いたところ、「ハッピーは乗り物じゃなくて仲間だろ!」と答えました。ナツとハッピーは本当に仲が良く固い絆で結ばれています。
ハッピーとシャルルの関係
出典: フェアリーテイル ©真島ヒロ・講談社/フェアリーテイル製作委員会・テレビ東京
それまで自分と同じエクシードに出会ったことがなかったハッピーは、初めて見た自分と同じ猫の姿をしたシャルルに一目惚れをしてしまいます。自分が大好きな魚を贈ったりと、積極的にアタックしていましたがシャルルはハッピーに冷たい態度で、名前を呼ばずに「オス猫」と呼んでいました。
出典: フェアリーテイル ©真島ヒロ・講談社/フェアリーテイル製作委員会・テレビ東京
シャルルがハッピーを遠ざけていた理由は、エドラスの記憶が残り苦しんでいたシャルルにとって記憶がなかったハッピーの振る舞いがとても能天気に見えてしまっていたからです。シャルルはシャルルなりに悩んでいたようです。そんな冷たい態度をとっていたシャルルですが、エドラス編にてハッピーが「おいらはフェアリーテイルの魔導士だ!」と怒るシーンで初めてハッピーを名前で呼びます。それ以来、オス猫と呼ぶのをやめ、ハッピーを度々心配している素振りを見せるほどになりました。エドラスの一件で距離が徐々に近づいているようです。
まとめ
フェアリーテイルの中でも可愛いと評判のエクシードです。その姿を見て癒された方も多いのではないでしょうか?アニメや原作でエクシード達の活躍をぜひチャックしてみてください。