今年2024年に待望のアニメ化がされることとなった本作『ザ・ファブル』ですが、皆さんは本作に登場するキャラクターたちについて事前にチェックをされましたか?本作では一般人として本来の殺し屋という素性を隠し、生活をする佐藤明と彼を中心に暗躍する様々な組織との関わりを描いた作品となっています。いわゆる極道ものに近い作品となっていますので、数多くの組織とキャラクターが登場し、原作では頭がこんがらがってしまったというファンの方も多いはずです。本作における登場人物の多様さは本作の面白さでもあるのですが、同時に本作を難しくしている要素であるともいえますよね。そこで今回は新たにアニメ版『ザ・ファブル』を楽しみたいというファンの方に向けて、アニメ第1期で活躍するであろう本作のキャラクターたちを簡単に紹介していきたいと思います。どのキャラクターたちも一癖も二癖もあるクセ強の人物たちばかりですので、一度把握してしまえば、本作のアニメ版を飽きることなく最後まで楽しむことができると思いますよ。
佐藤 明
佐藤明は、本作の主人公で裏社会では「ファブル(作り話)」として恐れられている伝説の殺し屋です。本作は伝説の殺し屋である明がその素性を隠して、一般人として生活することをボスにミッションとして与えられたことからスタートします。普段殺し屋として生活している明が、一般人として生活することができるのかというのが本作の注目ポイントです
殺しの天才
明は疑うことのないほどの殺しの天才で、自らの中にあるスイッチを切り替えることで、全く異なる人物を演じ分けることができたり(本人曰く)、どんな敵も6秒以内にワンショットで殺しきると周囲から認められているほどの人物となっています。作中でも負けなしで、一般人として拳銃などを使うことができない状況でも、極道や殺し屋を簡単に打ち倒すほどの実力を有しています。
日常生活では、、
その一方で、日常生活ではポンコツであり、一般人には無いようなこだわりがあったり、一般常識に対してあまりにも無頓着であったりと意外なギャップのある人物となっています。それゆえに、彼の日常も見ていて面白く、殺し屋としては完璧なのに、日常生活では思いがけない失敗する明の行動を楽しむことができるというのも本作の特徴となっています。
佐藤 洋子
明の仕事上のパートナーとして共に生活をしているのか佐藤洋子です。 一般人として生活をすることを命令された明と同じく、洋子も一般人として生活をしており、設定上は明の妹ということになっています。涙袋が特徴の美人で作中でも数多くの男性を惚れさせている描写があるほど魅力のある女性のようです。
戦闘能力も高い
基本的には明とコンビを組んでいるということもあり、殺しの仕事は行わず、明の移動や事前準備等の裏方として活躍をしているようです。そのため戦闘力自体は高くないのではないかと思うファンの方も多いかと思いますが、明と同じくボスから手ほどきを受けているため、戦闘能力もかなり高い人物です。作中では中堅の殺し屋をワンパンで倒していたりと、その圧倒的な格の違いを見せつけています。
瞬間記憶力
佐藤洋子の強みは、その瞬間記憶力にあると言えるでしょう。瞬間記憶力というのは一種の障害で、どのような状況であっても一瞬で記憶できてしまう症状を指します。現実世界にも存在する障害なのですが、これは常人よりも記憶力が優れているという利点がある反面、その膨大な記憶数から鬱になりやすかったり、頭痛などの症状に見舞われやすい障害となっています。 彼女自身は、この瞬間記憶力 をフル活用して活躍していますので、その利点を大いにいかせているようです。
清水 岬
本作の主要キャラクターとして、唯一堅気の人物であるのが、この清水岬です。彼女はオクトパスという会社で働いている社会人で、ひょんなことをきっかけに明と出会いました。顔立ちが良く性格が良い人物なので、非常に女性キャラとして人気があります。 作中では様々な事件に巻き込まれることとなりますが、数多くの場面で明に助けられることとなります。
明を堅気の道へ
彼女は明に自らの会社であるオクトパスを紹介した人物でもあり、明が堅気の生活を送ることに大いに貢献した人物となっています。やはり、ヤクザなどに頼んでも一般人の生活はできませんので、彼女のような一般人の協力が必要不可欠ですよね。その後も様々な場面で明と共に行動し、彼に一般人としての生活を送らせる一助になっています。
明に好意を抱く
岬はその後も、作中を通して明と行動を共にするようになり、次第に明に好意を抱くようになっていきます。 殺し屋である明と結ばれる事は大変難しいと思いますが、本作の作中では彼女と明の関係に対する答えもしっかりと描かれていますので、ぜひとも二人の関係についても注目しながら本作を楽しんでみてくださいね。この記事ではアニメ1期の内容紹介も含んでいますので、アニメ1期で描かれない2人の関係の答えについては触れません。
ボス
明に対して一般人として生活するように命令した人物です。幼い時に両親をなくしている明と洋子を引き取り、育てあげた人物で、その過程で2人に様々な殺しのスキルを教えました。 自らも殺し屋であり、業界に対して深い知識を持っている人物であり、本作におけるストーリー上のキーマンであるといえます。
かつての最強との声も、、?
作中においても、屈指の実力を有する明に対して物怖じせずものを言うことができる唯一の人物となっています。明に殺しそのものを教えた人物ということもあり、その実力は確かで、かつての最強はボスなのではないかという声も上がっています。作中において本気で戦闘をしているシーンがまだ描かれていないキャラクターとなっていますので、本当の実力はまだまだ未知数です。
山岡
明も所属するボスの組織の幹部である人物が山岡です。彼は元々殺し屋専門の殺し屋だったということもあり、自身の殺しの腕前が高いのはもちろんのこと、豊富な経験から培った綿密な計画力などにも定評のあるキャラクターとなっています。ユーカリとアザミという2人の凄腕の殺し屋も従えている人物であるということもあり、本作でも屈指の戦闘力を有しているキャラクターであると言えるでしょう。
まさにサイコパス
山岡は本人曰く、脳の一部分に障害がある人物で、一切の恐怖を感じることがないようです。そのため、自らの好奇心を優先して行動する節があり、どのような残虐な行いをいともたやすくこなせてしまいます。まさにサイコパスというにふさわしい人物であり、作中でも彼の異常なまでの好奇心と執着が明に向けられることとなります。
アザミ
アザミは先ほど紹介した山岡の直属の部下で、圧倒的な戦闘力を有する殺し屋です。作中でも屈指の実力を有するキャラで、その戦闘力は明にも匹敵すると言われています。その一方で、裏方の仕事はユーカリに任せているということもあり、事前の計画力などの知謀の面では他のキャラクターに劣っているとも言えそうです。
ユーカリ
ユーカリもアザミと同じく、山岡の直属の部下です。彼は圧倒的な戦闘力を有するアザミをバックアップする人物で、圧倒的な策謀力と記憶力を有しています。単純な戦闘力では優れていませんが、そのデメリットをアザミが補っているという点で非常に厄介なキャラクターであると言えるでしょう。
浜田 広志
浜田大は真黒組の4代目組長で、明に一般人としての生活を直接与えた人物です。明の所属する組織とは長い付き合いがあるようで、これまで真黒組が他の組織に吸収されることなく存続できたのも、明の活躍があったからのようです。ヤクザの組長ではありますが、明を含め佐藤家に対しては比較的好意的であり、 本作における数少ない信用できる人物であるとも言えるでしょう。
明を匿う
基本的に明が住んでいる家などは浜田が用意したものとなっています。明が一般人として生活しているという前提から見てみると、家をヤクザに用意させている時点で、それは一般人では無いのでは?と思うかもしれませんが、そこまで考え始めたらキリがありませんよね。作中でも一般人としての生活をヤクザに用意させているということがあり、明は様々なヤクザがらみの事件に巻き込まれることとなります。ボスも明らかに一般人の生活をさせたいのであれば、ヤクザと接点のない場所に住まわせればよかったでしょうに、、
海老原 剛士
海老原剛士は真黒組の若頭として登場する人物です。前科5犯のバリバリの武闘派で、ヤクザの中でも屈指の実力を有している人物であると言えるでしょう。物語の序盤では、殺し屋として、名を馳せている明を極度に警戒しており、彼の実生活を盗撮していたりと、あまり好印象なキャラクターではありません。
明と和解
当初は、殺し屋としての明を警戒していた浜田ですが、次第に明に危険性がないことがわかると一転して、彼の理解者へとなりました。その見た目に似合わず、意外と優しい面が多かったりと作中でも特に深堀の多い人物となっています。本作のストーリー上も今後の真黒組においても非常に重要なキャラクターとなっていきますので、ぜひともアニメ版で注目してみてくださいね
黒塩
黒潮は真黒組の若手組員です。元々はヤンキーだったということもあり、まだまだ青臭さを残しているキャラクターです。明が伝説の殺し屋であることを知った時に弟子入りしようとしたりと、殺し屋に対して憧れを持っている描写が多く描かれています。本作におけるネタキャラ的な立ち位置のキャラクターでもありますので、 コメディーチックな描写が好きな方は、ぜひとも注目してみてくださいね。
高橋
高橋は真黒組の新人組員の人物です。黒潮と同じく海老原の舎弟で、下っ端組員として前線で活躍しています。浜田が明を監視する際にも監視役として活躍をしていたりと、真黒組の中では割と初期から登場しているキャラクターです。前線で多く活躍する一方で、上層部からは割と「使えない奴判定」を受けていて、かわいそうなキャラクターでもあります。
小島
小島は海老原の弟分として活躍をするキャラクターです。作中において、15年間服役をしており、物語の途中で出所をしています。作中では組織の中で暴れ回り、最終的にデリヘルのをするために岬を誘拐したりと、割とやりたい放題な人物でもあります。岬を誘拐してしまったことで、明に目をつけられ、彼にボコボコにされることとなります。
アニメ1期で活躍するかも??
小島は真黒組の内部分裂の発端ともなった人物となっており、作中で明がヤクザがらみの事件に巻き込まれる元凶そのものだったりします。結構序盤で暴れ回るので、アニメ1期では適役として大いに活躍すると思われます。本作に登場する敵キャラクターの中では、割と小物な部類には入りますが、初期に登場する敵キャラクターの中ではキャラの濃い方ですので、ぜひとも覚えておきましょう。
水野
水野は、真黒組幹部として活躍をするキャラクター です。メイド服を着るというなかなかパンチの強い趣味を持っており、作中でも随一の変態であると言えるでしょう。ヤクザとしての活躍よりもその変態さが注目されるキャラクターとなっていますので、SNS上でもやたらネタキャラ枠として扱われています。かなり特殊な性格の人物ではありますが、真黒組幹部であることを考えると、その実力は確かなはずです。
砂川
砂川は水野と同じく真黒組幹部として活躍をする人物です。ヤクザとしての能力は非常に高く、若頭候補としても認められているようです。作中では、組合における内部抗争を画策し、真黒組を乗っ取る事を計画しています。ただ、真黒組の上層部には味方として伝説の殺し屋、明がいるので、割と分が悪い商品ではあるといえます。時期若頭候補なわけですから、純粋に出世をして組長まで上り詰める方が現実的だと思うのですが、どうして真黒組内部の人間たちは、こうも内部抗争したがるのでしょうか?
まとめ
いかがでしたか?今回は本作『ザ・ファブル』に登場する様々な登場キャラクターについて紹介をしてきました。本作では数多くのヤクザや殺し屋が登場することとなりますので、非常にクセの強いキャラクターが多かったですね。ここでは紹介しきれなかったほどの数多くの癖強キャラクターたちがアニメ版には登場することとなりますので、ぜひとも今回の記事を見て、本作のキャラクターたちに興味を持ったと言う方はアニメ版をチェックしてみてくださいね。