原作である小説は大ヒットを記録、アニメも現在第2期まで放送完了しており第3期も放送が決定している話題のアニメ【オーバーロード】。今回は、オーバーロードで欠かせないキャラクター達である階層守護者の特徴や能力に焦点を当てて紹介していきます。
目次
オーバーロードとは?
出典: オーバーロード ©丸山くがね・KADOKAWA刊/オーバーロード製作委員会
VRMMORPG「ユグドラシル」のサービス終了時刻まで1人思いを蘇らせていた1人の人物、かつてゲーム内で最強を誇っていたギルドアインズ・ウール・ゴーンの頂点に立っていたプレイヤーモモンガがいた。サービス終了と同時に目を閉じたがゲームは終了せずそのまま異世界に飛ばされた。ギルドにいたNPCなどのキャラクター達は生きているように意思を持つ様になっていた。そんな異世界で戦いや混乱に巻き込まれていくストーリーです。
階層守護者とは?
出典: オーバーロード ©丸山くがね・KADOKAWA刊/オーバーロード製作委員会
ギルド【アインズ・ウール・ゴーン】の本拠地ナザリック大墳墓の階層を守るNPCの事。アインズ・ウール・ゴーンに所属していたプレイヤーによって生み出された存在であり、プレイヤーの趣味嗜好が反映されている。他のプレイヤー達がナザリック大墳墓に攻めて来た時に応戦する。階層守護者全員レベル100に設定してあり、異世界に飛ばされたあとは最強無垢な強さを誇る。
守護者統括アルベド
階層守護者統括であるアルベド。その他にアインズの側近として事務的な事を報告したりと秘書の役割も果たしている。
アルベドの特徴
出典: オーバーロード ©丸山くがね・KADOKAWA刊/オーバーロード製作委員会
アルベドの特徴として綺麗な長い黒髪に真っ白なドレス、絶世の美女であるが腰に悪魔の羽を思わせる物が生えている。別の呼び名として「慈悲深き純白の悪魔」と呼ばれるだけの外見をしている。モモンガの手によって「ちなみにビッチである」という設定を「モモンガを愛している」に変更しており、異世界に飛ばされた跡は、時折我を忘れてアインズに迫る時がある。
アルベドの強さと能力
出典: オーバーロード ©丸山くがね・KADOKAWA刊/オーバーロード製作委員会
アルベドのレベルは100であり、異世界では最強クラスを誇っています。階層守護者の中での強さでは、相性の問題もあるがセバスには強く、コキュートスには弱いとの事。アルベドの強さは、攻めではなく守りに徹底されており全身鎧の「ヘルメス・トリスメギストス」は、物理防御に特化している。最強の魔法、超位魔法であっても鎧を犠牲にすれば3回耐え無傷で済む防御力を秘めている。
原作でもまだ謎が多いアルベド
出典: オーバーロード ©丸山くがね・KADOKAWA刊/オーバーロード製作委員会
原作小説(書籍版)でもアルベドが表に出てくる戦闘は、まだまだ少なく戦闘能力は未知数です。しかしアルベドが提案した異世界での至高の41人の探索チームを作ったこと、さらにリ・エスティーゼ王国で表舞台に顔を出したのでこれから出番が増えると思われます。
第1~第3階層守護者シャルティア・ブラッドフォールン
第1~第3階層「墳墓」守護者であるシャルティア。
シャルティアの特徴
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見た目は14歳の少女だが、種族としては吸血鬼である。生気が無い白い肌に、銀髪の長い髪の毛、真っ赤な瞳をもっており顔立ちはとても美形である。しかし胸の大きさを気にしており、胸の不自然な膨らみはパッドである。アインズとの戦闘で死亡したシャルティアを蘇生した時、アインズが体に不具合が無いか聞いた際に自分の犯した罪を覚えていないシャルティアは、胸が小さい事を指摘して他の階層守護者に怒られている。
シャルティアの強さと能力
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レベル100であり攻撃特化型として生み出された為、一対一の戦闘であれば階層守護者最強。武器としてスポイトランスを持っており、ダメージを与えた分回復する特徴がある。真紅に染められた鎧もゴッズクラスの武器でないとダメージを与えられない。そんな最強な戦闘能力があるが、索敵系のスキルを持っておらず、戦闘が長引くと「血の狂乱」を起こしてしまい冷静さが失われる。頭脳戦も不得意であり、ガチのぶつかり合い以外の戦闘では負ける可能性がある。現にアインズの策にまんまとハマり能力差があっても敗北している。最強故油断が生まれる。
今後のシャルティアを考察
出典: オーバーロード ©丸山くがね・KADOKAWA刊/オーバーロード製作委員会
原作小説でドワーフの都市にアインズとシャルティア、アウラの3人で向かう時が来ます。そこで、力だけで戦うだけが取り柄のシャルティアに考えて戦う事を学びさせる為の戦闘をさせます。頭脳を使うようになったシャルティアはさらに強力になりますね。そしてシャルティアを洗脳したスレイン法国との衝突も今後描かれていくでしょう。そこにはユグドラシルプレイヤーの血を引いた【番外席次】という人物も出てくるので楽しみです。
第4階層守護者ガルガンチュア
ナザリック第4階層「地底湖」の守護者。アニメ版でリザードマンの前にアインズが表れた際にとてつもなく大きなゴーレムがガルガンチュアである。
ガルガンチュアの特徴
出典: オーバーロード ©丸山くがね・KADOKAWA刊/オーバーロード製作委員会
ガルガンチュアは、至高の41人によって作られたNPCではなく、ユグドラシルのルール上に存在する戦略級攻城ゴーレムという事がわかっています。守護者という地位を与えられたゴーレムであり、他の守護者達とは立ち位置が異なる。
ガルガンチュアの強さを考察
書籍版とアニメ版では、リザードマンの村で巨大な石を投げてアインズの王座を作ったのみで戦闘はしていないので詳細は不明。しかし至高の41人のぬーぼーが語っていた最高のゴーレムがガルガンチュアの可能性が高く、戦闘能力はシャルティアを上回る強力な設定がされているとの事。しかしユグドラシルに元々いたゴーレムの為、守護者の序列に入っていない。
第5階層守護者コキュートス
ナザリック第5階層「氷河」の守護者。二足歩行の昆虫型である。
コキュートスの特徴
出典: オーバーロード ©丸山くがね・KADOKAWA刊/オーバーロード製作委員会
2.5メートルの巨体を誇る昆虫を思わせる外見であり、体の周りに冷気を宿している。言動や性格から武人という言葉が似合う。さらに守護者全員の装備を把握しており、戦闘の予測や観察眼をもっておりアルベドより優秀。リザードマンの戦闘で敗北したことから学ぶという事と命令だけを聞くことの危険性をアインズに教え込まれる。わからない事困った事があればデミウルゴスに相談するといったコミュニケーションもしっかりとれる。
コキュートスの強さと能力を考察
出典: オーバーロード ©丸山くがね・KADOKAWA刊/オーバーロード製作委員会
レベル100。4本の腕でさまざまの武器を扱う、装備を整えた時の攻撃力は守護者随一である。昆虫族ということで鎧が装備できないが、装備していなくても常人には傷すらつけることはできない。しかし鎧を装備した守護者達にはかなわない。リザードマンの戦闘では、相手の出方を見ながら予測と作戦に歓喜するといった余裕を見せた。相性では、アルベドには強く、セバスには弱いがセバスの一撃を余裕で防いだこともある。フル装備したコキュートスは、描かれていない。
第6階層守護者アウラ・ベラ・フィオーラ
第6階層「ジャングル」の守護者。ダークエルフである双子の姉弟である。
アウラ・ベラ・フィオーラの特徴
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外見は、10歳程度の少女であり金髪ショート、金と緑色のオッドアイ、薄黒い肌と尖った耳をもつダークエルフと呼ばれる種族。エルフという事で長寿命、見た目と反して年齢は76歳。生みの親であるぶくぶく茶釜の趣味で女でありながら男の格好をしている。
アウラ・ベラ・フィオーラの強さと能力を考察
出典: オーバーロード ©丸山くがね・KADOKAWA刊/オーバーロード製作委員会
レベル100。個としての強さは、守護者の中で一番弱いが群としての強さは、他の守護者を勝る。魔獣などの生き物を使役して戦う。戦闘能力は低いが頭の良さは優秀。戦闘能力では格上のシャルティアに考えながら戦う事を学びさせたかったアインズがアウラをシャルティアの監視役にするほど信頼性がある。まだまだ本格的な戦闘が描かれていない為詳細は不明。
第6階層守護者マーレ・ベロ・フィオーレ
アウラの弟であり同じ第6階層の守護者である。
マーレ・ベロ・フィオーレの特徴
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外見は、女の子だが生みの親であるぶくぶく茶釜の趣味で女装させられている俗に言う男の娘である。アウラと同じで金髪であり長く尖った耳をしており、青と緑のオッドアイである。男であるが仕草や言動が完全に女でありアインズを困惑させている。いつもおどおどしており姉に注意されることが多い。
マーレ・ベロ・フィオーレの強さと能力の考察
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アインズからナザリックを外部から隠すように指示されるほど広範囲魔法に特化している。シャルティアの次に強く守護者第2位の地位。その外見に似合わず身体能力が高く剛腕である。6腕幹部の女性の足を一撃で折ったり、腕一本で引きずり回せるほどの力がある。
第7階層守護者デミウルゴス
第7階層「溶岩」の守護者。
デミウルゴスの特徴
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背が高く尖った耳にスーツを着ている紳士的な外見をしているのが特徴。とても頭がよくアルベドと並ぶ頭脳派。口調もとても丁寧で悪魔と思わせない程だが人間に対しては残虐であり、アインズに命じられなければ平気で人間を殺したり実験材料に使う。守護者達からとても頼られており相談役としても優秀。アインズが口にした世界征服を真に受けてアインズの意思とは関係なしに計画を進めている。しかしその計画がとても優秀。
デミウルゴスの強さと能力の考察
出典: オーバーロード ©丸山くがね・KADOKAWA刊/オーバーロード製作委員会
戦闘能力はそこまで高くなく、使える魔法も少ないが、従える悪魔が強力。デミウルゴス個人の強さはアウラと同列。個人では弱いが複数で戦う事がデミウルゴスの強さであり小説で憤怒の魔将と偽プレアデス対アインズで戦闘を行った所、アインズを苦戦させるほど従える悪魔も強い。弱いと言ってもナザリック内での序列であり、異世界に飛んだあとの世界では並ぶものは少ない。
今後のデミウルゴス
出典: オーバーロード ©丸山くがね・KADOKAWA刊/オーバーロード製作委員会
デミウルゴスは、ヤルダバオトという名前で悪魔を名乗ってさまざまな国に出ています。これからも世界征服の計画の為にヤルダバオトを利用しながらいろいろな国にちょっかいを出していくことになるでしょう。
第8階層守護者ヴィクティム
第8階層「荒野」の守護者。
ヴィクティムの特徴
出典: オーバーロード ©丸山くがね・KADOKAWA刊/オーバーロード製作委員会
天使の輪に枯れた枝が頭に刺さっている肌は赤く、赤子の様な外見をしている。多くは語られていないが、自分が消滅する代わりに強力な特殊スキル効果である足止めを目的で第8階層を守護している。さらにアインズが外に出る際になにかあった場合自分を犠牲にしてアインズを守ることを承認している。とても忠誠心が高く、アインズを守る為であればいくらでも自分を犠牲にすることを望んでいる。
階層守護者の特徴と能力まとめ
出典: オーバーロード ©丸山くがね・KADOKAWA刊/オーバーロード製作委員会
今回は、階層守護者に焦点を当てて紹介しました。階層守護者は、オーバーロードのストーリーの中核となるメンバーであり、異世界の人間達との接触がとても面白いです。是非小説やアニメを見てみることをおすすめします。これで以上になります。ご愛読ありがとうございました。