「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」は2020年の4月から第1期が放送されて大好評だった作品ですが、2021年の7月から第2期が放送されます!なので、第1期で放送された内容を振り返っていきたいと思います。今回は1話から6話の内容をまとめてみました!
目次
第1話 前世の記憶を思い出してしまった…
ソルシエ王国の公爵家の娘であるカタリナ・クラエスは、尊大でワガママな性格と高慢でとにかく最悪の人間でした。そんなカタリナが8歳の頃、城へ出向き第三王子のジオルドと会っている最中に不慮の事故で頭を強く打ってしまいます。そのときカタリナは前世の記憶が蘇り、自分が交通事故で死んだオタク趣味のある普通の女子であったことと、この世界がかつて自分のプレーしていた乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』の世界そのものであること、そしてその登場人物の一人であるカタリナ・クラエスが主人公をいぢめる悪役令嬢であり、どのような結末を迎えてもほぼ死か国外追放の破滅フラグしかない悪役令嬢であることを思い出すのです。
第1話その②
前世の記憶を取り戻したカタリナは自らの破滅フラグを回避するために行動を開始するのですが、かつての尊大な性格が無くなり、前世の記憶補正の奇行も多かったため、周囲からは頭を強く打って(いい方向に)おかしくなってしまったと思われていました。何かあっても自分の身を守れるように魔法の特訓をしたり、破滅して国外追放されてもやっていけるように農業に挑戦したりしていました。そして、そんなカタリナに新たな破滅フラグがやってきます。それは義理の弟のキース・クラエスでした。
第1話その③
『FORTUNE LOVER』のキース・クラエスはクラエス家の遠い親戚で、高い魔力を持つことからクラエス家に引き取られます。しかし、元の家では兄弟たちに、クラエス家ではカタリナにいじめられて孤独な少年時代を過ごすのです。カタリナは自らの破滅を回避するべく、キースのことを大層可愛がりました。本来ならクラエス家の夫婦仲もキースの影響でギクシャクしてしまうのですが、カタリナの影響でそのような事態にも陥ることはありませんでした。かくしてキースはカタリナと家族の愛情を受けて健やかに育つことになるのです。
第2話 王子に勝負を挑まれてしまった…
破滅しても農業で生活していこうとするカタリナですが、中々上手くいかず作物を枯らしてばかりでした。カタリナはお茶会で出会ったハント家の令嬢であるメアリ・ハントが庭園の管理をしていることを知り、メアリに相談して実践してみると作物が育つようになり、そのことから二人は仲良くなります。しかし、メアリ・ハントは『FORTUNE LOVER』の攻略キャラの一人である第四皇子のアラン・スティアートの婚約者で、ゲームで主人公のライバルを務めるキャラの一人だったのです。
第2話その②
メアリはカタリナと同様のライバルキャラですが、カタリナのように破滅するキャラではありません。この扱いの差にカタリナはゲームの製作スタッフに憤るのですが、どうすることもできません。しかも、あろうことかカタリナはアランがメアリに言うハズだった励ましの言葉を先に言ってしまい、アランのメアリに対するフラグをへし折っていました。そんな中、カタリナの元に一人の来訪者が訪れます。それは当のアラン・スティアートでした。カタリナがメアリを心の虜にさせたせいでアランへの扱いが雑になってしまったことに怒ったアランがカタリナの元にやってきたのです。
第2話その③
売り言葉に買い言葉でアランに対して扱いが雑なのは魅力がないからと言ってしまったことでアランはカタリナに勝負を仕掛けてきます。アランはハンデとして勝負の方法を一任してきたので、カタリナは自分の得意な木登りで勝負を挑みます。カタリナはキモいくらいに軽快な動きで圧勝してしまいます。しかし、それからというものアランは何かとカタリナに突っかかり勝負を挑んでいくうちにいつの間にか打ち解けていました。アランは優秀な兄への劣等感に苛まれて生きていましたが、ジオルドにも苦手な事があることを知り、優秀とは言えないまでも魅力的なカタリナと交流することでその劣等感を克服します。
第3話 麗しの美形兄妹と出会ってしまった…
カタリナはロマンス小説にハマっていました。しかし、貴族社会の中では下賤な趣味だったので、楽しみを共有できる友人はいませんでした。カタリナはジオルドとアランに招待されたお茶会でロマンス小説仲間を見つけようと思っていました。その後、カタリナはお茶会の最中に犬に追いかけられて逃げ、木に登って難を逃れようとします。そこでカタリナは白髪の少女が他の貴族たちにいじわるをされている所を目撃します。カタリナは尿意が限界だったので、颯爽とその少女を助けて颯爽と去っていきます。
第3話その②
その後、カタリナはその少女が自分と同じ趣味を持っていることを知って実家に招待するのですが、その少女の名前はソフィア・アスカルトでした。ソフィアは『FORTUNE LOVER』の攻略対象の一人であるニコル・アスカルトの妹であり、カタリナの破滅フラグに関わる人物だったのです。しかし、カタリナはニコルルートをプレイしておらず、ライバルキャラがソフィアだということくらいしか知りません。ライバルキャラがソフィアならカタリナがストーリーに関わることもなく、破滅も多分しないと考えたカタリナは思う存分ソフィアと仲良くなります。
第3話その③
ニコルルートの攻略のカギは先にソフィアと仲良くなること。王道をいくカタリナはソフィアだけでなく鉄面皮のニコルをも笑顔にしてしまいます。その光景を見て、弟のキースはまた一人誑しこんでライバルが増えたと戦々恐々していました。それから7年後、ついに破滅の舞台となるであろう魔法学園へと入学しゲームの本編が始まろうとしていました。
第4話 魔法学園に入学してしまった…
魔法学園に入学したカタリナは全ての攻略対象とライバルキャラから好意を持たれていましたが、元々鈍感系主人公なうえに破滅回避に頭がいっぱいで気付くことはありませんでした。そして、カタリナが最も警戒していたのは同時に入学しているはずのゲームの主人公であるマリア・キャンベルです。カタリナは自分が破滅したときのために畑を作ることにします。
第4話その②
ゲームを取り巻く環境は大きく変わっていました。ジオルドはカタリナとの婚約を頑なに破棄しようとせず、キースは初心でカタリナをフォローする好青年に、アランは劣等感から解放され、ニコルは妹を守らずとも良くなっていました。そして、カタリナはあろうことかゲームの主人公であるマリアも悪役令嬢の嫌がらせから助けてしまいます。これは本来カタリナが嫌がらせをする役割で、助けるのはジオルドのハズでした。
第5話 主人公の実家にお邪魔してしまった…
主人公のマリアとも順調に仲良くなっていったカタリナですが、生徒会室以外ではマリアはちょっとよそよそしい感じでした。マリアは平民でカタリナたちは貴族なので、表立って関わっては他の貴族たちのヘイトを買ってしまうことを考えての行動だったのです。現にマリアは悪役令嬢たちに取り囲まれて、あれやこれやと罵倒されていました。そこで颯爽とカタリナが現れて言います。「こんなことを続けていると、破滅するわよ」。悪役令嬢顔のカタリナが言うと何故か説得力があり、悪役令嬢たちは逃げていきます。実はここでマリアにいじわるをするのは本来カタリナで、助けるのはキースでした。カタリナはまたマリアの攻略イベントを横取りしてしまったのです。しかし、カタリナはそこまで重要なことをしたとは思っていなかったのです。
第5話その②
将来立派な農民になれるように本場の農場を視察した帰りに偶然マリアの実家の近くを通りすがります。突然の来訪でしたがマリアは喜びます。マリアは光の魔力を持つことで貴族の隠し子だと噂されてマリアはそんな周囲の視線を気にしており、桁外れの努力をしていたのです。誰もマリアを認めることはなかったのですが、カタリナだけは本当の自分を見てくれたため、それはマリアにとって特別な出来事だったのです。あと、カタリナはママに農業うんぬんの事がバレてキツい折檻を喰らってしまうのでした。
第6話 夏休みだから楽しく遊んでしまった…
カタリナが頭を打っておかしくなってから、いろんな事が変わりました。カタリナのおかげでみんなが笑顔になっていったのです。しかし、貴族らしからぬ奇行を繰り返すカタリナに手を焼くことも。カタリナたちは夏休みに入りそれぞれ休暇を満喫していました。みんなでピクニックやショッピングを楽しんだり、アランの演奏会に出席したりしました。しかし、夏休みの最終日に宿題を残してものすごく焦ることになります。カタリナは前世でも似たようなことをやっており、そこで前世の記憶を思い出します。休み明けの登校日に同級生だったあっちゃんから『FORTUNE LOVER』にはとてつもなく大変なルートがあることを聞きますが、内容を忘れてました。
【乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…】1期のエピソードおさらい・前半まとめ
「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」第1期の内容をまとめてみました!今回は1話から6話の紹介でしたが、7話~12話の後半の記事もあるので是非見てください!