「100万の命の上に俺は立っている」は2020年10月に第1シリーズが放送され、2021年7月から第2シリーズが放送されます。突然異世界に転送されて、バーチャルMMORPGを模した世界で様々なクエストをやらされるというストーリーがベースとなっている作品です。今回はアニメの第1シーズンで行ったクエストと、原作で登場したそれ以降のクエストをネタバレ紹介していきたいと思います!
目次
1週目のクエスト クリア条件『ゴブリンの討伐』
新規プレイヤーは新堂衣宇。クエスト自体は簡単なものですが、いきなり異世界に飛ばされ、仕様上自分が死んだら即死亡、自分以外に誰もいないという状況化。最初のジョブ選択で魔術師(風)が選ばれてしまう(初期ランクの魔術師はほぼ戦闘能力がなく、基礎的な運動能力も下がってしまう)など、精神的に追い詰められるクエストを強いられるハメになります。特にプレイヤーの新堂衣宇は現実に何の不満も感じていないリア充であり、強い孤独の中失敗できないクエストをやらされる羽目になっていました。それでも何とかクエストをクリアした衣宇は報酬として、ゲームマスターに一つだけ質問できる権利を与えられます。
1週目の質問『なんであたしが選ばれたの?』
質問の答えは『あなた方のとある知人に依頼されて』でした。なお、そのとある知人については現時点でも判明していません。物語の核心に迫る部分はまだまだ謎です。
2週目のクエスト クリア条件『集落二つの発見』
新規プレイヤーは箱崎紅末。クエストの内容は集落を二つ発見すること。新しくプレイヤーとなった箱崎紅末は戦士(剣)でしたが、元来身体が弱く、体力もなかったことから戦闘面では戦力外のプレイヤーでしたが、衣宇にとっては自分が死んだら即終了のプレッシャーや一人という孤独から解放されたということであり、精神面でかなり大きく影響しました。クエストの難易度自体は低く、特に苦労することは無かった模様。
2週目の質問『貴方たちは何者?』
質問の答えは『未来人』でした。未来人が何故彼らを選んだのかというのも、現時点ではまだ謎です。6週目の時点でもその謎は明らかになっていません。謎は深まるばかり。
3週目のクエスト クリア条件『村長の依頼をこなす』
新規プレイヤーは四谷友助。職業は農民。クエストの内容は村長の依頼をこなすこと。しかし、村長の依頼をこなす前に大型の魔物『トロール』による襲撃がありました。プレイヤーたちは死んでも誰かが生きていれば一定時間後に生き返ることができるという仕様でしたが、生き返ってもすぐに死ぬ状況では生き返ることができず、トロールによって捕食された新堂は事実上のリタイア。残された友助と紅末は職業的にも勝てる相手ではなく、命からがら逃げだします。何とかクエストのクリアを目指そうとするも、村長からの依頼はそのトールを討伐することでした。
3週目のクエスト②
合理主義者の友助は戦力外の紅末を村に置いて、ランクアップ後のジョブチェンジを狙いザコ敵を討伐しに行きますが、トロールが村を襲撃し紅末が捕食されたことにより、残るプレイヤーは友助のみとなってしまいます。しかし、残されたログから紅末が村人たちを逃がしていたことからクエストを達成できなくなるという最悪は避けられ、紅末の境遇を知ったことで奮起した友助はトロールの攻撃を掻い潜り、道中にいたザコ敵を倒したことから料理人へとジョブチェンジします。料理人の包丁でトロールの腹を割いたことで衣宇と紅末は復活。その後、ゾンビ戦法によって少しずつ体力を削った後、衣宇の風魔法でトロールの体内を爆散させてクエストクリアとなります。
3週目の質問『10週目または10週目クリア後俺たちは何をする?』
質問の答えとして、三人はある映像を見せられます。未来人曰く“我々の世界線”で“起こったver”の映像で、そこには三人を含むプレイヤーたちがドラゴンたちと戦う映像が映し出されます。つまり、彼らは将来的にドラゴンと戦うことになるのですが、後に彼らはドラゴンの復活を目論む竜術士と敵対することとなります。
4週目のクエスト クリア条件『MAPの5%踏破。荷物をラドドーボに届ける』
新規プレイヤーは時舘由香、職業は魔術師(炎)。ラドドーボは現地点から最西端の場所で、ウマが無ければたどり着けない場所にありました。パーティーはレベルを上げて武術大会に出場し金とウマを手に入れる算段を付けますが、レベル上げの最中に盗賊に襲われます。人間を傷つけるとペナルティにより経験値が減るため手が出せず、衣宇が盗賊に捕まってしまいます。友助は衣宇を見捨ててクリアを優先しようとしたため、紅末と由香と意見が対立し別行動をとることとなってしまいます。しかし、その二人もあっさり盗賊に捕まってしまい、またもや友助は孤軍奮闘せざるを得なくなります。
4週目のクエスト②
友助は武術大会に出るもあっさりと敗北。しかし、三人の捕まっている位置をダシに盗賊のアジトを情報提供することで、結果的に三人を救出することになります。こうしてパーティー一行はウマを手に入れ、盗賊の討伐に協力してくれたコルトネルの女騎士カハベルとともにラドドーボへと向かいます。その道中で他国の軍隊が魔物に襲撃されている場面に出くわします。そこには非戦闘民の子供もいたため、紅末は見逃すこともできず、クエスト条件である荷物を運ぶクエストが何を指し示すのか分からなかったため、一行は助けに入ります。
4周目のクエスト③
助けたのは独裁国家デオック王国の兵士たちと、異教徒として捕らわれていたものたちでした。デオック王国の兵士はラドドーボにて異教徒たちを公開処刑する予定でした。戦争を繰り返し、領地を拡げ続けるデオック王国はカハベルたちにとっても見過ごせない存在であり、そんな王国の兵たちが他国の街で公開処刑を行うという話を聞き、一触即発の状況となるもひとまずは矛を収め、共にラドドーボへと向かうことになります。道中で聞いた話では、侵略国家には侵略国家の言い分があり、それらの問題は必ずしも正しい答えがあるものではありませんでした。
4週目のクエスト④
一行はギミックありの洞窟を抜けることになるのですが、デオック王国の兵士たちにハメられて閉じ込められ、前に進むしかなくなってしまいます。道中、トラップに掛かった友助が脱落し、カハベルの従者の一人も死亡。その後、ボスキャラとの戦闘になるも最も強いカハベルが敵に刺されて水中へ落下。寸前でジョブチェンジした衣宇の活躍によりボスは撃破され、根性でトラップから抜け出してきた友助によってカハベルも救出されます。
4周目のクエスト⑤
何とか洞窟を脱出した友助たちは、自分たちをハメて犠牲者まで出したデオック王国の兵士たちに報復するべく接触。ただ普通にお礼参りをすればカハベルの国に迷惑が掛かってしまうので、アルテロス教の教徒たちを救出し、そのことがデオック王国の本国に悟られないように自分たちをハメた腹いせに教徒たちを殺害した(実際は顔を隠したデオック王国の兵を焼殺)というシナリオを作り上げ、それを本国に報告させたうえで兵士たちを皆殺しにします。その後、無事にラドドーボへとたどり着き、兵士たちの首を持っていくことで荷物を運ぶというクエストをクリアします。
4周目のクエスト⑥
クエストをクリアした一行は、マップ踏破のクエストをクリアすべく別行動をとりますが、猛吹雪によりマップの踏破はままならない状況でした。四人の中で脱落者も出るなか、クリアを決定づけたのはまさかの由香でした。由香が現実逃避をしながらも諦めず歩き続けた結果、魔法使いのファティナと出会い、ファティナの助力によってクエストをクリアします。
4週目の質問『この世界って…結局仮想空間ってことでいいんだよね?』
質問の答えは「46年前に分岐した」ものの「人類そっくり知的生命体が誕生」し「彼らが人類史に似た歴史を送っている」ため波長が合った「別可能性の地球」。つまり、現実の別世界であり、プレイヤーたち自身がバーチャルでした。つまり、ゲームではありません。それは友助にとって、殺人を犯したということの事実でした。友助は思い悩んだ末に結局、価値のない人間は死ねばいいと折り合いをつけてしまいます。
【100万の命の上に俺は立っている第2シリーズ】クエストネタバレまとめ
第1シリーズで放送された分のクエストのネタバレを紹介してみました!4周目のクエストから一気に内容が濃くなって面白くなりました。第2シリーズではさらに内容の濃いストーリーが展開されるので、是非アニメで見てほしいです!個人的には原作読んでからの方が楽しめる作品なので、是非原作も読んでみてください!