「東京卍リベンジャーズ」は週刊少年マガジンで連載中の不良漫画です。ただの不良漫画ではなく、サスペンスやSFの要素が強い作品でもあり、不良漫画の熱さに加えて、サスペンスのスリルやカタルシスもたっぷりの作品です。「東京リベンジャーズ」のタイトルでアニメ化されます。そんな東京卍リベンジャーズの主人公、かつての恋人を死の運命から救うためにタイムリープをする花垣武道について紹介します。
目次
花垣武道はどんなキャラクター?過去と未来の姿!!
現在の姿の花垣武道
現在の姿の花垣武道はレンタルビデオ店でアルバイトをするフリーターとなっています。年下の店長にパワハラを受けるうだつの上がらない日々を過ごしていました。ある日、ニュースでかつての恋人であった橘日向が事故死したことを知り、そのすぐ後に自身も何者かに駅のホームで突き落とされますが、死の直前に12年前の過去へとタイムリープします。
過去の姿の花垣武道
友人とともに不良をやっており、イキって他校の不良に喧嘩をふっかけにいったことでボコボコにされ東京卍會のパシリとして地獄のような日々を送っていました。橘日向という可愛い彼女がいましたが、中学卒業後に逃げるように一人暮らしをはじめ、何をやっても上手くいかないまま現在の武道へと繋がります。タイムリープ以前は逃げ続けるだけの人生でしたが、日向を救う決意を持ってタイムリープをしたことで未来が大きく変わっていきます。
さらに過去の姿の花垣武道
正義のヒーローを自称する元気いっぱいの男の子で同級生をいじめる上級生など、悪いやつには臆せず向かっていきますが、腕っぷしは弱いのでいつもボコボコにされていました。それでも勝てないのに相手に向かっていくその姿は、橘日向だけでなくすべての元凶であり武道の宿敵となる稀咲鉄太や、後に天竺として敵対することとなる鶴蝶からもヒーローのように思われていました。
花垣武道のタイムリープについての解説!!
武道のタイムリープで遡れるのは12年前の今日だけであり、トリガーとなる行動は『武道自身の死』あるいは『橘直人と握手をすること』です。未来の直人と握手をすることによって12年前へと遡ることができ、過去の直人と握手をすることによって未来へと帰ることができます。過去が変わった場合には当初死ぬ予定の人物が生存したり、多くの人物の人生が変わります。ただし、未来で直人が死んでしまった場合には過去に戻ることが出来なくなります。
タイムリープについての解説②
過去を変えた後にタイムリープで戻ってきた場合、武道はそれまでの人生の記憶を継承するわけではなく、その未来に至るまで過ごしたときの記憶はないので自分に置かれた状況に困惑する可能性もありますが、あまりにも印象深い出来事の場合は情景として記憶に残っている場合があります。また、直人に関しては未来が変わった場合に記憶が上書きされるため、直人だけは過去が変わったことを認識することができます。
花垣武道はケンカが強い!?どのくらいの強さなの?
弱いです。登場人物の中では下から数えたほうが早いくらいに腕っぷしは弱いです。タイムリープ前の人生では立ち向かうことをしませんでしたが、タイムリープ後の人生では日向の命がかかっていることや自分の人生のリベンジ。そして、大切な仲間たちのためにどんな敵にもひるまずに戦っていくようになります。
ボコられても倒れない
当初は逃げ続けるだけの武道でしたが日向や仲間たちの命を背負った武道は、たとえ絶対に勝てないような強敵で殺されるかもしれないという状況でも立ち向かっていきます。結果として武道が勝つことは殆どありませんが、その姿は仲間たちを鼓舞し、多くのキャラクターに信頼されていきます。死ぬような目に遭っても一歩も引かないその姿勢で運命を変えていきます。
未来の武道の姿はどう変わっていく?
6回目のタイムリープまでの武道
タイムリープ以前はうだつのあがらないダメフリーターで、6回目のタイムリープまでは変わっていません。武道はレンタルビデオ屋のアルバイトという立場は変わっていませんが、死ぬはずだった橘直人が生存し刑事になっていたり、千堂の立場が東卍の末端⇒東卍幹部⇒美容師へと変わっており確実に未来が変わっていました。しかし、いずれの場合でも日向は死亡しており、4回目のタイムリープでは生きている日向と再会するも目の前で彼女を失うという結果になっています。
6回目後のタイムリープ後の武道
レンタルビデオ屋の店員という立場から東京卍會の幹部という立場に変わっていました。その未来でも東卍は最悪の犯罪集団となっており、武道自身もその色に染まっていました。その未来で武道は千堂にとある人物の暗殺を依頼しており、その人物こそが日向でした。これは稀咲によって仕組まれたもので、その事実を知った武道は自暴自棄になりますが、その後稀咲によって殺害されそうになります。一虎によって救出された後は直人によって逮捕されこれまでの経緯を聞き、失意に沈みながらも直人に励まされ再びタイムリープをすることとなります。
7回目後のタイムリープ後の武道
稀咲が東京卍會から追放された後に未来では武道が東卍から脱退しています。職業は不明ですが、その未来ではマイキーによって元東卍の幹部が次々と殺害されていました。その後、フィリピンのマニラにてマイキーと再会。マイキーに銃殺されかけるも、直人がマイキーを撃ったことで助かります。しかし、マイキーは最初から武道を殺害する気はなく、苦しいだけの人生だったと悔恨の言葉を残して死亡。その後、何度かタイムリープを繰り返し、天竺の黒川イザナと稀咲によってマイキーが闇堕ちしてしまったことが判明するも、未来の稀咲、イザナによって直人と共に射殺されます。死の間際にタイムリープしますが未来の直人が死んだことで未来に戻ることができなくなります。
9回目のタイムリープ後の武道
稀咲が死亡した後の未来では武道と日向が結婚式の会場に居ました。しかし、この結婚式は武道と日向のものではなく林田の結婚式でした。
【東京卍リベンジャーズ】主人公花垣武道まとめ
「東京卍リベンジャーズ」の主人公である花垣武道についてまとめてみました。最初はダメダメの主人公で、ケンカが強いわけでもありません。しかし、決意を固めた後の彼の一歩も引かない姿はまさに魅力的な主人公といえるでしょう。彼の成長は本作の見どころです。アニメが4月からスタートなので是非、見てみてください!