週刊少年マガジンにて約7年半連載を続け、ついに2020年3月に堂々完結を迎えた「七つの大罪」!最強最悪の騎士団「七つの大罪」の活躍を描いた王道ファンタジー作品で大人気となっていますね。しかし原作の最終話掲載時に、続編「黙示録の四騎士(仮)」の制作が発表されました!この記事では、まだまだ情報が少ないですが、「黙示録の四騎士(仮)」について予想も含めてお伝えしていきたいと思います。
目次
「七つの大罪」とは
2012年から週刊少年マガジンで連載がはじまり、2020年3月に堂々完結した王道ファンタジーアニメです。“愛”をテーマにしており、作中にはさまざまなカップルが登場し、ファンの間では「どのカップルが好きか?」なども話題になりました。主人公のメリオダスが、ヒロインのエリザベスと最強最悪の騎士団「七つの大罪」メンバーとともにブリタニアの平和を守るために活動していきます。爽快なバトルシーンはもちろん少しずつ「七つの大罪」メンバーの秘密や過去が明らかになったり、登場人物同士の想いが通じ合ったりするところが見どころです。
続編「黙示録の四騎士(仮)」について
「黙示録の四騎士(仮)」は「七つの大罪」最終話で、制作決定が発表された続編です。(仮)がついていることから、タイトルもまだ変わる可能性があるということでしょう。続編の発表とともに「物語は、次の世代へ」と書いてあることから、「七つの大罪」最終話に登場したメリオダスとエリザベスの息子・トリスタンが主人公ではないかと考えられます。しかし最終巻の帯には「そして、物語は“アーサー王”の時代へ」と書いてあったので、アーサーが主人公という可能性も捨てきれません!まだ何も情報が発表されていないので、どんな物語か発表されるのが楽しみですね。
鈴木央版「アーサー王伝説」になる?
原作者の鈴木央先生は「七つの大罪」の単行本1巻で、「私の大好きなアーサー王伝説の鈴木央的前日譚です!」とコメントをしています。そして「七つの大罪」にキャメロット国の若き王としてアーサー・ペンドラゴンが登場しましたが、原作の最後アーサーはマーリンとともに新しい王国を創ると旅立っていきました。「アーサー王伝説」であれば、主人公はアーサーということになりますよね。するとトリスタンやランスロットは、アーサーの仲間として登場するのでしょうか?しかし円卓の騎士は12人…四騎士だとずいぶん人数が足りません。
そもそも「黙示録」とは
「黙示録」とはキリスト教に関連するワードで、「黙示」は「神が人に表し示すこと」を意味します。また「ヨハネの黙示録」には、世界の終わりに起こる大災害について記述されていたことから、破滅的な災害や厄災を意味する言葉として使われることもあります。ファンタジーアニメと考えると、後者の意味合いで使われている可能性が高いのではないでしょうか。すでにランスロットが消えてしまったというのもありますし、また新たなる厄災が起こりトリスタンたちが立ち向かうというストーリーもあるのかなとも考えられますね。
「七つの大罪」最終話に登場したトリスタン!
「黙示録の四騎士(仮)」で主人公の可能性が高いと考えられるのが、「七つの大罪」最終話に登場したメリオダスとエリザベスの息子・トリスタンです。見た目はメリオダスにそっくりで、襟足が長い髪型の可愛らしい男の子。10歳の誕生日にゴウセルから「七つの大罪」のこれまでの戦いを教えてもらい、トリスタンは驚きと同時に憧れを抱きました。そして将来の夢が「七つの大罪」になります。そんなトリスタンが続編でどんな活躍を見せるのか楽しみですね!
「七つの大罪 番外編 はじまりを誘う雨の森」ではバンの息子・ランスロットも!
「黙示録の四騎士(仮)」で、重要なキャラクターとして登場するであろうランスロットが番外編に登場!345話でエレインがバンとの子どもを妊娠していることが発覚し、バンはその子の名を「ランスロット」と決めていました。そして2020年8月の週刊少年マガジンに掲載された読み切りは、このランスロットの話だったのです!番外編の冒頭、ランスロットはエレインに似た髪の長い美少年でした。しかし心が読めるランスロットは「女の子みたい」と思われるのを嫌がり、師匠のジェリコが「可愛い」と思っていたのを知り髪をバッサリ切り落としたのです。髪を切ってからはバンにもキングにも見えるような男の子になっています。ランスロットはバンへの憧れが強く、父親に認められたいと思っていました。そしてある雨の日、森で起きた怪事件を1人で解決しようと試み、ランスロットを見張っていたジェリコとともに忽然と姿を消してしまったのです。また番外編の最後にある「数年後…王子が“湖の王子”とよばれ姿を現すのはまた別の物語――」というくだりも非常に気になります!
「黙示録の四騎士(仮)」情報まとめ
「七つの大罪」の続編「黙示録の四騎士(仮)」は、まだ正式なタイトル発表はされておらず連載の開始時期なども不明です。主人公はおそらくトリスタンだと考えられますが、それも定かではありません…。しかし番外編で登場したランスロットの読み切りも、今後につながるワクワクするストーリーとなっていましたし、これは「黙示録の四騎士(仮)」が楽しみで仕方ありませんね!