<![CDATA[100万の命の上に俺は立っているは別冊少年マガジンで連載中の作品です。電車にアタックして死んだわけでも、何かしらの事故で死んだわけでもないのにある日、突然ゲームの世界に飛ばされ過酷なクエストをクリアしなければならなくなった主人公たちの物語。『SAO』や『ログホライズン』のようなMMORPGを題材にした作品と『GANTZ』を組み合わせたような作品と言えばかなりしっくりきます。そんな過酷なゲームに巻き込まれたけど、虚弱体質で運動すら出来ない、第2のプレイヤー『箱崎紅末』を紹介したいと思います!
目次
箱崎紅末の担当声優は『和氣あず未』さん!!
和氣あず未さんは東京俳優生活協同組合所属の声優さんで、代表作品はアイドルマスターシンデレラガールズの片桐早苗、ソウナンですか?の九条紫音役など。アイドルマスターシンデレラガールズのオーディションが俳協所属後初のオーディションで合格し、それからも徐々に活躍の機会を増やしメインキャラクターに抜擢されることも多くなってきている声優さんです。
運動禁止されるほどの虚弱体質!現実世界での箱崎紅末はこんなキャラクター!
主人公の四谷友助と第一のプレイヤーである新堂衣宇のクラスメイト。主人公の四谷友助にして『身体が弱いこと以外何も知らない』という印象で、可愛いけど地味。体育をいつも欠席している女子です。最も身体が人一倍弱いことは事実で、激しい運動はもってのほか。そのため身体能力も低い虚弱体質の女の子です。
ゲームの世界に来てしまった箱崎紅末、どんな活躍を見せる?
現実世界で虚弱体質、身体能力は小学生以下ですがゲームの世界なら話は別?と思いきや現実世界の身体能力がダイレクトに反映されるという仕様でした。運動が全くできないというハンデは外れたようですが、初期職業に戦士(剣)を割り振られてしまい素の身体能力の低さのせいで重い装備品を持てず、戦闘においては全くの戦力外でした。そもそも優しく虫も殺せない性格からも敵を殺すことに躊躇いを持っていることも戦力外に拍車をかけています。
ランクアップ後の職業は重装戦士(剣)
前述のハンデから中々経験値を稼ぐことが出来ず、ランクアップしたのは5週目のラスト。しかも、ランクアップした後の職業は上級戦士職の重装兵士(剣)でした。虚弱体質によるハンデは上級職の補正により大幅に改善されたようですが、その優しい性格と殺しに対する忌避感は相変わらずでやはり戦闘においてはあまり頼りになっていません。ただし、戦士職による補正を加味した最低限の運動能力があったことはおそらく重要で、結果的に戦士職が最善だったのかもしれません。身体能力の向上は現実世界にも多少なりとも反映されるため、現実世界の虚弱体質も多少マシになっている可能性があります。
箱崎紅末はどんな性格をしている?実は人をよく観察しているプレイヤー
元々、虚弱体質であり気弱で自己主張も強くない女の子です。そして自分の境遇から救える命は救いたい&どんな命でもなるべく奪いたくないという考えが根底にあります。その考えは本人の虚弱体質もあって戦闘面においては致命的ですが、逆にその優しい性格から誰からも信用されやすいというメリットでもあります。クエストの内容に戦闘以外の要素が加わった周回ではその個性が活かされる機会が増えており、今後の活躍が非常に楽しみ。
意外と鋭い子
虚弱体質で身体を動かすことが苦手であり、体育の時間はいつも見学しています。そのせいかよく人を観察しており、鋭い発言をすることがあります。特にもっぱら素の自分を表に出さない四谷友助の考えていることを鋭く見抜くことがあり、友助を驚かせることがあります。
責任感も強い子
性格的に殺生が苦手で、人型の魔物の肉を切る感触や寄生型モンスターに寄生された人間を攻撃することは躊躇ってしまいます。それでも、それが必要であればやるしかないと感じており、強い責任感を持っています。ただ、四谷友助と違って行動に移せるかはまた別の問題のようです。ただ、誰かを殺すための行動は出来なくとも、誰かを守るための行動なら率先して行動するあたり、とても優しく強い性格をしていると言えるでしょう。
責任感の強さはここから?虚弱体質ならではの苦労をしてきた箱崎紅末
自身の虚弱体質で毎月5万円もする薬を飲み続けなければならず、そのせいで両親も二人目の子供を諦めていました。両親や身の回りの人たちに迷惑をかけ続けてきたことが負い目となり、せめて健康でいられるこの世界では少しでも役に立てるようになりたいと考えています。責任感の強さはそんな経験から来ており、本来なら役立たずと切り捨てられてもおかしくない自分を評価してくれる友助や衣宇のためにもせめて何かの役に立ちたいと努力しています。
人生の目標は?
中学3年生にしてすでに将来の目標も決めており、薬学科の大学へと進み自分の病気を完治させるための薬を開発すること。虚弱体質の彼女は体育の授業への参加を医者に止められていました。子供にとって体育の成績は大きく、それどころかまともに運動すらできない彼女がアイデンティティを確立するためには勉強しかありませんでした。
暴力は嫌いな子
彼女は元々男子が苦手でした。乱暴で暴力を振るうのも、振るわれるのも、見るのも嫌いな彼女は乱暴な男子が苦手だったのです。しかし、ゲームの世界では元々の身体能力が反映され、経験値を稼ぐためには暴力で敵を殺害しなければならない弱肉強食の世界でした。現在日本では必ずしも暴力が必要な世界ではありませんでしたが、この世界では必ず暴力と向き合わなければなりません。前提条件が変わってしまった彼女は嫌でも暴力を振るい、振るわれることになります。
【100万の命の上に俺は立っている】箱崎紅末まとめ
100万の命の上に俺は立っているはゲームの世界に飛ばされて『GANTZ』みたいなことをやらされる作品ですが、現時点で箱崎紅末はあまり役に立っていません。虚弱体質で暴力が嫌いな彼女は戦力外だからです。しかし、物語が進むにつれて『GANTZ』のように敵をぶっ殺していくというミッションだけではなくなったことから彼女の個性が活かされる機会が増えていったり、また別の展開があるのかもしれません。戦いでは役に立たない彼女がどうなっていくのかは期待が膨らみます。そんな『100万の命の上に俺は立っている』のアニメは10月に放送開始予定です!