本作は7人の超人高校生達が異世界で活躍する物語なのですが、本作のメインヒロインはその異世界で暮らす少女リルルです。このリルルには様々な謎が秘められており、超人高校生達が異世界へやってきた原因のキーマンとも考えられています。そこで今回はリルルとはどのようなキャラクターなのかを紹介していきます!
目次
ヒューマ?ビューマ?エルフっぽいリルル
超人高校生達がやってきた異世界には大きく分けて二種類の人種が存在しています。一つは人間の姿をしたヒューマと言われる種族。そしてもう一つが獣の特徴を持ったビューマと言われる種族です。ところがリルルを見てみると、ビューマの特徴である獣の耳や尻尾はないものの、ヒューマとも違い耳が尖っていてまるでエルフのようないでたちをしています。異世界においてもエルフのような特徴を持ったキャラは他に登場しておらず、リルルが何か特別な存在である事が予想されます。
ちなみにスタイルは抜群!
貧乳や巨乳などヒロインと言えば気になるスタイルですが……リルルのスタイルは抜群となっています!その破壊力は林檎がメンタルにダメージを受けるほどのサイズ。林檎曰くこの異世界に住む人の殆どが巨乳らしいです。ちなみに外見も相当な美少女で司も美しさを賛ずるのに言葉を曲げる必要は無いと表現し、リルルに「あまりに美しいもので見とれてしまった」と言うほどでした。
意外と大胆?口移しで司に食事を与えるリルル
一番最初に目を覚ました司へ食事を食べさせようとするリルル。司は子供に戻った気持ちになりながらもリルルがスプーンで救ったシチューを口に含むのですが、怪我の影響もあり肉を噛み解すことが出来ず口から出してしまいます。するとリルルはその肉を自分の口に入れて噛み解し、そのまま口移しで司の口へ。それもかなり激しく……目覚めたばかりの初対面の相手にここまでするのは早く良くなってほしいというリルルの優しさ故なのでしょうが、いくら何でも大胆過ぎる気がします(笑)
大胆ではあるものの恥ずかしい事は恥ずかしい様子
口移しと言う行為自体はかなり大胆なものでしたが、もう一度口移ししようとしたときにウィノナが入ってきた際には耳まで真っ赤にして大慌て。口に含んでいた肉も自分が飲み込んでしまい、その後二人の関係を怪しんだウィノナに対して必死に状況説明をしていました。この様子からして羞恥心が全くないという訳でもなさそうです。しかしお風呂では葉っぱの水着だけで司と一緒にお風呂に入っても平気そうな顔をしているなど、リルルの羞恥心はどこにあるのかイマイチよくわからないのが現状です。
魔導士として目覚めるリルル
エルム村がインザーギにより焼き討ちされた際、リルルはインザーギの手によってさらわれてしまいます。フィンドルフ侯爵の元へ連れてこられたリルルは気に入られ村人の安全と引き換えに侯爵の側室になる覚悟を決めました。しかし領主にキスを迫られた瞬間、無意識化に炎の魔法を発動して抵抗するリルル。結局それが領主の逆鱗に触れてしまうのですが、この魔法がリルルの使った初めての魔法でした。
超人高校生を呼び寄せた?謎の言葉を残すリルル
フィンドルフ侯爵の元から助け出されたリルルは魔法を使った影響か意識を失っていました。司の声掛けに目を開いて返事をするリルル。しかしその眼には謎の光(紋章?)が輝いており、さらに声もリルルのものとは全く違う声だったのです。朦朧としたような状態でリルルが口にしたキーワードは「もう時間が残されていない」「この世界は巨大で邪悪な竜の顎?にのまれつつある」「この世界を救ってください。七人の勇者──」というものでした。この事から司はリルルが自分たちを異世界へ呼び寄せたのではないかと考えます。
簡単な魔法なら使いこなす事が出来るリルル
フィンドルフでの一件があって以来、リルルは魔法を扱えるようになっていきます。それも1属性だけでなく、火や水と言った具合に使いこなす事も可能に。その主な使い道は戦闘……ではなく、洗濯などに使う程度でした。(優しさから精霊に人を傷つけさせることが出来ない為)しかしその才能は突出しており、普通の魔導士なら5人がかりで1時間かかる洗濯物を1人で1分で終わらせしかも疲労度は0!さらにリルルは精霊と会話する事もできるという特殊な能力も持ち合わせています。
リルルの魔法で桂音と薬づくり!
ちょうどこの頃ギュスターヴ領西部では敗血症を患う者が多く発生しており、その治療薬であるサルファ剤の精製が急務となっていました。そこで白羽の矢が立ったのがリルルの魔法です。桂音はリルルに手順を説明し、魔法を使いサルファ剤を完成させます。リルルの使う魔法は「物質を仕分けることが出来る魔法」であり、これは化合物の合成で最も時間がかかる「精製」の過程を壊滅的なまでに短縮できる薬作りには超有用な魔法だったのです。ちなみにこの魔法と科学の合わせ技を桂音は錬金術と呼んでいました。
リルルに危機を知らせる何者かの声
以前にフィンドルフの城で司に助けられた際に不思議な事を口にしていたリルルですが、ギュスターヴのラージュソレイユが迫っていた際にはその不思議な声がリルルの頭に響き七人の勇者たち(超人高校生達)に危険が迫っている事を教えてくれました。さらにそれだけでなく、ラージュソレイユがどのような魔法なのか。対処法はどうすればいいのかなど、知らないはずの情報が勝手に頭の中にあり「生まれる前から知っていたような感覚」に混乱しつつも司たちにその情報を伝え危機を乗り越える事が出来たのでした。
謎の美少女リルルまとめ
ここまで謎多きヒロインのリルルについて紹介してきましたがいかがだったでしょうか?コミックスでもまだまだ謎の多いリルルなので、アニメでもしばらくは謎の少女と言う位置づけが続きそうです。ただ一つ言える事はスタイル抜群で美少女だということ!(笑)今後リルルの謎がどのように明かされていくのか目が離せません!