いま注目のファンタジー作品「空挺ドラゴンズ」って知っていますか?実は「このマンガがすごい!2018」にて14位を獲得した人気作品なのです。原作者は桑原太矩先生。ジブリ作品のような世界観と、おいしいごはんの描写でまたたくまに話題になりました。なんと2020年にはアニメ化も決定しているのです。これからの展開が楽しみですよね。そこでこちらの記事では、そんな「空挺ドラゴンズ」に登場するキャラクターたち(クルー)について紹介します!みんな個性豊かでとっても素敵なメンバーたちです。いったいどんなキャラクターなのでしょうか。
目次
【空挺ドラゴンズ】メンバー紹介①ミカ
「ミカ」は本作品の主人公。ワイルドな魅力が素敵な、イケメン男性ですよね!職業は龍(おろち)捕りです。捕龍船クィン・ザザ号に乗って、いつも空の上を旅しています。ビジュアルはこちら。肩まで伸ばしっぱなしの黒髪に、ひげが特徴的なワイルド男性という感じがしますよね。船にずっと乗っているため、クルーたちはそんなに身なりに気を使うことができません。女性陣は髪の毛にオイルを塗ったりしている様子がみられましたが…忙しいのも理由にあり、なかなか難しいようです。ミカもおしゃれで髪を伸ばしているわけでは決してなく、おそらく伸ばしっぱなしで切るタイミングがないのでしょう。でもワイルドで不思議な魅力があって、かっこいいと思いませんか?
ミカはとにかく「龍(おろち)」が好き
ミカはとにかく「龍(おろち)」に目がない男性です。龍のことになると、目をきらきら輝かせ、いちもくさんに捕獲に向かうのです。ミカはクィン・ザザ号の龍捕りのエース。龍を見るとわくわくが止まらないようで、他のことをほうってでも龍をとりにいってしまいます。もちろん腕も一流。龍に関しては感覚が冴えているらしく、一見よくわからないことを言っていたとしても、「龍のことはミカの判断にまかせておけばよい」と言われるほど、周りからの信頼も厚いのです。龍に関して、ミカは確実に仕留める方法を知っています。天才肌なところがあるのでしょう。少々(かなり?)変わった一面もあるミカですが、重要な主人公です。
ここの暮らしが大好き
ミカはここでの暮らしが大好きなんです。ここでの暮らしといったら、すなわち龍ですもんね。龍を捕って、食べて、加工して売る。その生活が大好きです。龍のほかにもおいしいものはある、と言われてしまうこともあるのですが、きっとミカは龍をとって、食べるというその過程から好きなのでしょう。
【空挺ドラゴンズ】メンバー紹介②タキタ
続いて紹介するのは、物語のヒロイン的存在である「タキタ」。この画像はゴーグルをつけているのですが、実はとってもかわいい女の子なのです。クルーのなかではいちばんの新人で、毎日慣れないながら、龍捕りを頑張っているんです。ちなみに支度金として船にけっこうな借金があるようです。
どんな性格なの?
無邪気な感じが可愛いですよね。ちなみにけっこうハキハキしているタイプでもあります。あくびをしていたとき、先輩から「下っ端のくせにあくびするな」などと言われたとき、「あくびくらい出ますよう!」と可愛らしく返していました。また、みんなにピクルスをふるまう場面にて、「酸っぱいからいらない」と言われても、「みんなが食べないから浸かりすぎて酸っぱくなるんです!」と切り替えしています。ちなみに龍ばかり食べているミカに、むりやり食べさせていました。かわいいけど押しも強めなところが、また魅力ですね。ちなみにこの画像は、アニメでのタキタです。アニメ絵になってもかわいいですね。
【空挺ドラゴンズ】メンバー紹介③ジロー
続いて紹介するのは「ジロー」です。けっこうよく登場するキャラクターなのではないでしょうか。ボブのヘアスタイルが印象的で、一見女の子のように見えますが、れっきとした男の子。少年乗組員です。ミカと一緒に行動することが多かったり、タキタともよく絡んでいますので、見たことあるという人も多いのではないでしょうか。単行本2巻の表紙は彼でした!とても目がよく、戦闘でも役立ちます。また、嵐の中で助けられた、光る龍の伝説を信じているという純粋な一面もあります。この光る龍について気になる方は、ぜひコミックスの2巻を読んでみてくださいね!ちなみにジローは、4巻にて髪の毛を切ったため、現在では少しヘアスタイルが違います。
【空挺ドラゴンズ】メンバー紹介④ヴァナベル(ヴァニー)
つづいてはヴァナベル(ヴァニー)。ちなみにみんなはニックネームの「ヴァニー」と呼んでいますが、ミカだけは本名で「ヴァナベル」と呼んでいます。アンニュイな雰囲気が魅力の、素敵な女性ですよね!ポニーテールが良く似合っていますちなみにタキタと同部屋で、彼女ともなかよしです。タキタとはまた違った魅力がありますよね。またミカと同じぐらい、龍捕りと解体の腕前に優れています。そしてかなりお酒に強いです。4巻の表紙を飾っているのは彼女です。美人さんですよね!ちなみに、ミカに恋愛感情のようなものを抱いているようにも見えるのですが……。このあたりはまだまだ謎です。「空挺ドラゴンズ」にて、恋愛描写はあるのでしょうか?もしあったとしたら、この2人だと大人の恋愛って感じになりそうですよね!これからの続報を待つところです。
【空挺ドラゴンズ】クルーたちは個性豊か!
クルーたちはほかにもたくさんいます。そしてみんな個性的で、それぞれに人生があります。きっとみんなこの船に乗るまでに、ひとりひとりの物語があったのでしょう。またこの「空挺ドラゴンズ」という作品のなかで特徴的なのは、こんなにキャラクターがたくさん登場するのに、1度もキャラクターの紹介というものがないということです。漫画の空きページなどによく「キャラクター紹介」として各キャラのプロフィールなどを記載しているのをよく見かけますが、「空挺ドラゴンズ」にはそれがまったく登場しないのです。そのため、はじめはキャラの顔と名前がなかなか一致しません。なかにはコミックス第1巻から姿はずっと登場しているのに、ずいぶんあとになって名前が判明するキャラクターなんていうのもいるほどなのです。
あえてモノローグをつけないとう斬新さ
しかしこれも、原作者の桑原先生の思惑なのです。桑原先生いわく、「空挺ドラゴンズ」は群像劇にしたかったとのこと。そのためモノローグを設けずに、細かい描写のなかでキャラクターを感じ取れるような仕組みになっているんです。とてもおもしろいと思いませんか?確かに、ストーリーを追って、キャラクターが頭に入っていくうちに、自分もクルーの一員になったような気分になりますよね。キャラクター紹介をあえてしないことには、きちんと意味があるのです。
クルーは、家族のような存在
龍(おろち)捕りは、かなり危険がともないます。そのぶん成功した時はかなりの報酬なのですが、やはり命の危険と隣り合わせなのです。そのためクルーたちは自然と団結し、家族のような関係にもなります。この漫画を見ていると、ついついわくわくしてしまって一緒に冒険したくなりませんか?
【空挺ドラゴンズ】メンバー紹介まとめ!
以上が、「空挺ドラゴンズ」に登場するメンバー紹介でした!個性的で素敵なクルーたちがたくさんいますよね。ミカやタキタ、その周りをとりまく個性あるキャラクター、幻想的な龍においしそうな料理と……、どこをとっても魅力的な作品です。アニメ化するとなると、また人気が出そうですよね!今後の展開はどうなっていくのでしょうか。1番新人のタキタは、これからどのような成長を遂げるのでしょうか?とっても楽しみです。ぜひ楽しみに、続報を待ちたいところですね。まだ原作を読んでいないという人は、今のうちにチェックしておきましょう!ここまで読んでくださりありがとうございました。