BEASTERSは、草食動物と肉食動物を擬人化させて、彼らの特性を残しつつもそこに共存している世界を描いた作品。肉をどうしても食べたいという本能と、彼らと中役やっていきたいという理性の間に揺れ動く主人公のレゴシ。そんなレゴシは、ハルというウサギに恋をすることで、より一層苦しむことになるのでした。そこで、今回は、このウサギのハルについて紹介させて頂きます。
ハルってどんなキャラ?
ドワーフウサギのハル。彼女は小柄でまさしく弱々しいウサギなのですが、園芸部に所属して、花を一生懸命に育てる優しい性格の持ち主。家庭環境もいいようで、父親、母親ともに仲がいい様子。しかし、色恋沙汰に寛容すぎる面を持ち、学校ではいじめられている場面も。そんな彼女は、雄の間では、すぐに関係を持たしてくれるウサギとして知られているようです。
ハルが愛に溺れた理由
なぜ、このハルがオスとの関係を持つことが好きになったのか。元々、ドワーフ種のウサギは、非力で肉食動物の格好の餌食。母親からもウサギはか弱い生物であることを言われてきました。しかし、そんな時にあるオスと初めて体の関係を持ちます。そこにあったのは、純粋な愛情で、初めて対等に扱われるように感じたハル。その感情が忘れることができなかったハルは、その後、多くのオスと体の関係を持つようになるのでした。
同級生にいじめられるハル
同級生にいじめられるハル。原因は彼女持ちの男との浮気。そんなハルは、文句を行ってくる同級生に立ち向かう一面も。そんなハル。実は肉食獣とはいまだに関係を持ったことがありません。
ハルとレゴシ
初めての出会い
初めての出会いは、ある夜。ルイの秘密の練習のためにと見張りをさせられていたレゴシ。そこにやってきた一匹のウサギであるハル。そんなハルを見たレゴシは自分の本能を抑えることができずに、ハルを捕食しようとします。ギリギリで我に戻ったレゴシ。傷がついた彼女の腕。しかし、この時はお互いに誰かも知らない間柄だったのです。そして、別の日、たまたま園芸部に用事で出かけたレゴシ。そこに登場したハル。そこでレゴシは、あの夜襲おうとしてしまったウサギだと気がつくのですが、ハルは気がつかない様子。ここから二匹の関係は始まったのでした。
本能でビビるハル
二人で食堂で食事をすることになったハルとレゴシ。そんな二人はまだお互いに名前も知らない間柄。彼女に何を話していいのか戸惑うレゴシ。そんな中でハルはうさぎとしての本能なのか、レゴシが口を怯えるたびに、逃げろと頭の中をかき乱されて落ち着かない様子。そんなハル。その後にレゴシに送ってもらったこともあり、友人として打ち解けていくのでした。
さらわれたハルを助けるレゴシ
シシ組にさらわれてしまったハル。そんなハルを助けるために、レゴシはシシ組に乗り込み、彼女を助けます。ボロボロになってハルを助けたレゴシ。二人は終電もなくなり、ホテルへ。そこで、初めて出会った時に、ハルを襲った肉食獣が自分であることをレゴシはハルに告白します。なんとなくそれを感じていたハル。驚きもしませんでした。そのまま、体の関係を持つかと思われたのですが、ハルのうさぎとしての本能なのか、レゴシの口の中に入っていこうとしてしまいます。結局ふたりは関係を持つことはできませんでした。
ハルとルイ
二人が出会ったのは、ルイがツノの生え変わりの時期。プライドの高かったルイは、それを誰にも言わないようにお願いします。そんな中で、ハルはそんなことは御構い無しに、友人としてルイの看病を行います。関係を持ってしまった二人。ハルがシシ組にさらわれるまで、ルイとの関係は続いていました。レゴシが一方的にハルを好きになった際にも、この二人の関係は続いており、ハルがルイのことを好きだと気がついたレゴシは、彼女への思いを断ち切ろうとした一幕も。しかし、レゴシにシシ組から助けてもらって以降、二人の関係はなくなったようですね。
ハルって結局誰と結ばれる?
ハルは今の所レゴシと結ばれるような流れになっていると思います。しかし、レゴシがシシ組の一件で、ルイの足を食べたことにより、学校をやめて、アパートで暮らし始めるという新章に移っています。そんな中で、ハルはレゴシへの思いを寄せる一方、レゴシは、食肉を行なったことが引き金となり、それどころではない様子も。最終的には二人はどのような結末を迎えるんでしょうか?
ハルについて最後に
まだレゴシと付き合っていくかがわかっていないハル。今後の二匹の動向が気になるところですね。