大人気アプリゲーム「Fate/Grand Order」。1300万ダウンロードを突破し、いまかなり勢いのあるスマホアプリとなっていますよね。実はこの「Fate/Grand Order」、このたび2019年、テレビアニメ化が決定されています！その名「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」。このニュースには原作アプリファンも、わくわくしているのではないでしょうか。今回こちらの記事では、アニメ化される予定のエピソードである「絶対魔獣戦線バビロニア」について、いったいどのようなストーリーなのか詳しく紹介していきます！それでは、さっそくみていきましょう。
目次
「絶対魔獣戦線 バビロニア」とはいったい？
まず「絶対魔獣戦線 バビロニア」というのは、『Fate/Grand Order』第1部第七章のタイトルです。舞台は神代。これは、神秘残る最後の時代です魔獣巣食うウルクの地で、最大の悪が目を醒まします。それは神と人が袂を別つ、運命の時代であり、幼年期の終わりを迎える、子供たちの物語になります。
どんなストーリーなの？
時代は紀元前2655年古代メソポタミア。神々の世界から人々の世界へと移りゆく、まだ神秘が色濃く残っている時代でした。このとき英雄王のギルガメッシュが不老不死の探求を終え、完成された王として君臨していた繁栄の時代でもあります。しかしこのとき、最後の特異点となったバビロニアは三人の女神と数多の魔獣によって滅亡の危機にあったのです。そして賢王ギルガメッシュはウルクを解体し、要塞都市として再建しました。さらに、魔獣の猛攻を食い止めていたというのです。
エルキドゥから助けられる！
主人公たちはついに、魔獣に追い詰められてしまいます。しかしそんな主人公たちを助けたのは、既に死んだはずの「エルキドゥ」だったのです。そして伝説の魔術師である「マーリン」がついに姿を現しました。
そして、遂に姿を現した伝説の魔術師・マーリン。神々と魔獣、そして人類。種の存亡を賭けた戦いがはじまります。そして最後に、「天の鎖」が選んだ選択とはいったいなんだったのでしょうか。
「絶対魔獣戦線 バビロニア」の特徴って？
ここからは、このシナリオの特徴について掃海します。まずこれは紀元前2700年というはるかな過去であり、あらゆる伝承の原点として名高苦しられている人類文明創成期のバビロニアを舞台にしたシナリオです。またシリーズで遊んでいる人はわかるように、ウルクの王として善政をおこなうギルガメッシュや、宮廷魔術師のマーリンなど、Fateシリーズのなかでもかなりの強者を味方につけて、物語は進んでいきます。さらに神話の時代ということで、本来ならばサーヴァントとして降臨することが不可能に近いと設定されていた「神霊級サーヴァント」たちが次々に登場・実装されているというのも大きな見どころになりますね。
どのような感じで進めていくのか
前半パートでは、はカルデア大使館を設立してウルク市民やサーヴァントたちとのふれあいが描かれています。そのため歴代シナリオのなかでもかなり長い期間、ウルクの地に逗留することになるでしょう。またわりとコメディ要素も多いため、明るい雰囲気で物語が進んでいくというのも特徴です。しかし後半ステージになると様子が一変します。一気に絶望との戦いになってしまい、思わずプレイヤーは心をえぐられてしまうほどです。またそのほか、強力なサポートキャラや実質的なイベント戦なども多くなっているため、難所はあっても全体的な難易度としてはキャメロットよりは低いとされています。
「絶対魔獣戦線バビロニア」に登場する賢王とはいったい？
さきほど登場した、「賢王」ギルガメッシュとはいったい誰のことなのでしょうか。
ギルガメッシュ（キャスター）
「今こそ原初の神を否定し、我らは人の時代を始める！ 心せよ、我が精鋭たちよ！ これは神との真なる決別の戦い！ その命、王に捧げよ！ 最後の一命まで、後の世に、我らウルクの栄光を伝えるために！」
ギルガメッシュ（キャスター）とは、「Fate/Grand Order」に登場するキャスターのサーヴァントであり、レアリティは☆4。 英雄王ギルガメッシュがキャスターとして現界した姿になります。もともとギルガメッシュは、最高位の魔術師が持つ「千里眼」の能力を持っていることが判明していました。そのため、本シリーズのファンの中では「キャスターとしての適性もあるのではないか?」とひそかに話題だったのです。メインシナリオ第1部七章「絶対魔獣戦線バビロニア」に登場します。そして同シナリオの実装と共に参戦し、魔獣に襲われていたバビロニアの大地をまとめ上げ、賢王として統治することとなります。
「絶対魔獣戦線バビロニア」に登場！賢王ギルガメッシュってどんな人物？
賢王ギルガメッシュとは、伝説より「すべてをみたひと」と語られています。不老不死の旅より帰還した、至高の賢王です。偉大なるウルクの王であり、ときに冷酷、そして時に人情を認め、厳しくも民を導いています。ソロモンの人理焼却によってウルクに三女神同盟が現ましたが、彼は「戦に出る英雄王として戦えば、ウルクは滅びる」と判断しました。そのためここからは、国を栄えさせる賢王として魔術師に徹しています。本人曰く「真似事」らしいのですが、過労死するのではないかというほどのオーバーワークを行っています。
サーヴァントを召喚
英霊召喚の術式を知った賢王ギルガメッシュは、それを元にサーヴァント達を召喚しました。なぜか日本出身の人物ばかりで固めていたため（グランドキャスター該当者である「マーリン」と、絶対魔獣戦線の最前線にいる兵士達を鍛えるための「レオニダス一世」を除く）、そんなに日本が気に入ったのかと思われてもいたが、のちのちのことを考えると、彼が日本と関係が深いのは納得できます。もしくは千里眼で見た敵の正体から、この地に関わりのある英霊のなかではそれと戦えないと判断したため、ウルクと関係のない場所から英霊をピックアップしたのかもしれません。
賢王ギルガメッシュの真名は？
ほとんど全員すぐに気づくとは想うのですが、賢王ギルガメッシュの真名はギルガメッシュです。それも、不老不死を求める旅から帰還した後のギルガメッシュでした。自らの不在のために荒れ果ててしまっていたウルクを建て直した賢王です。賢王としてのギルガメッシュは暴君ではなく、王として成長を果たした賢王であるためか、属性もセイバー等を初めとする正統派の王と同じ物に変わっています。しかし言動は相変わらずではあり、イシュタル曰く、「スイッチを切り替えているだけ」とも言われているのです。
気になる！「絶対魔獣戦線バビロニア」での賢王ギルガメッシュの能力
王の財宝から使用しているのは魔杖のみであり、王の財宝からの「財宝の投射」は封印しています。しかも英雄王としての時より背後を護ろうとしている為、それをも細かく丁寧に扱っています。そのほか「魔術師の真似事」ということで、カルデアの通信機能を真似てみたり、城塞などの建造物の設計を行ったりなど、意外なほどのキャスタークラスぶりを発揮しているのです。
「絶対魔獣戦線バビロニア」の賢王ギルガメッシュの人間関係
ここからは、彼を取り巻く人間関係について紹介します。
エルキドゥ
絶対の親友です。しかしかつてとは違い、「我にエルキドゥと話す自由はない」と語っていて、距離を置こうとしています。そののちにエルキドゥはギルガメッシュにいついて、 「きっと彼と一緒にいたら、また共に冒険の旅に出て、ウルクから連れ出してしまうだろう」とも語っているのです。ギルガメッシュはエルキドゥの死をきっかけにして賢王として成長したため、それはタブーだととらえているのではないでしょうか。しかしマテリアル本には、明らかにエルキドゥと会話をしているようなコメントもあります。実際ふたりがカルデアでどのような交流をしたのかは、ユーザーの砂王像にまかされているようです。
シドゥリ
ギルガメッシュの世話係、補佐役をつとめているウルクの祭祀長です。自身の補佐役を務める賢女。ウルクを訪れた主人公一行の世話役でもありました。
マーリン
現代まで生きつづけているため本来であれば英霊にはなれないのですが、ギルガメッシュの時代はマーリンがまだ生まれていない時代です。そのため「死んでいる」と解釈できないこともないという荒業（！）によってサーヴァントとして召喚されました。主人公たちがウルクに来訪した時点での残存サーヴァントです。
牛若丸
英霊召喚を用いて召喚したサーヴァントの一騎であり、主人公らがウルクに来訪した時点での残存サーヴァント。
武蔵坊弁慶
英霊召喚を用いて召喚したサーヴァントの一騎であり、主人公らがウルクに来訪した時点での残存サーヴァント。
レオニダス一世
英霊召喚を用いて召喚した、サーヴァントの一騎です。主人公らがウルクに来訪した時点での残存サーヴァントであり、絶対魔獣戦線の最前線である北壁の兵士たちの指揮官として配置されました。さらに彼に鍛えられたウルク兵は、魔獣に負けないほどの屈強さを得ています。
天草四郎、風魔小太郎
ウルクを守るために英霊召喚を用いて召喚したサーヴァントたちです。三女神同盟の侵攻の1つである熱帯雨林の侵蝕に対する調査に出させたが未帰還で行方不明となっってしまいます。ちなみに幕間の物語によると、理屈が通用しない獣にトラウマになるまで襲われてしまったようです。
巴御前
英霊召喚を用いて召喚したサーヴァントの一騎です。彼女が魔獣の指揮官クラスと相討ちとなったことにより、主人公らが訪れるまでにどうにかウルクを維持することができました。人と別の魔性の混ざりものとのことをいいます。
茨木童子
英霊召喚を用いて召喚したサーヴァントの一騎です。召喚したが、牛若丸に脅されてしまったため、「盗賊団を結成する」との捨て台詞と共に逃走してしまいます。ギルガメッシュいわく「この特異点で会うことは無いだろう」ということだったのですが、そのとおりで七章のシナリオには一切登場しません。しかし七章クリア後に挑戦できる1回限りのクエストのなかに、盗賊団の残党の中に登場していました。結成したのですね。そして坂田金時の幕間の物語である「金時の鬼退治」にて、彼女の動向が語られました。
「絶対魔獣戦線 バビロニア」ついにテレビアニメ化！！
こちらのシナリオは、本作品の中でも最も人気ストーリーになります。そのため舞台化などの展開が行われていたのですが、ついにこのたびTVアニメ化が決定しました！発表されたのは、2018年7月29日に開催された「Fate/Grand Order Fes.2018～3rd Anniversary～」です。ちなみに第六特異点『神聖円卓領域キャメロット』と共に「Fate/Grand Order Animetion Project」としてアニメ化が発表されました。ちなみにこちらのアニメシリーズは、2019年10月より放送予定となっています。
制作スタッフ
原作：奈須きのこ／TYPE-MOON、リードキャラクターデザイナー：武内崇、監督：赤井俊文、副監督：黒木美幸、キャラクターデザイン：高瀬智章、音楽：芳賀敬太・川﨑龍、制作：CloverWorks
絶対魔獣戦線バビロニアについてのまとめ！
以上が、このたびテレビアニメ化する「絶対魔獣戦線ばバビロニア」についての紹介でした！ストーリーが複雑に絡み合っていて、アニメ化するとなるとますます盛り上がりそうですね！人気シナリオというのも納得でした。これからはゲームファンにとっても嬉しい新情報がたくさん発表されていくのではないでしょうか。今後の展開にも期待ですね！
