突然の窮地に巨大怪獣と戦う使命に導かれる主人公・裕太の活躍を描いた「SSSS.GRIDMAN」の第1話。怪獣という絶対的な脅威と、それに立ち向かうために巨人になる能力を手に入れる流れは「ウルトラマン」シリーズを感じさせるものであり、特撮もの好きならば燃える展開となっています。
ボラーのプロフィール
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
新世紀中学生のメンバーの一人。 オレンジ髪をツインテールにした黒服の小柄な少女…に見えるが実際は他のメンバーと同様男性である。つっけんどんな言動が目立ち、喋り方もかなり荒っぽく横柄で生意気な風だが、小柄な見た目に反してどこか大物染みた気風の良い豪快さもにじませている。一人称は「俺」。
人物像
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
ボラーの性格は一言で言えば「生意気なガキンチョ」である。 内海に蹴りを入れたり、パンを大量購入しキャリバーに荷物持ちさせたり、尾行している響裕太と内海に「ストーカーになれそう」と正論を言ったりした。その一方で小柄な外見に見合わない頼りがいのある兄貴っぷりを垣間見せている。そのため悠木氏は「生意気なガキンチョと、たまに会う柄が悪くて怖そうだけど、相談すると他の大人より頼りになる親戚のお兄さんをドキドキドッキングさせて金髪幼女顔少年の体に詰め込んだという要素てんこ盛りっ子」と、そのキャラクター性を表現している。
ストレートな言動
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
思った事を直に口に出すタイプのようで六花がアカネと久しぶり遊びに行く嬉しさに鼻歌歌っていたら「何か良い事あったの?」とストレートに質問したり、想い人の尾行に熱心になっている裕太と将に対し「お前等立派なストーカーになれそうだな」と毒づいている。また本編ではキャリバーが六花、マックスが裕太と絡むように、ボラーは主に内海と絡んでいる。
作中でもボラーの可愛い行動
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
苦いものが苦手なようでリサイクルショップ「絢」の併設カフェのメニューに渋い顔をしたり、4話で裕太と内海による六花とアカネの尾行活動に付き合った時は尾行そっちのけで嬉しそうにパンを大量買いするなど子供っぽさがある。また急遽ジャンクを買い取る際に全員でお金を出した際には20円しか出していなかった。
実年齢不詳
なお、実年齢は不明だが、少なくとも裕太達よりは年上のようで、将の事を「ガキ」呼ばわりしている。ボイスドラマ6,6回での本人曰く「就職したことねー」だそうだが・・・? 見た目が幼いことは本人も気にしているようで、ボイスドラマ6.6回で中学生扱いされた時は「俺のどこが中学生だよ!!」といつも以上に声を荒げて激怒し、直後に将に小学生扱いされたときには向う脛に蹴りを入れ悶絶させている。
バスターボラー
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
ボラーの正体はグリッドマンをサポートするアシストウェポンへの変身能力を持った人間。原典における「ツインドリラー」に当たる一対の巨大なドリルを備えた無限軌道走行の戦車。 一見するとドリルを主武装とする突撃機に見えるが、本機の本分は全身火薬庫といえる様々な弾頭のミサイルによる高火力を有する点にある。爆撃のみならず、消火剤の散布による大規模火災の鎮火や、粘着弾による敵の足止めなど、見掛け以上にマルチラウンドに対応することが可能。
武装合体超人「バスターグリッドマン」
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
グリッドマンがバスターボラーと合体して完成する武装合体超人。 バスターボラーの本体部分が胴体の追加装甲となり、頭部にヘッドパーツが装着。キャタピラ部分はガトリング砲とミサイルを発射する重火器として機能する。 両肩にあるツインドリルは、パラボラアンテナ状に展開する事でバスターモードにすることができる。
強さ
追加装甲のおかげかゴーヤベックと自身のミサイルをコピーしたアンチの集中砲火を受けながらもエネルギー切れになることなく勝利するなど、火力だけでなく防御力も強化されているようだ。
ツインバスターグリッドビーム
バスターモードとなったツインドリルから巨大なビームを発射する。 ツインバスターという名前からグリッドマンの中の人が主役のアニメの主役機武器を思い出した視聴者も多い様子。なお、緑川氏が叫んだのはグリッドビームの部分だけで、「ツインバスター」の部分は悠木氏のみが叫んでいる。 なお、元ネタであるサンダーグリッドマンには『ドリルブレイク』というドリルを飛ばす必殺技があるがこの技はそれの強化版と言える。
まとめ
各キャストから『SSSS.GRIDMAN』へのコメントが「特撮のグリッドマンのファンとアニメスタジオのTRIGGERのファンがお互いを知る切っ掛けになれたら」と稲田さんが語ると、「スタッフさんの熱意も凄まじく、女の子の自分でもとても楽しめる作品です!」と宮本さんが語るほど期待が高い作品です。特撮ファンでなくても楽しめるのでぜひアニメで「SSSS.GRIDMAN」をチェックしてみてください。