突然の窮地に巨大怪獣と戦う使命に導かれる主人公・裕太の活躍を描いた「SSSS.GRIDMAN」の第1話。怪獣という絶対的な脅威と、それに立ち向かうために巨人になる能力を手に入れる流れは「ウルトラマン」シリーズを感じさせるものであり、特撮もの好きならば燃える展開となっています。
内海将のプロフィール
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
偏差値がそこそこ高めのツツジ台高校に通う高校一年生。1年E組に所属しており、響裕太・宝多六花・新条アカネとはクラスメイト。眼鏡をかけたクールそうな少年。『TURBO』と書かれた鞄を持っている。視聴者からはボイスドラマ3.3回以降、六花軍団から言われた「ターボ先輩」「ターボーイ」が彼のあだ名として定着している。
性格
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
基本的に察しが良く達観した性格ではあるのだが、意外と熱血というかノリが良い。ウルトラシリーズを見ているらしく、怪獣が出現するなどすると「ウルトラシリーズなら」と歴代のお約束に当てはめた台詞を言うそのため第1話では怪獣の弱点を見抜き勝利に貢献するなどアドバイザーのポジについたかと思いきや、それ以降戦闘では弱点のない怪獣ばかりなので役に立っていない。それどころかその察しの良さとシリーズのお約束を絡めた冗談を言ってしまったばかりに、裕太を危険に晒してしまった事もある。
意外と機械音痴
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
パソコンについては詳しくはなくタイピングも早くはないようだが、流石にフリーズをしたパソコンの電源を抜いたらヤバイ事くらいは知っている。 実家暮らしで、小学6年生の弟がいるらしい。 意外と着やせするタイプの様で、服を脱ぐとかなりだらしないお腹をしている。
グリッドマン同盟の誕生
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
グールギラス出現時には危険を承知で見物しに行ったほか、裕太がグリッドマンに変身すると率先して援護する方法を模索しており、戦況が有利になると表情を輝かせて声援を送っていた。戦闘終了後に「グリッドマン同盟」結成を提案するなどノリが良い一面もある。
怪獣との戦闘感覚
時折相手の立場を鑑みない発言をしてしまうことがあり、それに加えて直接命を懸けて戦う立場にないことから怪獣との戦闘のことを遊びの延長感覚に捉えてしまっていた節があり、「怪獣の正体は実は人間かも?」と冗談半分で言ったこともある。
大の特撮ファン
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
「ウルトラシリーズなら怪獣に弱点があるのに!!」と発言しており、本屋で雑誌「宇宙船」を立ち読みするほどの特撮ファンである模様。その前にも裕太が「グリッドマン」と言うのを聞いて「それ流行ってるの?」「俺も見たいんだけど」と反応していたことから、当初は何かの特撮ヒーロー(番組)だと思っていた様子も見せた。
交友関係
裕太との関係
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
裕太とは今年の4月に知り合って友達になったばかりだが、裕太の住所を知っているくらいは仲良くなっている。一方で六花との仲は良くも悪くもない感じである。また普段はあまり目立たないが、実は結構腹が出ており、第5回では早々に裕太から「めっちゃ腹でてるのな」とツッコまれた。
グリッドマンとの関係
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
好奇心旺盛さもあってか観察力も高く、敵の弱点を見つけてグリッドマンへアドバイスすることもある。また、学校の慣習を利用する等、機転も効く模様。但し、昔の機械の扱いには疎い模様。
新条アカネとの関係
クラスメイトの新条アカネに対しては、他の男子生徒と同様に好意を抱いているらしく、「才色兼備・才貌両全の最強女子。クラス全員に好かれるという奇跡みたいな女」と力説し、裕太から彼女への好意について聞かれた際には早口で誤魔化していた。第4回でも彼女が合コンに参加すると聞いて大いに落胆しており、彼女の事を「奇跡の寄せ集めみたいな美少女」と再び絶賛している。
アカネを巻き込みたくない思い
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
第6回では法事で集まった親戚の子供たちとザイゴーグのソフビとスペースマスケッティのおもちゃで遊んでいるシーンもあった。本屋での出来事がきっかけでアカネが自分と同じく怪獣好きだと知り、怪獣談義で盛り上がるが、彼女ほどの知識はなかったようだ。アカネに裕太の秘密について尋ねられるが怪獣との戦いに巻き込むことはできない」として答えることはなかった。
新世紀中学生との関係
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
新世紀中学生の中では特にボラーと仲が良い。基本的にボラーにぞんざいに扱われており、会話が長くなったり怪獣絡みの話題で興奮気味になると彼に向う脛を蹴り込まれて悶絶するのがお約束となりつつある。
余談
第6回で立ち読みしていた「宇宙船」は表紙がアンドロメロス、ハンターナイトツルギ、テクターギアの鎧の戦士特集で、サイバー少女テロメア、ウルトラスーパーファイト、オタスケガール、生物彗星WoOの名前もあった。裏表紙はOP、EDをそれぞれ歌っているOxTと内田真礼さんの広告となっていた。
名前の由来
名字の内海は円谷プロの創業者であり、ウルトラシリーズの産みの親である円谷英二氏が若い頃に勤めていた『内海玩具製作所』が由来と考えられており、それが本当ならウルトラシリーズ好きという設定はそこからきていると思われる。
担当声優は「斉藤壮馬」さん
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
1991年4月22日生まれ。山梨県出身。本名は『齊藤壮馬』。愛称はそうまくん、斉藤さん、トレンディ。大の読書好きで文学に対する造詣が非常に深いことで知られており、インタビューでも時折、好きな本について熱く語ることがある。
実力派声優
2014年の『ハイキュー!!』の山口忠役に抜擢されたことがきっかけでブレイクし、同年夏には2作品(『アカメが斬る!』のタツミ役、『残響のテロル』の久見冬二役で)でも主役を務めるなど、出演作が急増。2015年に、第9回声優アワード新人男優賞を受賞。 かねてよりキャラクターソングを担当していたことなどがきっかけで、2017年より個人名義での音楽活動(所属レーベルはSACRA MUSIC)を始めることが発表される。
まとめ
毎回毎回新たな発見や見所が増えていき、何度見直しても全く飽きない作品です。特撮原作なので興味が持てなかったりしてまだ見ていない方はぜひチェックしてみてください。