「このマンガがすごい!2016・オトコ編」や「全国書店員が選んだおすすめコミック2016年度」など、数々の賞で1位を獲得した大人気漫画作品『ダンジョン飯』。九井諒子さんの代表作となっており、現在もKADOKAWAから発行されている漫画雑誌『ハルタ』にて連載中の作品です。本作は、古典的なファンタジー作品に登場するモンスターを料理しながら、ダンジョンを攻略していくという、アドベンチャー作品でありながら、グルメ作品にもなっています。今回は『ダンジョン飯』に登場するキャラクターのイヅツミについて紹介していきたいと思います。
獣の魂を持っている?半人半獣
出典: ダンジョン飯 ©九井諒子・KADOKAWA / エンターブレイン
イヅツミは、黒魔術によって獣の魂を混ぜられた半人半獣の女性です。イヅツミという名であることが判明する前にはアセビと呼ばれていました。獣の種類については判明していませんが、目は猫目であり、大きな耳としっぽがついていることから、ネコ科の獣ではないかと推測されます。頭やあごの下をなでられるのが好き。食事のマナーが悪く、偏食気味。一度キノコが出たとき、イヅツミはキノコが嫌いだからと言ってキノコを捨て、パーティーのメンバーであるドワーフのセンシに怒られたことも。同じくパーティーのメンバーであるハーフフットのチルチャックからは育ちが悪いと評されています。しかしイヅツミ本人は、スプーンの持ち方を自ら直したりといった様子も。
黒猫っぽい?イヅツミのジョブは忍者
出典: ダンジョン飯 ©九井諒子・KADOKAWA / エンターブレイン
忍者のような装束を身にまとうイヅツミのジョブはその服の通り、忍者です。身のこなしが軽く、スピード感のある戦い方をします。これといった武器は使用しないもよう。おそらくネコ科の獣との半獣であるため、爪や牙を使って戦うと思われます。イヅツミが自分にかかった呪いを解いてもらうためにマルシルを人質として捕らえたときにも、マルシルの眉間のあたりに爪を寄せるだけでした。
イヅツミにかけられた呪い
出典: ダンジョン飯 ©九井諒子・KADOKAWA / エンターブレイン
イヅツミには2つの呪いがかけられています。1つ目は、黒魔術によって人と獣(おそらくネコ科の獣)を魂を混ぜられているというもの。この呪いは「一度混ざってしまった魂は二度と元の形に戻らない」ということもあり、解くことは不可能なもよう。2つ目は、首元にかけられた呪いで、一定時間術者が触れないと作動するという呪いです。逃げることを許されない意味合いを持つ呪いであると思われます。これはマイヅルによってかけられたと思われる呪いですが、マイヅルたちはイヅツミを置いて地上へ戻ってしまったため、呪いが発動されてしまう可能性があります。しかし、この呪いはマルシルによって解除されました。
イヅツミのまとめ
出典: ダンジョン飯 ©九井諒子・KADOKAWA / エンターブレイン
いかがでしたでしょうか?今回は『ダンジョン飯』に登場するキャラクターのイヅツミについて紹介しました。半獣ということもあり、猫耳や猫のような仕草も魅力なイヅツミ。戦闘となると軽い身のこなしが、見ていて爽快です。そんなイヅツミにも注目しながら読んでみてください。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。