聖杯戦争の為だけに鍛え上げられ、アインツベルンから派遣された最強のマスターである「イリヤ」と肉弾戦では敵無しの圧倒的破壊力を産み出す「バーサーカー」の二人。まさに美女と野獣とも言えるこの二人にピックアップし徹底紹介します!
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
目次
鬼畜ロリ「イリヤ」
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
銀髪と赤い瞳が特徴的な小柄な少女。その容姿同様幼いゆえの無邪気さ、そして善悪の区別がつかないための残酷さを併せ持ち、他のマスターを平然と躊躇なく殺しにかかる(というようにアインツベルンによってそのように教育された)。 主人公の衛宮士郎に対してはマスターとして、また自分を棄てた衛宮切嗣の養子として嫉妬に近い殺意を持って相対しつつも、自分の最後の家族であることから愛着も持っており、昼の町で出会ったときは見た目相応に甘えてみせるなど、愛憎入り交じった複雑な感情を抱いている。
まさに鬼畜
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
士郎を付け狙っていたのは自分を裏切った切嗣への八つ当たりの復讐。 本人曰わく士郎が切嗣を奪ったんだから死んだ切嗣の代わりに責任を取って貰うとの事。 士郎をバッドエンドに叩き込みまくる上に内容も凄まじく、首だけにして死ぬまで拷問、下半身挽き肉、人形にするなど多岐に渡る。 まさに最凶。
イリヤの性格が歪んだ理由
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
切嗣が冬木に赴くまでの8年間を親子で過ごし、その後はアインツベルンの本拠地で留守番となり、小聖杯としての教育と調整を受けつつ両親の帰りを待った。 だが、切嗣が聖杯戦争で勝利できなかった事を知ったアインツベルンは激怒し、切嗣を二度とイリヤに合わせないように本拠地に結界を張った。
拷問の様な訓練と洗脳に近い教育
残されたイリヤは両親との連絡が途絶えたまま幼少期を過ごし、母親の姿をした聖杯の悪意によって「切嗣はイリヤを捨てて別の街で別の子供と暮らしている」と吹き込まていく。前回の聖杯戦争が不完全な形で終結したため、第五次聖杯戦争が10年後に行われるとわかると、その戦いに向けて拷問の様な訓練と洗脳に近い教育を施されて行くこととなる。この教育によって彼女は実父に棄てられたと思い込むようになり、切嗣を憎むようになった。
裏切りへの教訓
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
2度の失敗と前回の裏切りへの教訓から、第五次では自意識が無いことから裏切ることが無いであろうバーサーカーが与えられた。 開始前から自身の義弟であり、父親を奪った衛宮士郎に愛憎入り混じった複雑な感情を抱いており、何度か接触を図り、次第に士郎を自分のものにしようと執着するようになる。
マスター(魔術士)としての能力
維持するために桁外れの魔力を要するバーサーカーを平然と従え、平凡な魔術士なら一生かけても蘇生一回分用意できるかどうか分からない程の魔力を要する「十二の試練(ゴッド・ハンド)」の回復も可能など、規格外の魔力を誇る。
奇跡の行使
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
ホムンクルスでもある彼女の魔力回路は、他の魔術師とは比較にならないほど膨大である。加えて、小聖杯自体の機能として「理論を飛ばして結果を出す」という小規模な奇跡を行使することができる。つまり、彼女の魔力で可能な範囲ならば、理屈を知らずとも実現することができる。
イリヤのもう一つの正体
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
イリヤ自身は聖杯の器で正確には心臓が聖杯。敗退したサーヴァントの魂を聖杯である心臓に回収して取り込む毎に聖杯として完成していく。 しかし取り込む数が増えるほどに聖杯として不要な身体機能(生命維持機能含む)が停止し、活動出来なくなっていく。 作中では五つの魂を取り込んだ時点で寝込んでしまった。
聖杯の行使
またイリヤは聖杯の器でありながらプチ聖杯でもある為、小規模ながらも願いを叶える事が出来るらしい。 つまり彼女の魔力量の範囲内で望みを叶える事が可能。UBWルートではギルガメッシュによって目を斬られた上に心臓をえぐり出されて死亡するという最期を迎える。
最強のバーサーカーの正体
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
真名はギリシャ神話の大英雄ヘラクレス。 ギリシャ神話二大英雄のひとり。主神ゼウスと人間の娘との間に生まれた半神半人の英雄。数多の冒険を繰り広げ、その全てを乗り越えた。 その世界規模の知名度と隙らしい隙も無い難攻不落振りから、作中でもイリヤが惜しげもなく正体を明かしている。
完全に忠実な従僕
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
彼を奉る神殿の支柱となっていた石斧剣を触媒にアインツベルンのサーヴァントとして召喚された。「狂化」が付与されたのは前回の聖杯戦争でアインツベルンが招いたマスターとサーヴァントが裏切ったため、「完全に忠実な従僕」が望まれたためである。 狂化で理性が無いものの、その猛獣じみた容姿と剛力に反し、イリヤに強い忠誠心を持って動いており、彼女の身に危機が迫れば真っ先に護ろうとするなど、自制心や義侠心は喪失していない模様。
サーヴァントとしての能力
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
「セイバーが『最優』なら、バーサーカーは『最強』」と評されている。元から破格の地力が、バーサーカークラスの固有スキル「狂化」により、理性や一部の技術を失う代償に引き上げられ、肉弾戦では敵無しの圧倒的破壊力を産み出す。 狂化で本来の人格を窺い知ることは叶わないが、マスターのイリヤの事は常に護ろうとする。 ライダー曰く「バーサーカーでなければもっと強い」とのこと。
他クラスへの適正が多い
何度も発狂する伝承があることから「狂戦士」のクラスで召還されたが、元来は生前打ち立てた武功と極めた武芸によってキャスター以外の全クラスに加えてエクストラの適正まで持つ武人。 この適正の多さは全サーヴァントでもトップクラスである。 アーチャーとして召喚された場合が最も強いとされる。
強さには代償が必要
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
一方、当人自身が破格の大英霊なので、現界に必要な魔力も並大抵ではなく、そこに加えてただでさえ魔力を浪費する狂化術式を適用しているため、並の魔術師では一回の戦闘だけでも魔力が枯渇して死の危険に見舞われるとさえ推察されている。 “自然の嬰児”として膨大な魔力を有するイリヤだからこそ、単身でバーサーカーの制御が可能なのだ。
チート級の宝具 十二の試練(ゴッド・ハンド)
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
ヘラクレスが生前成した十二の偉業の具現化。ランクB以下の攻撃をシャットアウトし、11の代替生命がある。さらに一度受けた殺害方法にある程度の耐性を身につけて二度と殺せなくし、イリヤの膨大な魔力により時間をかければストックの回復も可能。 つまりバーサーカーを倒すには「イリヤからの回復の機会を与えずに、最大12通りの威力Aランク以上の攻撃を叩き込まねばならない」という鬼畜仕様。
宝具だけの強さだけではない
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
ただし、勘違いされやすいがヘラクレス自身の防御性能も自前の耐久やら戦闘続行やらで並のサーヴァントよりもはるかに死にづらく、「強力な攻撃を12種類当てる事が出来るのはあくまで倒すための最低条件であって、それだけで彼を倒せるわけではない」ということを踏まえないといけない。 中途半端に強力な攻撃程度なら耐えられて耐性を付けられて更に殺すことが難しくなるだけであろう。
イリヤとバーサーカーの絆
やっちゃえ、バーサーカー
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
イリヤがバーサーカーの強さを信じているからこそのこのセリフ。イリヤの名言と言えばファンの誰もがこのセリフを思い浮かべるはずです!
バーサーカーは強いね
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
イリヤを守るバーサーカーのカッコ良さ!そこには言葉は要らない。血に染まっているのが雪と相まって美しいです。
これぞ名シーン!
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
ギルガメッシュとの戦闘シーン。バーサーカーの強さを信じて疑わないイリヤはいつもの様にバーサーカーに強気で戦う選択をします。しかしギルガメッシュの猛攻により12回の試練を果たしてしまうバーサーカー。もう死ねない状況でもイリヤを庇いながら戦うが敗れてします。目を潰されて手探りでバーサーカーを探す。そして死に際の夢の中でバーサーカーと歩くイリヤ。正にこれぞ名シーンです!
まとめ
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
イリヤのバーサーカーを信じる気持ちと狂化レベルが高いために意思疎通はほぼ不可能だが、彼女の危機に際して必死に守ろうとするなど、愛情に近いものを見せているバーサーカー。この二人以上に信頼し合っているサーヴァントとマスターはいないと言える程です。この二人の活躍を見ていない方はぜひアニメ等でご視聴ください。