TIGER&BUNNYはサンライズ制作のアニメで2011年に放送されて以降、根強い人気を誇る作品で、2022年4月から待望のSeason2が配信されます。とはいえSeason1の放送は10年前なので、それぞれのエピソードを簡単にまとめてみました!
目次
- タイバニ第1話 All's well that ends well.終わりよければすべてよし
- タイバニ第2話 A good beginning makes a good ending.はじめが肝心
- タイバニ第3話 Many a true word is spoken in jest.嘘から出た真実
- タイバニ第4話 Fear is often greater than the danger.案ずるより産むが易し
- タイバニ第5話 Go for broke!当たって砕けろ!
- タイバニ第6話 Fire is a good servant but a bad master.火は従順なしもべだが、悪しき主人でもある
- タイバニ第7話 The wolf knows what the ill beast thinks.蛇の道は蛇
- タイバニ第8話 There is always a next time.必ず機会が来る
- タイバニ第9話 Spare the rod and spoil the child.かわいい子には旅をさせよ
- タイバニ第10話 The calm before the storm.嵐の前の静けさ
- タイバニ第11話 The die is cast.賽は投げられた
- タイバニ第12話 Take heed of the snake in the grass.草の中にいる蛇に用心せよ
- タイバニ第13話 Confidence is a plant of slow growth.信頼という木は大きくなるのが遅い木である
- 【TIGER&BUNNY2】Season1のネタバレストーリー前編まとめ
タイバニ第1話 All's well that ends well.終わりよければすべてよし
NEXTと呼ばれる超能力者の存在が確認されてから45年が経過した頃、大都市シュテルンビルトでは凶悪な犯罪者や災害事故に対処するべく、NEXTを扱うヒーローがスポンサー企業のロゴを背負ってテレビ生放送でポイントを稼ぐという『HEROTV』が放送されていました。
第1話②
そんな中、正義の壊し屋の異名を持つ落ち目のヒーロー、ワイルドタイガーこと鏑木・T・虎徹は親会社がヒーロー事業から撤退したことで失職の危機に晒されますが、新規参入したアポロンメディア社に拾われてヒーローを継続することになります。しかし、そんな虎徹にあるヒーローとコンビを結成することになったと一方的に通達されます。そのヒーローとは虎徹と同じNEXTを持つバーナビー・ブルックスJrでした。
タイバニ第2話 A good beginning makes a good ending.はじめが肝心
落ち目のタイガーが再雇用された理由は、若くイケメンで実力もあってさらにタイガーと同じNEXT
能力を持つバーナビーの引き立て役とするためでした。そんな二人はヒーローをやっている理由も、考え方も何から何まで真逆と言ってもよく、全くと言っていいほど嚙み合いませんでした。そんなある日、巨大なオブジェが突然動き出すという事件が起こります。
第2話②
事件の犯人はトニーという少年でした。トニーはNEXT能力者で、同年代の友人から悪口を言われ避けられたからという理由で事件を起こしたのです。その余波で虎徹の娘の楓が落下する瓦礫に巻き込まれそうになりますが、それをバーナビーが颯爽と救出します。虎徹はトニーを説得し、手荒なことをせずに投降させますが、その直後に建物が倒壊し市民が巻き込まれそうになります。虎徹はトニーに助けを求め、トニーがみんなを助けたことで一躍ヒーローとなり、友達からもかっこよかったと言われ、警察に連れていかれます。
タイバニ第3話 Many a true word is spoken in jest.嘘から出た真実
シミュレーションでもさっぱり噛み合わないタイガー&バーナビーは、HEROTVのアニエスの企画でプライベートを取材するという企画に引っ張り出されていました。虎徹はしぶしぶそれに付き合うことになるのですが、偶然にも居合わせたフォートレスタワー内部に爆弾を仕掛けたという脅迫電話が入ります。
第3話②
虎徹は怪しいエレベーターの点検員を思い出し、爆弾を見つけ、バーナビーは市民の避難誘導を行います。市民を避難させたあと、二人は爆弾の解除に取り掛かりますが、爆発までのタイムリミットは刻一刻と迫ります。結局、タイガーが天井に穴を開け、バーナビーが爆弾を空高く蹴り飛ばすという荒業で事件を解決させます。
タイバニ第4話 Fear is often greater than the danger.案ずるより産むが易し
「ヒーロー界のスーパーアイドル」ブルーローズことカリーナ・ライルは強力な氷のNEXTを操るヒーローですが、その中身は歌手を志望する女子高生で、ヒーローも歌手としてデビューする条件として提示されたからやっているにすぎませんでした。ヒーローを続ける意味に思い悩むカリーナに虎徹は困っている人たちを助けたいからヒーローをやっていると言います。
第4話②
カリーナは急に歌の仕事が入りますが、同時にヒーローの出動要請も来ます。思い悩むカリーナは最初は歌の仕事に向かいますが、放送を見て奮闘するヒーローたちを見て、結局ヒーローたちのピンチに駆けつけ、困っている人たちを助けるためにヒーローを続ける決意を固めたのでした。
タイバニ第5話 Go for broke!当たって砕けろ!
虎徹がバーナビーの誕生日が近いことを知り、サプライズイベントをしようと仲間内で話します。ヒーローたちは窃盗団のコスプレをしてサプライズを仕掛ける事を企画し、練習までしていました。しかし、当のバーナビーは自分の誕生日にあまりいい印象を抱いていませんでした。バーナビーの両親はすでに亡くなっていたのです。
第5話②
虎徹たちは計画通りサプライズを仕掛けようとしますが、なんと虎徹は本物の窃盗団と遭遇し、様子がおかしいと思った他のヒーローたちもイベントを中止し現場へ向かいます。宝石窃盗団のポーリーは全身の表面をダイヤのように固くするNEXT能力者で虎徹とバーナビーの攻撃も通用しませんでしたが、時間切れ間際に最高のコンビネーションを見せた二人はポーリーを撃破。虎徹は誕生日の祝いとしてその手柄をバーナビーに譲ります。
タイバニ第6話 Fire is a good servant but a bad master.火は従順なしもべだが、悪しき主人でもある
刑務所内で収監された囚人が燃殺される事件が発生します。人を燃やし殺せるほどの火力を持つNEXTはほとんどおらず、消去法でファイアーエンブレムが疑われ、その疑いを晴らすために虎徹も駆り出され耐火実験を行っていました。ほぼ同時刻に次の被害者が現れ、ファイアーエンブレムも別の場所にいたため、嫌疑は晴れるのですが、その帰りに二人はパワードスーツを着た何者かに襲撃されます。
第6話②
二人はそれが事件の犯人だと疑い、パワードスーツを引っぺがしますが、犯人に逃走されてしまいます。虎徹はその犯人がエレベーターに乗っていた爆弾魔だと気が付きます。犯人の目的は自分の顔を見た人物を殺害することで、ディレクターのアニエスを襲撃しますが、間一髪でアニエスを救出します。その犯人の首筋にはバーナビーが長年追い続けてきたある組織のエンブレムが刻まれていました。しかし、その犯人は別の何者かに焼き殺されてしまいます。
タイバニ第7話 The wolf knows what the ill beast thinks.蛇の道は蛇
謎のNEXTによって殺害されてしまった爆弾魔は、バーナビーが今日まで追いかけ続けていた両親の仇の手がかりでした。ウロボロスという名の組織によって、バーナビーの両親は殺害されていたのです。しかし、そのNEXTはバーナビーの両親を殺害した組織と関わっているかもしれませんでした。
第7話②
ヒーローたちはその後、合同で犯罪組織のアジトの制圧に行く予定でしたが、その犯罪組織のアジトがなんとその謎のNEXTに襲撃され、ほぼ全滅となってしまいます。そのNEXTは自らをルナティックと名乗ります。ルナティックは独自の正義で犯罪者を粛清する闇のヒーローとして、ヒーローたちに立ちはだかるのでした。
タイバニ第8話 There is always a next time.必ず機会が来る
ワイルドタイガー、バーナビー、折紙サイクロンの三人はヒーローアカデミーに臨時講師として招かれていました。バーナビーと折紙サイクロンことイワン・カレリンはこの学校の卒業生でした。イワンは自分がヒーローに向いていないのではないかとネガティブになっていました。イワンにはエドワードという親友がいました。そのエドワードはイワンにはないヒーロー向きの能力を持っていましたが、校則を破り学校の外で能力を使い、強盗事件に介入し人質を死なせてしまったことで実刑を受けヒーローになる資格も失ってしまったのです。
第8話②
そんなエドワードはイワンに復讐するために脱獄して、彼に会いに来ます。事件の際にはイワンも隣にいましたが、勇気がなくて動けずエドワード一人だけが事件に介入し、事故が起こったからです。そんな中、エドワードを殺害するべくルナティックが現れます。イワンはルナティックに立ち向かってエドワードを庇います。駆けつけたタイガーやバーナビーによってルナティックは撤退し、エドワードはイワンに礼を言い再び刑務所に戻っていきます。
タイバニ第9話 Spare the rod and spoil the child.かわいい子には旅をさせよ
ドラゴンキッドことホァン・パオリンは最年少のヒーローですが、品行方正で優等生なヒーローでした。彼女はれっきとした女の子ですが、可愛いものやファッションにはまったく興味がなく、女の子の愛嬌はちっともありませんでした。ある日、虎徹がお偉いさんの赤ちゃんのベビーシッターを頼まれます。虎徹に白羽の矢が立ったのは、その赤ん坊がテレキネシスのNEXTだったことと虎徹が既婚者で娘もいるからでした。妻の友恵はすでに他界していましたが、虎徹が気になっていたブルーローズは大ショックを受けて固まってしまいます。赤ちゃんはドラゴンキッドに懐いたため、その子の世話をすることになります。
第9話②
その最中で虎徹はバーナビーの過去を知ることになります。バーナビーの両親は手の甲にウロボロスのマークをした人物に殺害されたのですが、それ以外のことは殆ど思い出せずそれが唯一の手がかりでした。ドラゴンキッドは赤ん坊を連れて外に出たところを、連続誘拐犯の三姉妹に捕まってしまいます。虎徹とバーナビーも二人がいないのに気づいて追いかけますが、赤ん坊のNEXTが暴走したところを見計らってドラゴンキッドが全部片づけてしまいます。ドラゴンキッドは自分がいかに親から愛を受けて育てられたかを知り、プレゼントされた髪飾りを付けるようになります。
タイバニ第10話 The calm before the storm.嵐の前の静けさ
久しぶりに休暇をもらった虎徹は娘の楓に会いに行こうと、プレゼントを買って帰ろうとしますが、その途中のブロックスブリッジのテロに居合わせてしまい、緊急出動を命じられます。一方バーナビーは自分の両親を殺害した犯人の手がかりを自身の記憶から見つけ出していました。その犯人はアッパス刑務所に収監された囚人でした。テロはシュテルンビルトの各地で起こり、パワードスーツが街を襲撃しますが、そのスーツの中には誰もおらず、何者かが遠隔操作で街を襲撃していました。
第10話②
街がテロリストに制圧され、放送もジャックされてしまいます。犯人たちはウロボロスを名乗り、そのマークはバーナビーの記憶にあるあのエンブレムでした。 犯人の要求は、バーナビーの記憶に残っていた囚人、ジェイク・マルチネスの解放でした。
タイバニ第11話 The die is cast.賽は投げられた
ウロボロスの構成員、市民全体が人質に取られてしまったこの状況で、シュテルンビルトの首脳陣はついにテロリストの要求を飲み、ジェイクの解放を決定します。両親の仇であるジェイクが解放されることになり、バーナビーは冷静ではいられませんでした。
第11話②
ジェイクが解放されてしまいますが、ヒーローたちもただ手をこまねいているわけではありませんでした折紙サイクロンが交渉役でヘリの操縦をしていた構成員に擬態し、内側からその様子をさぐろうとしていたのです。ジェイクはNEXTを持たない者たちを見下す選民思想の持ち主で、人質となった市民たちの解放を反故にします。
タイバニ第12話 Take heed of the snake in the grass.草の中にいる蛇に用心せよ
折紙サイクロンの潜入により、ジェイクのアジトが判明し、ヒーローたちはジェイクのアジトへと向かいます。しかし、折紙の潜入はすでにジェイクにバレており、ヒーローたちはジェイクにおびき出されてしまいます。バーナビーはジェイクに両親を殺したのかと問いますが、その答えは「殺し過ぎて憶えていない」という回答でした。そのジェイクの居場所は分からなくなってしまいますが、そんな中ジェイクは捕まった部下を粛清した後、シュテルンビルトの首脳の元に乗り込んできました。
第12話②
ジェイクはヒーローたちを順番に指名し、タイマン勝負を行うという提案をしてきます。ヒーローが勝てば市民は解放。負ければ、街は壊滅。そんな勝負で最初に指名されたヒーローはスカイハイでした。しかし、ジェイクの未知の能力に手も足も出ず敗北。その次に指名されたロックバイソンは戦闘描写すらなく、敗北。次に指名されたのはワイルドタイガーでした。ジェイクのNEXTはバリアを打ち出して攻撃することだと判明しますが、タイガーの攻撃は全く当たりません。そんな中、偶然にもバランスを崩したときの浴びせ蹴りがジェイクに当たります。攻撃を受けたジェイクはキレてタイガーを滅多打ちにして重傷を負わせ、タイガーも負けてしまいます。
タイバニ第13話 Confidence is a plant of slow growth.信頼という木は大きくなるのが遅い木である
次の対戦相手のバーナビーが指名されますが、バーナビーの攻撃も一切ジェイクに当たりませんでした。目を覚ました虎徹をはじめとして、誰もそのカラクリが分かりません。しかし、虎徹はジェイクとの戦いから、その能力に気づきます。やせ我慢でバーナビーの元に向かった虎徹は、バーナビーにジェイクの能力を教えます。ジェイクの能力は『超聴覚』で筋肉の動きを聞き取っているのだと教え、斉藤さん特性の超音波弾を手渡します。
第13話②
バーナビーは言われた通りに超音波弾を投げるも、あっさりとその手の打ちを読まれてしまいます。
しかし、その次の瞬間、激しい光でジェイクは怯みます。その隙にバーナビーは一撃で決着を付けます。ジェイクの能力は『超聴覚』ではなく『心を読むこと』。そのことに気づいた虎徹はバーナビーの心が読まれる前提でトラップを仕掛けたのです。バーナビーは勝利し、街に平和は戻りますが、ジェイクは助けに来たヘリを自ら爆破してしまい、その爆発に巻き込まれ死んでしまいます。
【TIGER&BUNNY2】Season1のネタバレストーリー前編まとめ
タイバニSeason1の内容をまとめてみました!今回は前編で後半もまとめてあります。第1話からドンドン面白くなっていったアニメで、途中からは一気に見てしまいたい作品でした!なんといってもストーリーが非常に引き込まれる内容で、今でもファンの多い作品です!Season1を見ていない人はSeason2が始まる前に見ておくことをおすすめします!