【TIGER&BUNNY2】タイバニの正当続編！劇場版TIGER&BUNNY-The Rising-のストーリーをネタバレ紹介！

劇場版TIGER&BUNNY-The Rising-はタイバニの正式な続編として放映された作品で、Season1終了後にタイガーとバーナビーが二部ヒーローとして復帰した後のストーリーとなっています。新キャラも登場し、Season2でも関連するかもしれない、本作のネタバレあらすじを紹介していきたいと思います！

ストーリーその①　二部のヒーローとして活動するタイガー&バーナビー

マーベリックの事件の後、一度は引退したワイルドタイガー（鏑木・T・虎徹）は自身の能力の減退を世間にカミングアウトし、ワイルドタイガーワンミニットとして復活し、二部のヒーローとして活動していました。そこではバーナビーも一緒でしたが、取り扱う事件は軽犯罪ばかりで、ギャラもやすくて規模の小さいものでした。しかし、経営難に陥ったアポロンメディアの新オーナー、マーク・シュナイダーの意向により、シーズン途中から１部に上がることとなります。マークは非常にワンマンな性格で、秘書のヴィルギルや虎徹らの上司のアレクサンダー・ロイズ、HEROTVのアニエスにも横柄で身勝手な態度を取る人物でした。そんなマークは、バーナビーだけを一部に昇格させ、そのバディとして彼がスカウトした新ヒーロー、ゴールデンライアンとコンビを組ませます。

ストーリーその②　一部昇格を果たすバーナビーと二部に残るタイガー

新ヒーロー、ゴールデンライアンは連携プレイを無視しての行動が目立ち、バーナビー以上にヒーローの仕事をビジネスと捉える部分のあるヒーローでした。しかし、その実力は非常に高く、バーナビーとの相性も抜群でした。虎徹はバーナビーの足手まといにはなりたくなかったため、その決定に意を唱えることはせず、二部のヒーローとして地道にやっていくことを決めていたのです。ですが、その直後にオーナーは二部リーグの廃止を決定してしまったのです。つまり、タイガーを含めた二部のヒーローは全員クビになってしまったということでした。

ストーリーその③　シュテルンビルトで大事件発生！？

ある日、シュテルンビルトで大事故が発生します。その事故はシュテルンビルトに伝わるとある伝説になぞらえたもので、関連した事件はいくつも起こっていたのです。各地で事件が起こり、その伝説の一つである「眠り病」によって、多くの市民が深い眠りについてしまいます。さらに、その「眠り病」を引き起こしたNEXT能力者によって、ファイアーエンブレムが眠りについてしまいます。そのほかにも、大音量を起こすNEXT能力者、幻影の分身を作り出すNEXT能力者が暗躍していました。

ストーリーその④　悪夢を見せつけられるネイサン・シーモア

ファイアーエンブレムことネイサン・シーモアは自身がヒーローとして活躍しているだけでなく、自企業のオーナーも務めているほどの成功者です。そのうえ、ヒーローとしても年長者として頼られる存在で、その人生は順風満帆。悩み事なんて一つもないと自分で言ってしまうほどでしたが、そんなネイサンは性同一性障害によって人間関係に思い悩み、友人からは気持ち悪いと気味悪がられた……そんな過去がありました。「眠り病」によって眠ってしまったネイサンは、そのころの悪夢を見せつけられていました。

ストーリーその⑤　来たるジャスティスデー

悪夢を見せつけられたファイアーエンブレムは眠りながらに能力を暴走させており、その強力な炎はブルーローズが何とか抑えていました。犯人たちは明らかにシュテルンビルトに伝わる伝説になぞらえた犯行を行っていました。そして、その伝説の最後は『女神が街に大きな穴を開けて人々を悔い改めさせる』というものでした。そして伝説が起きた日が記念日となったジャスティスデーに何かが起こることは容易に想像できるものでした。

スト―リーその⑥　ヒーローに戻るタイガー

ワイルドタイガーはクビになってからタクシーの運転手になっていました。復帰の目途も立たず消沈する虎徹でしたが、ブルーローズの計らいで娘の楓、兄の村正、母の安寿がシュテルンビルトにやってきます。娘の楓に背中を押されたことで、世間に認められずともヒーローに戻ることを決意します。そんな折、ついに敵が動き出します。３人の敵が大規模なテロを引き起こし、街は大パニックに陥ります。ヒーローたちも出動しますが、ファイアーエンブレムを抑えているブルーローズは動けずにいました。そこに虎徹が駆けつけ、ブルーローズの代わりに暴走するファイアーエンブレムを抑えます。

ストーリーその⑦　トラウマを見せつけられるネイサン

３人の敵はヒーローを迎え撃ち翻弄します。大音量を起こすNEXT能力者には、ロックバイソン、スカイハイ、折紙サイクロンの三人が、幻影の分身を作るNEXT能力者にはバーナビーとライアン、眠らせて悪夢を見せるNEXT能力者には、ドラゴンキッドとブルーローズが当たります。苦境に立たされるヒーローたちですが、その行動にはまるで、ヒーローを引き付けて足止めしているかのようにも感じられました。一方、ファイアーエンブレムは夢で自分のトラウマを見せ続けられていました。性同一性障害により、友達からは避けられ、家族からも疎まれ、社会と自分の致命的な食い違いに苦しみ続けたトラウマを、これでもかと見せ続けられます。

ストーリーその⑧　犯人グループの真の目的は？

三人の敵はヒーローを足止めするように動いていました。その真の目的は、アポロンメディアの新オーナー、マーク・シュナイダーの警備を手薄にさせ、ヒーローを介入させないことでした。そんな状況で一人になったマークの元に、機械の怪物が襲撃します。逃げ回るマークは、アニエスにヒーローをこちらに送るように指示を出します。そこでアニエスは、タイガーを一時的に二部のヒーローへ復帰させる提案をします。

ストーリーその⑨　ヒーロー復活！

一時的にヒーローへ復帰したタイガーは、駆けつけた他の二部ヒーローたちにファイアーエンブレムを任せ、マークの救出へと向かいます。一方、苦戦を続けるヒーローたちでしたが、幻影の分身を作るNEXT能力者は、バーナビーが敵を狭い場所に追い込み、ライアンがピンポイントで重力場を発生させることで撃破します。大音量を操るNEXT能力者は、折紙サイクロンが簡易的に音を反響させる装置を擬態させ隙を作り、スカイハイとロックバイソンの連携により撃破します。ドラゴンキッドとブルーローズは苦戦していましたが、ドラゴンキッドの声がファイアーエンブレムの耳に届いたことでトラウマを乗り越え復活し、二人を助けに駆けつけます。

ストーリーその⑩　オカマは最強

ブルーローズ、ドラゴンキッド、ファイアーエンブレムは三人ががかりでかかりますが、すでにボロボロの女子二人組と病み上がりのファイアーエンブレムは苦戦します。しかし、土壇場で必殺技を完成させたドラゴンキッドによる一撃から、三人の連携攻撃でついに強敵を撃破します。一方、空を飛び回る機械の化け物に何とか食らいつくタイガーでしたが、振り落とされて落下してしまいます。それを助けたのは駆けつけたバーナビーでした。さらに、ルナティックまでもが出現します。タイガーは機械の化け物をバーナビーとライアンに任せ、ルナティックを止めようとしますが、そんなタイガーにルナティックは、本当の悪はマークであることを示唆します。

ストーリーその⑪　黒幕は……秘書のヴィルギルだった！！

この事件を起こした黒幕は、マークの秘書のヴィルギル・ディングフェルダーでした。彼もまたNEXT能力者だったのです。彼の本名はアンドリュー・スコットでその目的はマークに復讐することでした。彼の父親はスコットシステムという小さな会社の経営者でしたが、マークに騙されて会社を買収され自殺に追いやられていたのです。彼に協力していた三人もマークによって人生を壊された者たちだったのです。アンドリューは、マークの罪を民衆に暴露し殺害するために秘書として潜り込み、その真相を突き止めたのです。

ストーリーその⑫　ヒーロー集結！

アンドリューはそのNEXTを使い、周囲の金属を集めて巨大な機械の塊を纏います。ライアンは能力使用中に飛んできた金属を避けられずに気絶。バーナビーが一人で戦うことになりますが、そこにタイガーが駆けつけます。バーナビーの能力再使用までのクールタイムまで時間を稼ぎますが、そこに気絶していたライアンも含め、全てのヒーローが集結します。ヒーローたちの奮闘で、バーナビーのクールタイムは終わり、タイガーとバーナビーは同時に能力を使用し、見事なコンビネーションでアンドリューの能力を打ち破ります。

ストーリーその⑬　復活するワイルドタイガー！

ヒーローたちの戦いは終わり、タイガーの一日限りのヒーロー復帰も終わりを告げますが、なんやかんやあってマークから全権を託されていたアニエスや、タイガーを見ていた市民たち、そしてバーナビーとコンビを組んでいたライアンの粋な計らいによって再びバーナビーとコンビを組んでのヒーロー復帰が決定します。

【TIGER&BUNNY2】劇場版-The Rising-まとめ

Season2へと繋がるタイバニの劇場版-The Rising-のストーリーのネタバレを紹介しました。新ヒーローのライアンは何となく、敵になるのかなみたいに思いましたが、全然そんなことはなく、次回作にもしれっと出そうな感じで終わりました。内容もめちゃ面白くて、Season2も楽しみになる内容なので、放送前にぜひ見ておくことをおすすめします！