「ばいばい菌だ」「この雑菌野郎!!」などなどアニメ第1期で放送され未だにハッキリと頭に残っている名言の数々。やっぱり心に響く名言やインパクトの大きな名言は時間が経っても忘れませんよね。そこで今回はアニメ第2期で登場するであろう名言を一足早くご紹介!まだ放送される事が確定している訳ではありませんが、原作でインパクトの大きな名言ばかりを集めて紹介していきます。
目次
- 『未来よりも、過去を思い出してくださいよ!!』(B細胞)
- 『死ね!雑菌ゲス野郎!!』(白血球)
- 『いいからそこで黙ってみてなさい。私の仕事を!!』(マスト細胞)
- 「行ってやるっきゃねぇな。俺たちが!!」(キラーT細胞)
- 『ごめんな。俺、ただの細胞だから、お前らのこと守ってやれないや……』(一般細胞)
- 『ちなみに私はNK細胞。自分の判断で細胞を殺して回れるリンパ球よ』(NK細胞)
- 『いたでしょ?生き返って殺しに行くとか言ってた奴が』(NK細胞)
- 『いつも殺してばかりだからこそだったのかもな』(白血球)
- 『何十兆もの細胞の命と、たった1つのこの身体の命……どちらが大切か?ってね』(がん細胞)
- 2期に登場予定の名言まとめ
『未来よりも、過去を思い出してくださいよ!!』(B細胞)
B細胞と言えば細菌やウイルスが体内に侵入すると抗体を作り、用意した武器で敵を一網打尽にする最終兵器。白血球やT細胞たちが毎回派手な近接戦闘をしている描写が多いためそれほど目立つ事はありませんが、戦いの後半戦はB細胞1人の手によってウイルスを撃退する事も少なくありません。ただしキャラ的にいじられキャラで不憫な一面も……そんなB細胞が言ったカッコいい名言がこの一言。普通なら「過去よりも未来を見ろ!」と言いそうなものですが、このセリフは記憶細胞に言ったものでした。過去を記憶するのが仕事の記憶細胞が非常時に未来の事ばかり考えていたので本で頭を殴り「過去を思い出して下ださいよ」と一喝する数少ないB細胞が男らしいシーンです。
『死ね!雑菌ゲス野郎!!』(白血球)
白血球と言えば色白で普段は大人しく優しそうな性格ですが、外敵となる細菌やウイルスを発見すると性格が一変。「死ね!」や「雑菌野郎!!」が口癖となり問答無用でウイルスたちを殺しまくります。そんな中でも特にひどかった暴言がこの「死ね!雑菌ゲス野郎!!」毛根で細胞たちをこき使っていたアクネ菌に放ったセリフなのですが、作中でも1・2を争う暴言となっています(笑)
この回ではもう1つ名言が
暴言の方を名言にあげましたが、このニキビ回では白血球のカッコいいシーンがあるのでこちらもご紹介。大量の白血球たちの亡骸を発見し、毛母細胞たちも泣きながら今の状況を悲観している中「どれほど影響が小さかろうと、雑菌がこの身体にはびこる以上見過ごすわけにはいかない。それが俺の……俺たちの仕事なんでな……」と言い重傷を負いながらも戦いに挑む白血球。ニキビという特に命にかかわるような病気でなくても命がけで戦うカッコいい白血球の名言です。
『いいからそこで黙ってみてなさい。私の仕事を!!』(マスト細胞)
有害物質を発見するとヒスタミンなどの化学物質を分泌するマスト細胞ですが、ヒスタミンを放出すると体内は洪水のように水浸しになりそれがきっかけで細胞たちと口論になってしまいます。そんな中テングウイルスが体内に侵入し、再びヒスタミンが必要な事態に……「ヒステリー細胞」などの非難を受けていたため一度はヒスタミンの放出を躊躇うマスト細胞でしたが「被害を拡大させるな」という細胞たち声を押し切り「黙ってみてなさい。私の仕事を!!」と自分の仕事を遂行します。この行動により白血球たちは拡張された血管を通りいち早く現場に到着。体内はテングウイルスに侵略される事なく無事に一件落着となり、細胞たちからもマスト細胞の仕事を理解してもらえました。
謎の名言と言えばこの人も登場
名言なのか迷言なのか……ちょっと理解できないポエムのようなセリフを残す男と言えば杉田……ではなく好塩基球。テングウイルスは既に2期のPVにも登場しているのでほぼ間違いなく登場すると思われます。今回も突然現れかなり長い語りが入るのでぜひ注目してみてください。全文書いているとすごい量になるので省略すると「自分が信じた道を突き進め」とマスト細胞にアドバイスしていたようです。ちなみにマスト細胞は好塩基球を誰か認識していないので「何、今の男……」と困惑しますが、この一言がきっかけでマスト細胞は勇気を出しヒスタミンを放出しました。
「行ってやるっきゃねぇな。俺たちが!!」(キラーT細胞)
武闘派集団で他の細胞とのなれ合いを嫌うキラーT細胞。パイエル板の回でも赤血球と行動を共にしている白血球に文句をつけ2人は険悪な関係となります。そこへカンピロバクターが攻めてきて2人のケンカは一旦休戦。白血球はすぐさま細菌に対応し、キラーT細胞はモニター前で待機する事になります。というのもキラーT細胞は白血球と違い出動命令が出るまで動くことが出来ず、人質を取られ白血球がピンチに陥っても眺めている事しかできないのでした。人質がいる事で細菌にいいようにやられる白血球を見ていても動けない状況に壁を殴りもどかしさを感じていたキラーT細胞。しかし白血球の身体をはったメッセージに気付くと「いってやるっきゃねぇな!」と言って白血球が合図を送った通りパイエル版へと向かうのでした。
何だか憎めないカンピロバクターの一言
細菌やウイルスはだいたいとんでもない悪者でカンピロバクターも細胞を人質に取るなど卑怯な手を使う細菌だったのですが、その目的は身体に致命的なダメージを負わすというよりも、自分が楽して楽しく過ごしたいというものでした。カンピロバクターの夢は人間で言うところの「養ってもらうニート状態」。ようは堕落した細菌と言った感じです(笑)。そんなカンピロバクターが目的地を目の前にして言ったセリフが「末代まで食い扶持に困らねーっ!!」。確かに悪者なのですがなんだか憎み切れないこの細菌。実はアニメ1期の第2話「すり傷」にもちょい役でチラッと登場しているので声や姿が気になる方はチェックしてみてください。
『ごめんな。俺、ただの細胞だから、お前らのこと守ってやれないや……』(一般細胞)
長いセリフなので一部だけを抜粋して見出しで紹介しましたが、このシーンは乳酸菌を崩れ落ちる外壁から守って気を失う直前に残したセリフです。このセリフの後に「でもさ……できるなら助けやりたいと思ってたんだ。体の中じゃお前たちは菌だから殺されちゃうけど……そういう風に思うやつがいたって事は……覚えといてくれよな……」と続きます。普段は頼りない一般細胞ですがこのシーンはカッコいいシーンで絶対にアニメ化もされると思うのでカッコいい一般細胞にご期待ください。
『ちなみに私はNK細胞。自分の判断で細胞を殺して回れるリンパ球よ』(NK細胞)
不慮の事故で乳酸菌の1匹が川に流されてしまい大慌てする一般細胞。しかし免疫細胞は菌を殺す事が仕事であり、乳酸菌が悪い菌でないとしてもそれを認識されなければ殺されてしまうと告げます。善悪問わず細菌を殺す白血球の発言に対し「何で殺すんだよ!免疫細胞のバカー!!」と叫びます。その言葉を偶然耳にしたNK細胞が天井から登場。一般細胞の言葉を「聞き捨てならないこと」と言うと剣を細胞の首元に突きつけ脅すと最後に「言動には気を付けてね。細胞くん……♡」と言います。あのNK細胞が語尾にハートマークを付けているのがさらに恐怖感を煽ります。
『いたでしょ?生き返って殺しに行くとか言ってた奴が』(NK細胞)
ある細胞の抗原情報が流出した事。そして白血球には「敵はどんな相手だろうと何も考えず殺した方が身のためよ」というアドバイス。さらにこのがん細胞との戦いを匂わすこのセリフ。このセリフを皮切りにいよいよがん細胞との戦いが始まります。
『いつも殺してばかりだからこそだったのかもな』(白血球)
いつもはウイルスや細菌を問答無用で殺して回る白血球。最初は乳酸菌も殺そうとするのですが、一般細胞と乳酸菌を守りながらあるべき場所まで案内していました。がん細胞との戦いを前に一般細胞と分れる際「どうして俺たちを守ってくれたの?」と尋ねます。免疫細胞は身体のためなら菌も感染細胞も殺すのが仕事。それでも最後まで守ってくれた白血球に問いかけたこの言葉に白血球は「いつも殺してばかりだからこそだったのかもな」と言いながら乳酸菌の頭を優しく撫でました。おそらく後にも先にも白血球が「菌」に優しく接するのはこのシーンだけだと思います。
『何十兆もの細胞の命と、たった1つのこの身体の命……どちらが大切か?ってね』(がん細胞)
がん細胞戦での名言は全て上げていくと2期メインの壮大なネタバレになりそうなのでこのワンフレーズだけ紹介。白血球は「この体の為に細菌を殺したり細菌に殺されたりしている」と言うのですが、それに対してがん細胞は「人間の体と細胞の命どっちが大切なのか」と逆に問いかけます。体が死ぬという事は細胞もみんな死ぬという事になり、それは間違っていると激怒する白血球。しかしがん細胞はそんな言葉に耳を貸す事も無く「自由になって死ぬのが僕の仕事」と言って免疫細胞への攻撃(体への攻撃)をやめる事はありませんでした。
2期に登場予定の名言まとめ
ここまでアニメ第2期に登場する名言をほんの一部紹介してきましたがいかがだったでしょうか?今回紹介した名言以外にもまだまだ沢山の名言は登場します。今回はネタバレし過ぎないように省略しましたが、がん細胞との戦いの最中には前回同様色々と考えさせられる名言も。気になる方は是非アニメでチェックしてみてください。