「食戟のソーマ」といえば食戟という料理対決がメインのアニメです。しかし対決と言ってもそれは競技上のものであり、実際には憎みあっているのではなくスポーツの様に競い合って楽しんでいる描写が多く描かれています。そんな中、スポーツマンシップのかけらもない悪役と言えば叡山枝津也!やり方、見た目、言動、何をとってもわかりやすい悪役です。今回はそんな叡山枝津也について紹介していきます。
目次
叡山枝津也が創真と初めて顔を合わせたのはいつ?
まずは少し話をさかのぼって創真と叡山の出会いからご紹介。二人が初めて接点を持ったのは叡山がコンサルタントした唐揚げ「もず屋」に対し、商店街の代表として創真が唐揚げメニューを開発してもず屋に対抗したことから始まります。創真によりコンサルタントした店の売り上げを落とされた叡山は手下を使い創真を呼び出し、自分の下へつくように命令するのでした。
叡山の二つ名は「錬金術師」!
叡山は料理の腕前も一流ですが、十傑入りした最大の理由はそのコンサルタント能力でした。自らが料理人として食戟をするというよりも、料理人を使って金儲けをするのが得意な叡山。遠月学園の中でも「利益を生み出す」という点においてはナンバーワンの実力を持っており、錬金術師の二つ名も持っています。
創真と食戟を行う叡山
叡山が初めて創真と食戟したのは「地鶏」を使った勝負でした。しかしこの勝負は圧倒的に叡山が有利な勝負になります。というのも、審査員は既に叡山に買収されており創真の料理は口にすらしないと言い出します。どんなに旨い料理でもまともに審査してもらえなければ勝ち目は無し。そこで創真は叡山を挑発していきます。
創真に挑発され大激怒する叡山の顔芸(笑)
叡山と言えばインテリヤクザなイメージ以上に顔芸がおもしろい事で人気のキャラクターでもあります。創真の料理を食べずに食戟を終わらせるように言ってその場から立ち去ろうとする叡山でしたが、創真に「ビビっているんじゃないか」と煽られると顔に思いっきり血管を浮き上がらせでブチギレてしまいます。
口で言わなくても表情で敗北を滲ませる叡山
十傑の中でも特にプライドの高い叡山。創真の料理を口にしても決して「美味い」という言葉は口にしませんでした。……が、顔を見れば一目瞭然(笑)。創真の作った手羽先餃子を食べるとその場で立ったまま固まり、顔を真っ赤にしてプルプルと震えてしまいます。
創真に食戟で敗れる叡山
結局創真の審査を拒否していた審査員も創真の作った手羽先餃子の匂いに負け実食。その結果、叡山の作った料理よりも強い衝撃を受け満場一致で創真の勝利となります。唐揚げ店のイザコザなどありましたが、この事が大きなきっかけになりその後叡山は創真に激しい対抗心を持つようになります。
第四期で叡山の前に立ちはばかるのはタクミ・アルディーニ
創真との再戦を望んでいた叡山でしたが、連帯食戟で対戦相手となるのは秋の選抜で因縁のあるタクミでした。創真との食戟が実現できずゴネる叡山でしたが、タクミと食材テーマ「牛肉」で対戦することになります。
タクミとの食戟で叡山が作った料理は?
テーマ食材「牛肉」で叡山が作った料理はローストビーフとポーチドエッグを使った料理でした。ローストビーフからは肉汁があふれ、その上にとろっとろのポーチドエッグ……絵で見るだけでも美味しそうなのが伝わってきます。さらにそれだけでなく、この料理にはタクミを陥れる罠も仕掛けられていたのです。
タクミを陥れる叡山の必勝法。
叡山はタクミが牛肉をしぐれ煮にして使う事を確認すると、食材庫へ何かを取りに行きます。戻ってきた叡山が手にしていた食材はアーティチョークという食材でした。アーティチョークには「シナリン」という成分が含まれており、苦み成分を感じにくくして食べたものを甘く感じさせる効果があります。つまり叡山が考えた作戦は、タクミのしぐれ煮を過剰に甘く感じさせるというものなのでした。
対タクミ戦で見せた喜怒哀楽の激しい顔芸
まず最初に紹介するのは悪だくみを思いつきにやけ顔を見せる叡山です。改めて見返してみると「アーティチョークを使ってタクミの料理をめちゃくちゃにしてやろう」とでも考えているのが見え見えなほどわかりやすく「ニタアァ……」としていますね。
絶好調に嬉しそうな顔を見せつける叡山
次はこちら。アーティチョークを使い勝ちを確信した時の叡山が見せた顔芸です。自分の思い通り事が進み実に嬉しそうな表情をしていますね。さらに「創真なら乗り切ってただろうに」と煽っていくあたり性格の悪さがにじみ出ていて実に叡山らしい表情だと言えます(笑)
悔しがる叡山
続いては急転直下で思いっきり悔しがる叡山です。実はアーティチョークを叡山が使って嫌がらせをしてくるであろう事をタクミは予想しており、タクミの料理にはアーティチョークの効果を逆に利用する工夫が施されていました。自分が嵌めていた筈なのに全てタクミの手の上で転がされていた……その現実を知った叡山は悔しさが滲み出るどころか顔面崩壊するレベルで表情に出してしまいます。
叡山の声優を務めるのはもちろんあの人!
ゲスで小悪党なイメージの強い叡山ですが、そのイメージをより強くしているのが声優を担当している杉田智和さんの演技です。みなさんもご存知の通り二枚目役から間抜けなキャラまで何でもこなせる名声優さんですが、このネチネチした感じの嫌味ったらしいキャラクターがピッタリハマる声優さんでもあります。
頭の切れる噛ませ犬?叡山枝津也まとめ
ここまで叡山を紹介してきましたが、過去にさかのぼっても四期の話になってもやはり叡山は噛ませ犬ポジションから脱却することは出来ないようです(笑)しかしとことん分かりやすい悪党で食戟のソーマには必要な存在であることも事実。また、商売をする才能は突出しているところもあり、連帯食戟で敗北してからも十傑の地位を確保しているのは流石と言ったところ。ぜひ第四期でも叡山の顔芸に注目してみてください。