大人気アプリゲーム「Fate/Grand Order」。1300万ダウンロードを突破し、いまかなり勢いのあるスマホアプリとなっていますよね。実はこの「Fate/Grand Order」、このたび2019年、テレビアニメ化が決定されています!その名「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」。もこのニュースには原作アプリファンも、わくわくしているのではないでしょうか。今回こちらの記事では、そんな本作のメインヒロインである、「マシュ」こと、「マシュ・キリエライト」について詳しく紹介していきます。早速見ていきましょう!
目次
本作のメインヒロイン!マシュ・キリエライトってどんなキャラクターなの?
マシュこと「マシュ・キリエライト」。こちらは「Fate/GrandOrder」に登場する『人理継続保障機関(カルデア)』の少女であり、今作のヒロイン。
マスター候補として選ばれた主人公が、カルデアで最初に出会う人物が彼女です。主人公のことを「先輩」と呼んでいて、好意的に接しています。メガネがトレードマークのかわいい女の子。
いきなり重症をおってしまう!
なんとマシュは、物語の序盤にていきなり重症の危機となります。「特異点F」へのレイシフト実験の際にはAチームへ配属された彼女でしたが、その後の爆発に巻き込まれてしまうのです。かなりの自体であり、医療知識のない主人公でも一目で手遅れだとわかるような重傷を負ってしまいます。さすがにゲームでは描写がありませんでしたが、下半身が瓦礫に押し潰されていたのです。そして燃え盛る炎の中で、マシュは主人公に「手を握って」と頼みます。
マシュ・キリエライトの性格ってどういう感じなの?
ここからは、彼女の性格に関して解説していきます。マシュはまじめでおだやかな性格で、とても礼儀正しいです。たまに天然な一面も見られますが、他人を思いやり、気遣う優しい心の持ち主でもあります。しかしその反面見た目はクールな女の子という印象ですよね。さらに口数がそう多くないため。まわりからはおとなしい少女だと思われていることも多いのですが、本人自身は好奇心旺盛で、かなり行動的な一面もあるのです。一見控えめですが、意外とぐいぐい来るときもあります。しかしいままでのコミュニケーション経験が乏しいためなのか、若干セリフが独特なときもありますそのため、ときどきかなり直球になることも。ちなみに趣味は読書です。数少ない娯楽だったこともありたくさん読んできたようで、知識は豊富に持っています。最も好きなのはミステリー系とのこと。
戦闘でのマシュはどんな感じ?
それでは、戦闘でのマシュはいったいどういった感じなのでしょうか。これは資質や適性の問題になってしまうのですが、戦闘に対しては基本的に怖がりな一面があります。もともと彼女は戦う側の人間でないため、仕方ないといえば仕方ないですね。しかしそんな彼女も、怖がりな一面はずっと持ち続けながらも、先輩(主人公)を守るため奮闘するのです。マシュは自分自身の心の問題にぶつかったとき、しばしば長い時間悩んでしまうこともあるのですが、最後はそれすら自分の力にしてしまうタイプといえるでしょう。そのため悩んでいるからと言って逃げてしまうことは、自分にとってよくないことになると認識しています。
そのほか、いろんな事実
ちなみに白衣を着ている普段の姿ではわかりにくいのですが、実はかなりスタイルが良いです。そのためたまにですが、周りのサーヴァントからセクハラのような反応をされてしまうこともあります。そのほかお酒には弱いようで、高難易度イベント『鬼哭酔夢魔京羅生門』や『天魔御伽草子鬼ヶ島』にて、濃度の高い「魔性の酒気」にあてられてしまい、酔っ払ってしまった場面も見られました。
マシュ・キリエライトの気になる経歴って?
ここからは気になる、マシュの経歴について紹介していきます。マシュは第6章の冒頭、ロマニ・アーキマンによると、西暦2000年生まれとされています。そして15歳ぐらいからカルデアにて、職員として働いています。以前はカルデアのマスター候補Aチームの首席として、かなり優秀な成績を残していました。そして16歳の誕生日の朝に、カルデアにやって来た主人公と運命的な出会いを果たすのです。
どうして「先輩」と呼ぶのか
マシュは主人公のことを「先輩」と呼んで慕っています。どうして彼女が「先輩」と呼ぶのかはわかっていません。しかしレフ教授がいうには、「彼女にとって同年代くらいの人物はみな先輩」とのことです。しかしはっきりと先輩呼びをしたのは主人公が初めてとのことでした。彼女は約2年前にカルデアにつとめ始めたものであり、カルデアに関する知識も「のんびり忍び込んだワニ」程度しか知らないといいます。またマシュの出生はどうも複雑な経緯をもつようで、OP映像の病院風景や意味深な笑顔、そしてレフ教授にDr.ロマンの発言から謎が深まっています。
主人公の見た夢
サーヴァントと契約をしたマスター(主人公)は、サーヴァントの過去の記憶を夢で見ます。主人公がマシュと契約したときには、どこかの病室らしき場所にいた何者かが、見覚えのある人物に「第二号」と呼ばれていて、約14年を生きてきて「今日も存在を許された」ということを述べているというシーンがうつりました。さらに第五章で主人公が見た夢のなかでは、記憶が消える恐怖が無くなったことや、無菌室にいなければ生きていけない体であったということや、実は外の世界に出たことがなくバーチャル空間でしか知らないということや、もう少ししたら無菌室の外で生活できるということでした。
名前のスペルについて
ちなみに「マシュ」のスペルについてもわかったことがあります。イベント「チョコレート・レディの空騒ぎ -Valentine 2016-」によると、彼女のスペルは「Matthew」でした。由来はヘブライ語であり、意味は『神からの贈り物』です。実はこれは十二使徒の一人の聖人であるマタイのスペルだったのです。しかしこのあと、他媒体にて出てきたマシュの綴りはこれとは違うものでした。そのため、どの綴りが性格であるのかはいまいちわからないところがあります。
マシュ・キリエライトの能力とはいったい?
戦闘では怯えがちだけど頑張り屋のマシュ。能力ははたしてどういったものなのでしょうか?実はもともとマシュの身体能力自体は、そう良いわけではありません。そのため戦闘の訓練はいつも居残りで、なんと逆上がりもできないレベルでした。しかし当時のマスター適性はAクラスの首席だったというから驚きですよね。
知識はかなりある
マシュは謎の生物である「フォウ」に懐かれています。そのため会話すらできませんが、意思の疎通はなんとなくできるとのことです。ちなみに趣味が読書のこともあり知識はかなり豊富で、勉学にも長けています。レイシフト先の時代から英霊の知識まで、幅広く持ち合わせているようです。
爆発事故に巻き込まれるとき
マシュは爆発事故に巻き込まれたとき、緊急事態のため真名のわからない英霊と融合します。そして正式にデミ・サーヴァントとなりました。ちなみにクラスはシールダーであり、名前の通り守ることが主な能力となっています。おおもとになった英霊の名前が詳しくわからないため、宝具は仮想宝具として、『疑似展開/人理の礎(ロード・カルデアス)』として運用しています。ちなみにこの英霊の名前は、第6章にてくわしくわかります。
マシュの周りの関連人物について徹底解説!
ここからは、マシュの周りに存在する関連人物について徹底的に解説していきます。
頼れる「先輩」である藤丸立香
藤丸立香(ふじまるりつか)とは、ゲーム内での主人公の名前です。ちなみに男主人公でも女主人公でもこの名前になります。マシュにとって主人公は、もっとも信頼をおいている「先輩」であり、命の恩人と思っています。ちなみに主人公が他のサーヴァントと仲良くしている際にはむすっとした態度をとっていますが、マシュ自身がそれを恋心のようなものだとは認識していません。ちなみに主人公とマシュの絆レベルについては、メインシナリオが進行するに連れて成長していきます。
ロマニ・アーキマン
ロマニとは、カルデアの主治医のことです。マシュは彼のことを「ダメ人間」といってばっさりと切り捨ててしまったり、任務中に通信トラブルがおこったときも不満を直接こぼしていました。そんなふうに散々な扱いはしているのですが、実は人柄を信頼しているという一面もありました。ちなみに第七章の冒頭では、人生や生命の意義について彼に相談する場面があります。そこで彼にかけてもらった言葉に励まされていて「これまでかけて貰った全ての親切に感謝したい」との言葉を返していました。
ダ・ヴィンチちゃん
ダ・ヴィンチちゃんとは、カルデアの初期召喚英霊第3号です。彼女の優秀さはマシュも認めていて、その気遣いにも感謝はしています。しかし彼女のトラブルメーカーぶりには普段は警戒しているようです。
オルガマリー・アニムスフィア
カルデア所長。マシュ自身は、「悪党ではない悪人」など性格の悪さははっきりと認めてはいます。しかし彼の優秀さや気苦労の多さから、同情気味のところもうかがえます。
フォウ
フォウは、カルデア内をとにかく駆けまわっている謎の小動物です。ちなみにマシュは「フォウさん」と呼んでいます。主人公が来るまではマシュ意外の前でめったに姿をみせなかったほどで、マシュと主人公にのみ懐いているようです。
レフ・ライノール
レフ・来ノールは、カルデアの顧問です。かつてマシュの魔術の指導を務めていました。そのためなのか、彼の裏切りが判明した後も、マシュはどうしても彼を憎み切れずにいます。
シャーロック・ホームズ
シャーロック・ホームズは、後にカルデアへと加わったサーヴァントです。マシュはかなりの読書好き、なかでもミステリーが大好きということで、彼に出会った時は感動を隠しきれずにいました。
意外!マシュ・キリエライトのこぼれ話
なんとマシュは、元々はPC版『Fate/stay night』に登場予定だったヒロインだったのです。「捨てられた子犬系」の美少女になる予定で、この頃には既にデザインに現在の面影が反映されています。そのときのマシュの原型は、薄幸な雰囲気をした、片目が髪で隠れたデザインでした。ちなみにこの頃の設定としては、ギルガメッシュと同じように第四次聖杯戦争から生き残っているサーヴァントであり、さらにマスターを殺して暴走しているはぐれサーヴァント、というものだったのです。
なんと、最初はボツ予定のキャラクターだった!?
しかしシリーズを通して知っている人はおわかりのように、かなり登場人物が多い作品ということで、マシュ(の原型)の出番は見送られてしまいます。その後結局ボツになってしまうのです。そのあとスタジオディーンが制作したTVアニメ化においては、アニメオリジナルストーリーとして小次郎の代わりとして登場する予定が立てらました。しかしまたここでボツになってしまいます。今でこそ大人気のメインヒロインですが、なんと2度もボツを経験しています。しかしアニメ化企画が進行していたとき、盾など詳細デザインまでしっかりきまっていたためなのか、そのまま使わないのはもったいないということで、この本作にてはじめて日の目をみることになりました。
マシュ・キリエライトに関する紹介まとめ!
以上が、本作のヒロインである「マシュ・キリエライト」に関する紹介でした!!メインヒロインということで、とっても可愛いですよね。性格は控えめで優しいということでしたが、先輩(主人公)を守るために立ち上がる姿には思わずぐっときてしまいます。またこれからも、彼女のいろんな活躍をみることができるのではないでしょうか。アニメになって動くマシュを見るのもとっても楽しみですね!