「Fate/Zero」では「衛宮切嗣」、『Fate/stay night』では「衛宮士郎」のサーヴァントとして登場する。『Fateシリーズ』の物語において重要なポジションを担っており、サーヴァントとして召喚された英霊である彼女には様々な言動を見て一気に虜になってしまったファンは数知れないでしょう。そんなセイバーついて、どんなサーヴァントなのか、また真名や過去の詳細を紹介してきますので、最後までチェックしてみてください。
出典: Fate Zero ©Nitroplus TYPE-MOON・ufotable・FSNPC
人気の秘密に迫る!
負けず嫌い!
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性格はよく言えば真っ直ぐで、悪く言えば頑固。 負けず嫌いでもあり、例えちょっとしたゲームや競争であっても一度負けると勝つまで相手に再戦を申し込み続けるほど熱中する。 バッティングセンターでは「衛宮士郎」・「遠坂凛」よりも下手で中々前に球が飛ばないため何度も挑む呆れられる。
腹ペコ王!?
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見かけによらずかなりの健啖家。本人曰く「魔力の供給不足を補うため」とのことだが、食へのそのこだわりようを見れば明らかにそれだけではない。そんな事からついたあだ名が「腹ペコ王」。
可愛い水着姿
出典: Fate Zero ©Nitroplus TYPE-MOON・ufotable・FSNPC
ファッションには殆ど興味がないが、士郎に似合うと言われた私服はお気に入り。 泳げないのに水着姿が豊富。『hollow』の白ビキニが有名だが、ハイレグワンピースタイプも存在。その姿にファンの多くを魅了したはず!
性格
出典: Fate Zero ©Nitroplus TYPE-MOON・ufotable・FSNPC
律儀で丁寧、わゆる委員長属性、可愛らしい物(例えばぬいぐるみ)を好むという少女らしい一面も。多くのギャップがあり、色々な顔を見せるセイバー。これぞ正にヒロイン!と思えるほど。
「セイバー」という英霊の正体
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真名はアルトリア・ペンドラゴンブリテンの伝説的君主、アーサー王その人である。 15歳で選定の剣を引き抜き、不老の王となった。 王となった彼女は騎士達が望むような「完璧な王」として振る舞うが、彼女の合理主義的な決断(1つの村を干上がらせ、物資を調達し軍備を整える等)は、理想論的な騎士道精神を掲げる騎士達と相容れることはなくやがて円卓の中で孤立していくこととなる。
王として資質
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「完璧な王」という機能に徹するあまり部下の苦悩や国民の限界を察することが出来ず、また部下達も彼女の事を正しく理解しないまま盲目的に崇拝していた。結果、円卓の騎士は思い違いや愛憎などに汚染され崩壊、ブリテンは急速に破滅の道を突き進んでしまう。
聖杯に託す願いとは?
出典: Fate Zero ©Nitroplus TYPE-MOON・ufotable・FSNPC
聖杯に託す願いは「選定のやり直し」。己の全てを捧げ国の為に尽くしたが、その思いも空しく故国は滅亡。自身の選択に未練や後悔は一切無く、だからこそ「別の者が王となれば国は救えたのではないか」と考え聖杯を得るために「世界」と契約する。
サーヴァントとしての能力
「魔力放出」
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見た目は華奢だが大の男と渡り合う力を持つ。これは彼女が有する「魔力放出」スキルによるもの。 普通の少女と同レベルの腕力しかない彼女だが、自身の持つ莫大な魔力でフォローすることでその力を得ている。戦闘時に纏う鎧も、同様に魔力で編まれたもの。 『Zero』ではこのスキルを応用し、分解しそうになったオートバイを魔力で補強している。
魔力生成能力
出典: Fate Zero ©Nitroplus TYPE-MOON・ufotable・FSNPC
各方面において高い能力を持つ彼女だが、第五次聖杯戦争ではマスターである士郎が魔術師として未熟であることが祟り、その能力には大きく制限がかけられている。 魔術師マーリンの計らいにより人の身ながら竜の因子を持って生まれてきており、魔術回路を用いずただ生きているだけで魔力を生成出来る。その恩恵の一方で竜殺しの逸話を持つ英雄・宝具とは相性が悪い。
湖の精霊の加護
出典: Fate Zero ©Nitroplus TYPE-MOON・ufotable・FSNPC
湖の精霊の加護を受けており、水面に立ちその上を歩くことが出来る。このため、生まれてこの方泳いだことがなく、戦場でも彼女は湖面や川面を文字通り走っていたという。荒波をも駆け抜ける、とは本人の弁。その影響で泳ぎの経験は皆無で事実上かなづち。ただし運動神経は良いので、ちゃんと訓練すれば普通に泳げる。
記憶継承
出典: Fate Zero ©Nitroplus TYPE-MOON・ufotable・FSNPC
生前に「世界」と契約したため正確にはまだ死んでおらず、彼女はカムランの丘から直接召喚される。なので本来は無しえない過去の聖杯戦争の記憶を引き継ぐことが可能。また、生者である彼女は霊体化が出来ず、「サーヴァントは全盛期の姿で召喚される」というルールが適応されないため、宝具をいくつか失っている。
使用する宝具
風王結界(インビジブル・エア)
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セイバーの剣を覆う風の鞘。 幾重にも重なる空気の層が屈折率を変えることで覆った物を透明化させ、不可視の剣へと変える。当然相手は間合いを把握出来なくなるため、特に白兵戦型のサーヴァントに対して効果的である。 他にも纏わせた風を解放することでジェット噴射のように加速したり、風の防御壁として利用したりと応用技も多く披露しており、使い勝手が良い。 もっとも、この宝具の本質は、彼女の持つ刀身を見せただけで正体を晒すほど有名な聖剣を隠す事にある。
約束された勝利の剣(エクスカリバー)
出典: Fate Zero ©Nitroplus TYPE-MOON・ufotable・FSNPC
人々の「こうであって欲しい」という想念が星の内部で結晶・精製された神造兵装であり、最強の幻想(ラスト・ファンタズム)。放たれた一撃は金色の奔流となって射線上にある一切を消し飛ばす。本気で放てば数km先から発動が確認でき、攻撃対象どれほど強大な構造物や大群であっても瞬く間に消滅させ得る。 ある程度出力を絞っても、サーヴァントに対して一撃必殺を狙えるほどに威力が高い。
全て遠き理想郷(アヴァロン)
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使用者を妖精郷に隔離することであらゆる物理干渉や魔術干渉、さらには魔法や平行世界・多次元からの干渉すらも遮断し、傷や病に老化をも癒す。Fate/Zeroではアイリスフィールや切嗣が所有していたが、10年前の一件の最中、切嗣によって士郎の体内に埋め込まれ、Fate/stay nightでは絶大な効力を発揮した。
セイバーの名バトルシーン
VSランサー(Fate/stay night)
出典: Fate Zero ©Nitroplus TYPE-MOON・ufotable・FSNPC
セイバーの初登場シーン。登場してすぐに「ランサー」とのバトル。待ってましたとばかりに、ランサーと激しく打ち合う。ぶつかり合う度に閃光がほとばしっているしかし光のエフェクトのせいで、セイバーの「見えない剣」が士郎の解説なしだと見えない事を若干把握しにくい。「ランサー」の槍が赤く光り、ランサーの宝具「ゲイボルグ」発動。因果の逆転で、放った瞬間に「心臓を貫く」という結果が先に来るので避けられない技のはずだが、貫かれたにも関わらず、喰らった後セイバーはピンピンしている。セイバーの強さが伺える戦闘シーン。
VSアサシン小次郎
出典: Fate Zero ©Nitroplus TYPE-MOON・ufotable・FSNPC
セイバーは、山門で待ち構えていたアサシンと対峙する。純粋な剣技のみで言えば、今回の聖杯戦争中最高のサーヴァントのアサシン。そして彼の超絶的な技巧と速さが生み出す必殺剣“全く同時”に放たれる円弧を描く三つの一つの太刀筋を受けたところで残る二本により四散させる「燕返し」を放つが…。
VSバーサーカー(Fate/stay night)
出典: Fate Zero ©Nitroplus TYPE-MOON・ufotable・FSNPC
「セイバーが『最優』なら、バーサーカーは『最強』」と評されている。元から破格の地力が、バーサーカークラスの固有スキル「狂化」により、理性や一部の技術を失う代償に引き上げられ、肉弾戦では敵無しの圧倒的破壊力を産み出す。その猛獣じみた容姿と剛力にセイバーをたじたじになる。迫力溢れる名勝負です。
VSバーサーカー(Fate/Zero)
出典: Fate Zero ©Nitroplus TYPE-MOON・ufotable・FSNPC
スキル「無窮の武練」により、狂化してなお本来の武芸の冴えを損なっていない規格外の特性を持つ。セイバーに対し強烈な執着を見せ、その姿を認めれば、マスターの制御をも撥ね退け彼女に襲い掛かる。セイバーも応戦し激しい勝負となる。
VS葛木宗一郎
出典: Fate Zero ©Nitroplus TYPE-MOON・ufotable・FSNPC
生身の人間としてはトップクラスの実力があり、暗殺者時代に身に着けた特殊な暗殺拳・「蛇」にキャスターの魔術による拳の「強化」が加わる事で、初見であればサーヴァントに勝利する事すら可能。セイバーの剣を膝と肘の間で止められるなど苦戦を強いられた。
まとめ
小柄で可愛らしく性格も真面目でギャップもあるセイバー。また戦闘になると士郎を守ろうと一生懸命に闘う姿がとても好感持てます。Fate(フェイト)シリーズでは重要キャラですね。アニメでのセイバーの姿を見て虜になったファンも多いはず!