実力主義の学校が舞台のライトノベル『ようこそ実力至上主義の教室へ』（略称：よう実）は、翻訳されて海外で読まれている程の人気作として有名です。アニメの第1期と2期も好調で、3期が2024年の1月に放送されることで話題になっています。この作品には様々な制作スタッフや、声優キャストが携わっています。一体どんな人たちなのか、気になる人も多いのではないでしょうか。今回は、よう実の制作スタッフと、主要キャラクターたちの声優キャストを紹介したいと思います！
目次
岸 誠二（監督）
岸誠二さんは、2003年頃からアニメーション監督として活動しています。『瀬戸の花嫁』では、シリーズ構成の担当者と一緒に声優デビューを果たしました。豪快な性格から、インタビュー中に大きな声で受け答えした所、店員に注意されてしまった、というエピソードもあります。映画を作りたいという願望があるようで、自分たちで一から作品を作り上げることが、現在の目標となっています。
橋本 裕之（監督）
この作品にはもう1人監督がいます。橋本裕之さんはアニメーターやアニメ演出家として活動していますが、今作のように監督として作品に携わることもあります。初めて監督を務めた作品は『ご注文はうさぎですか？』でした。近年では、演出よりも監督を務めることが増えてきています。橋本さんの監督しての活躍に、益々期待が高まりますね！
森田 和明（キャラクターデザイン）
森田和明さんは2006年頃から、キャラクターデザインとして活動しています。作画監督を担当することもありますが、キャラクターデザインを担当する機会が多いです。アニメのデザインに関する事を幅広く手掛けており、キャラクターの他にも作中に登場する武器のデザインや、OPやEDの作画も担当しています。アニメが好きな人で特に作画にこだわりがある人は、森田さんが手がけた作品をチェックしてみてはいかがでしょうか。
千葉 翔也（綾小路 清隆）
千葉翔也さんは、声優をやる前から子役として活動していた経歴があります。自分にしか出来ないことをやりたい、という信念の基、子どもの頃から好きだったアニメや音楽、ミュージカルに携わりたいという思いで声優を志します。2022年には声帯の結節を除去する手術を行い、万全な状態で声優活動を再開します。2023年にはソロアーティストとしてのデビューも果たし、これから更にマルチに活躍することが期待されます。
鬼頭 明里（堀北 鈴音）
鬼頭明里さんは『鬼滅の刃』の竈門禰豆子が、人気声優としての地位を確立したのは言うまでも無いでしょう。その後も様々な作品で主要なキャラクターを演じており、『鬼滅の刃』より前に放送された出演作品も注目されるようになりました。人気作品に登場した影響は絶大ですね。『虹ヶ咲スクールアイドル同好会』での近江彼方や、『ウマ娘』のセイウンスカイなど、ゆるい雰囲気がクセになるようなキャラクターが人気です。
久保 ユリカ（櫛田 桔梗）
久保ユリカさんは『ラブライブ！』の小泉花陽で有名になったと言えるでしょう。ラブライブの効果は絶大で、小泉花陽は久保さんを代表するキャラクターとなりました。元々モデルをしており、その時から声優になりたいという思いはあったのですが、なかなか上手くいきませんでした。後に事務所を変え、声優としての活動をスタートさせます。ちなみにシカコというニックネームがあり、久保さんが奈良県出身ということから鹿のイメージが強く、そう呼ばれているようです。仮に青森県出身なら、リンゴと呼ばれていたのでしょうか・・・？もしもの話なので分かりませんが。
竹達 彩奈（軽井沢 恵）
竹達彩奈さんの名前を『けいおん！』の中野梓で知った人も多いのではないでしょうか。実際、当作品を皮切りに知名度が急上昇し、様々な作品で主要なキャラクターを演じるようになっています。今や、アニメ好きな人で知らない人はいない位の人気女性声優です。プライベートでは同じく声優の梶裕貴さんと結婚し、お子さんも産まれています。最近ではお子さんが『進撃の巨人』の劇中で、赤ちゃんが泣くシーンの声を担当しました。0歳にして声優デビューを果たすという、今までに無い偉業です。いずれ成長したら、両親からその話を聞いて驚くこと間違いナシですね。
水中 雅章（龍園 翔）
水中雅章さんは、海外ドラマで大塚芳忠さんの吹き替えの声を聞いて、声優に興味を持つようになりました。キャラクターが声を切り替える際に録音せず一気に行ったり、イベントでの公開収録では指示に応じて叫び声をアレンジする等、演技力の高さを評価されています。その演技力が評価され、2021年以降から数多くの作品に出演するようになっています。
東山 奈央（一之瀬 帆波）
東山奈央さんは、英語が得意ということもあり『きんいろモザイク』のカレン役では流暢な英語を披露していました。『スパイ教室』のジビアはカレンとは大きく異なったクールな声で、演技の幅が広いことが分かります。自身の声のことを「特徴的では無い」と考えているようで、逆にそのことを強みにして、様々なキャラクターを演じることに活かしています。
日高 里菜（坂柳 有栖）
日高里菜さんは、子役として活動していた経歴もあります。声優デビューしたのは2008年の時で当時中学生でした。2009年には初めてアニメ作品で主演を務めます。高校の頃は成績優秀で、成績上位者として廊下に名前が張り出されるほどでした。ちなみに子役として芸能界に入ったきっかけは、七夕の短冊に「テレビに出たい」と書いた所、それを見た祖父が芸能事務所に応募したことでした。なんだか運命的な物を感じますよね。祖父が短冊を見ていなかったら、日高さんは声優になっていなかったかも知れません。
制作スタッフと声優キャストの紹介まとめ
制作スタッフや声優キャストを紹介しましたが、皆さんが知っている人はいたでしょうか？スタッフやキャストを知ることで他の作品を知るきっかけになるので、作品をより深く楽しむことが出来ます。また、スタッフやキャストに詳しくなれば、オススメの作品を自信をもって紹介出来るかも知れませんね！『よう実』を機に、新たなアニメの楽しみ方をしてみてはいかかでしょうか？それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。
