今年2023年に待望のアニメ第3期の放送が決定した本作『五等分の花嫁』ですが、皆さんは以前放送されたアニメ2期の内容を覚えていますか?アニメ第3期の内容は「これまで描くことのできなかったエピソードを描き切る」というコンセプトで放送をされるものとなっていますので、ストーリーとしてはアニメ第2期とアニメ第3期は直接の繋がりはないものとされています。しかし、製作陣は視聴者はアニメ2期を視聴した後にアニメ第3期を観る視聴者が多いことはしっかりと把握しているはずです。そのため、アニメ第3期をある程度楽しく視聴するためには、劇場版の視聴のみならず、その前のエピソードを描いたアニメ第2期の視聴をしておく必要があると思います。そこで、今回はアニメ第3期に向けて、アニメ第2期の内容の振り返りを紹介していきたいと思います。今回は2期の振り返り後半という事での紹介ですので、前半の紹介をまだ読んでいないという方は、ぜひ前半の紹介記事を読んでからこちらの記事を読んでくださいね!
三年生に進級!!
アニメ二期の中盤から五つ子たちと風太郎は三年生に進級することとなり。三年生といえば、修学旅行や受験などなど様々なイベントのある高校生活のクライマックスの時期ですよね。本作でもこれらのイベントはしっかりと描かれていますので、是非とも注目をしていきましょう。
家賃を五人で分割!!
五つ子たちにとっての、三年生になっての初めての変化は家賃を五人で分割するようになったことです。家賃はこれまで一花が全て引き受けていたので、やがてこのような分割体制に移ることは妥当な変化であるとも受け取れますが、このタイミングで一花が分割に踏み切ったのには何やら訳がありそうです。
黒い一花始動!!
アニメ二期の冒頭で一花自身も風太郎への恋心に気づいたことで、ライバルとなった三玖や二乃を意識した立ち回りをするようになったのです。このような一花の立ち回りが今後、五つ子たちの仲に大きな影響を与えることとなるので、是非とも一花の立ち回りに注目をしてきましょう。
バイトを探す五つ子
家賃の分割をすることとなった三玖と二乃はアルバイトを探すこととなります。アルバイトを探すにあたり二人は、アルバイトをしながら風太郎と親交を深めることができる風太郎のアルバイト先であるケーキ屋でのアルバイトに応募をすることとなります。
二乃vs三玖
しかし、ケーキ屋では追加で二人を雇う余裕はないようです。二人のうちどちらを採用するか悩んだ店長は決定権を風太郎に渡すことに、最終的に三玖の提案によってケーキ作り対決が実施され、ケーキ制作の腕前でどちらを採用するか決めることとなりました。
勝者は二乃
これまで本作を楽しんできたファンの方であればわかると思いますが、料理の腕前は二乃の方が上です。三玖は自らの苦手とする料理勝負において二乃に敗北をしてしまいます。料理勝負そのものを持ち込んだのが三玖ですので、自らの墓穴を掘ってしまった結果となった三玖ですが、あえて二乃の得意分野に挑んだというところからも彼女の風太郎に対する強い想いが感じられます。
三玖はパン屋さん
二乃に敗れてしまった三玖ですが、料理に対する苦手意識を克服すべく、パン屋さんにアルバイトとして務めることとなりました。風太郎と同じアルバイト先というわけにはいきませんでしたが、ケーキ屋で働くことができなくても、料理を鍛えることができるパン屋をアルバイト先で選んだというのが、いかにも愚直な彼女らしいですよね。
祐輔と風太郎
アニメ2期の後半では、風太郎のライバル枠である祐輔が本格的に活躍をするようになり、本作にしては珍しく、風太郎以外の注目男性キャラクターが増えることとなります。祐輔は、学力とルックスの両方に優れており、一見完璧な男性キャラクターに見えますが、少し抜けているところがあるため、なかなかかっこよく決まらないというかわいらしい側面もあるイケメンキャラクターとなっています。
学年一位の武田祐輔
アニメ2期の前半で風太郎が学年1位を逃してしまうという描写がありましたが、実はこの時に学年1位をとっていたのが彼のライバルである祐輔だったのです。普段は勝つこともできない巨大な壁であった風太郎に勝利したことで、有頂天の祐輔が風太郎の前に堂々と登場するシーンは印象的ですよね。
学級長はまさかの風太郎and四葉
このように、ルックスと学力の双方が抜きんでている。祐輔は学級長に選ばれるという下馬票だったのですが、 先に学級長に選ばれていた四葉が風太郎を推薦した事で、下馬評を覆し風太郎が学級長となることとなりました。学力勝負では1時敗れてしまった風太郎ですが、祐輔を退け学級長になったのです。
全国模試でも勝利!
風太郎自身は、学級長になることを望んではいませんでしたが、学級長になることで雄介に勝利した風太郎は、さらに全国模試にて3位という優秀な成績を収め、見事雄介を破りました。実は風太郎自体は、しばらく学年1位だったため、自分よりも点数の低い人物のことを覚えておらず、祐輔に対してそもそも闘志を持ってはいなかったのですが、一応、祐輔に学級長と学力という2つのフィールドで勝利することができました。
四葉へのお礼
続いて、アニメ内の後半で注目したいのが風太郎が四葉にお礼をするシーンですね。四葉がどのようなプレゼントを喜ぶのか全く想像がつかなかった風太郎が、正直に四葉に何が欲しいか聞くシーンは、いかにも風太郎らしいシーンであるといえますね。
四葉にとってのプレゼントとは
このシーン自体は、たいした進展もなく、風太郎と四葉が休日を過ごして終わるのですが、この時に四葉が「プレゼントはもう貰いました」と風太郎に言ったシーンは、本作において非常に重要なシーンであるといえます。四葉にとって風太郎と過ごすことがどのような意味でプレゼントだったのかという点は本作のラストで非常に重要なキーワードとなってきますので、ぜひとも覚えておきましょう。
「今度はみんなで」
また、ラストに四葉が「今度はみんなで行きましょう」と言ったのも、彼女の性格をよく表しているシーンと言えるでしょう。常に自分のことよりも周りのことを考え行動するという四葉らしさが見ることのできる貴重なシーンであると言えますね。
修学旅行編に突入
そして、アニメ2期の後半の最終版では、アニメ2期を締めくくるのにふさわしいエピソードとして「修学旅行編」が展開されます。修学旅行はどの高校生にとっても高校生活の中で、特に重要なイベントですよね。当然、風太郎と五つ子達にとっても非常に重要な意味を持つものとなっていますので、是非とも注目しましょう。
誰が風太郎と同じ班になるか
修学旅行編において大きな焦点になったのが「誰が風太郎と同じ班になれるか」という点です。五つ後達の中でも風太郎に好意を持っている人物は多くおり、そのことを公言している人物だけでも、二乃と三玖の2人もいます。風太郎への想いを心の内に秘めている人物も含めると五つ子の中でも、過半数以上の姉妹が風太郎と同じ班になることを狙っており、このことを原因として五つ子達の中で水面下の構想が激化していくのです。
交錯する五つ子の想い
普段は、仲が良い五つ子達だからこそ、風太郎をめぐる衝突は、彼女たちの中に大きな亀裂を生むこととなってしまうのです。
まさかの全員敗北
このように、風太郎を奪い合って対立をする五つ子達ですが、なんと彼女らが争っている間に、風太郎はクラスの男子達と班を組んでしまったようです。どうせぼっちの風太郎は班を組むことができないだろうと当たり前のように考えていた五つ子達が予想外の結果に唖然としてしまうこのシーンは、非常にコミカルで見所のあるものとなっていますね。
修学旅行当日
このように多少のハプニングもあった修学旅行前の準備ですが、何とかトラブルもなく修学旅行当日を迎えることができました。
三玖と二乃の正面衝突
班決めの段階で表面化していた二乃と三玖の衝突も、修学旅行においてさらに激しくなっていきます。どちらが早く風太郎に思いを告げることができるのか。二乃と三玖のゆずれない戦いが京都で始まるのです。
裏で動く一花
しかし、風太郎に好意を持っていたのは、二乃と三玖だけではありませんでした。自らの想いの丈を胸の奥に隠していた一花も、風太郎に自らの思いを告げる為に裏で動き始めるのです。この辺の二乃と三玖の正面衝突の中で動く一花にもぜひとも注目をしてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?今回は本作のアニメ2期の後半にて描かれたストーリーについて簡単に紹介していきました。2期の後半は、これまで何事もなかったかのように続いていた平穏な日常が崩れ始め、五つ子達の中で、次第に亀裂が生まれていく過程が描かれるものとなっています。このような試練を風太郎と五つ子たちがどのように乗り越えていくのか、ストーリー上の続編でである劇場版作品で注目してみてくださいね。