大人気のアニメ&漫画「はたらく細胞」。お子様から大人まで幅広い世代に支持されていましたね。そんな「はたらく細胞」の公式スピンオフ作品の1つである「はたらく細胞BLACK」が、めでたく2021年に本編の「はたらく細胞」2期と同じタイミングでアニメ化されます。登場キャラクターも状況もまったく異なる本作品の舞台は、ブラック企業に勤める男性の体内です。そこでこちらの記事では、「はたらく細胞BLACK」の登場キャラクターについて紹介します。本編の「はたらく細胞」には登場しないキャラクターたちが登場するので、また一味違った新鮮な世界観を楽しむことができるでしょう。
目次
登場キャラクター①赤血球AA2153(主人公)
まずこの作品を語る上で欠かせないのが、主人公の立ち位置である赤血球です。赤血球といってもたくさんの種類があり、それぞれ番号が異なりますが、その中でも「2153」の番号なのが主人公です。彼はメガネ男子であり、生真面目な性格。比較的新人であり、末端細胞からのクレームや上司の怒声に耐えながらも、日々一生懸命仕事をしています。赤い帽子から出るアホ毛が特徴的。赤髪に赤い服なのは、本編の赤血球と同じですね。
ストレス過多な環境で耐え抜く
主人公の赤血球は、ストレス過多な環境で働いています。ブラック企業に勤めている体の持ち主は、ただでさえストレスで心身ともにやられているというのに、そのストレスがきっかけで飲酒や喫煙に走ってしまったり、睡眠不足に陥ったりなどして、かなり悪循環な状態です。そんな中でも頑張って働いていたのですが、ある日大事な同僚を亡くしてしまい、一時期職場放棄をしてしまいます。いろいろあった末職場復帰をするのですが、そういった心の動きの中で、彼も確実に成長していきます。
実は輸血されてしまう!?
実は衝撃の展開なのですが、第2章にて主人公の赤血球はなんと別の体に輸血されてしまいます!そのときヒロインの白血球も一緒だったのですが、別の体にうつるという展開は今までなかったので驚きですね。しかしこの体はこれまで以上に大変な状況であり、カフェイン依存や糖尿病など、さらなる悩みに立ち向かうことになります。細胞たちが輸血されて別の舞台に行くという展開にもかなり驚くのですが、ただでさえ過酷な環境からもっと過酷な環境にいくというのもびっくりです。
登場キャラクター②白血球
続いては、「はたらく細胞BLACK」のヒロインである白血球です。この作品では白血球は女性キャラクターとして描かれます。「白血球」と自分の名前の書いた帽子を被り、ロングヘアで、片目が隠れています。全体的に白いという部分では本編の白血球と共通しているのですが、制服のボタンがとまらないほどの巨乳が特徴的です。戦いのシーンなどは特に、白血球のセクシーさに目を奪われるファンの方も多いのではないでしょうか。白血球の美少女ぶりにも注目の作品です!!
赤血球に想いを寄せるクールビューティー
白血球は美人であり、クールビューティーなヒロインです。主人公の赤血球のことを「新米」と呼び、時に励まし、時に守る優しい性格です。また途中からは主人公のことを「赤血球」と呼ぶようになります。戦闘能力は極めて高く、日本刀を主な武器として戦います。返り血を浴びてもお構いなしで戦い続けるのは、本編の白血球と共通していますね。また白血球は赤血球のことを好きであり、頬を染めたり、笑顔を見せたりする描写も見られます。赤血球がほかの女子といい感じの雰囲気になっているのを発見し、ヤキモチを焼く場面もありました。
本当は健気なお姉さん
セクシーで戦闘能力も高く、クールビューティーな白血球。こうしてみるとかなり完璧なように思えますが、実は使命を全うするためにクールでいようとつとめているわけであって、実際は健気なお姉さんなのだそうです。これは作者の言葉ですが、そういう視点で見てみるとなんだかかわいらしい一面も見えてきますね。ちなみに本編「はたらく細胞」の作者であり原作者の清水茜先生は、「BLACK」の白血球に対して、いままで見てきた漫画の中で1.2を争うほど好みのキャラだということをコメントしています。
かなりの人気キャラ
実際、可愛くて美人なヒロイン枠でもあり、貴重なお色気担当でもあり、主人公といい感じになるという点からも、「はたらく細胞BLACK」の中では1番の人気キャラとなっています。アニメにて白血球がどのように描かれるのか、今からとても楽しみですね!
登場キャラクター③肝細胞
この世界での肝細胞は、赤血球からアルコールを抜く役割を持ちます。実は「BLACK」での肝臓は繁華街であり、キャバ嬢のような立ち位置(!)なのがこの肝細胞です。さすが大人向け作品ですね。見た目はほんわかした可愛らしいお姉さんという感じの肝細胞は、癒しを求めてやってくる赤血球たちを優しい笑顔で迎え入れます。白血球と張るほどの美貌の持ち主でもあるため、いざアニメがはじまったらどちらのほうが人気になるか注目ですね。
仕事にプライドを持っている
具体的にやっていることとしては、アルコールの分解です。アルコールを分解した際、アサドアルデヒドの毒素にやられてしまうこともあるのですが、自分の仕事にプライドを持っている肝細胞は笑顔を絶やしません。細胞1人1人が、プロ意識をしっかり持って働いているということがよくわかります。すべては悪化しすぎた労働環境が原因です。
登場キャラクター④ヘルパーT細胞
続いて紹介するのは「ヘルパーT細胞」です。体内では司令官の役割を担っています。体内に侵入した外敵を察知し、情報をもとに戦略を練り、キラーT細胞に出動命令を出しています。厳格な性格の持ち主なのですが、なにせこの最悪な労働環境ということもあり、極度の疲れが彼に襲いかかります。
ストレス過多の体内で...
しかしヘルパーT細胞は、ストレス過多の職場(体内)のなかで、次第に正しい判断ができなくなっていきます。最終的に、少しでも細菌の可能性があるものは駆除していくという方針になり、自己抗原を攻撃してしまいます。そしてステロイドに捕縛されてしまうという悲惨な結果になってしまいました。
登場キャラクター⑤キラーT細胞
筋肉隆々な男性キャラクター。制服の胸元には「kill」という文字が書かれています。がん細胞などの異物を駆除する役割を持ち、ヘルパーT細胞の命令を受けて動いています。
ヘルパーT細胞の命令により
上記のようにストレス過多な職場環境のなか、正しい判断ができなくなってしまったヘルパーT細胞は、キラーT細胞に誤った命令を下します。その結果として毛細細胞を攻撃してしまったキラーT細胞は、円形脱毛症を引き起こすこととなりました。
登場キャラクター⑥LDL
彼らはいわゆる悪玉コレステロール。血管の中にコレステロールを放棄して、動脈硬化の原因を引き起こしています。作業服にサングラスという風貌です。
登場キャラクター⑦淋菌
体の持ち主による性交渉により入り込んでしまった細菌です。かなり強力な増殖力と、攻撃されても高速で再生するというやっかいな特性を持っています。頑丈な細胞壁のよろいにより、白血球でも苦戦するほどの戦いを繰り広げました。
最終的にはどうなる
主人公たちや白血球がかなり奮闘した結果、ペニシリンにより細胞壁の再生を封じ、滅亡しました。
【はたらく細胞BLACK】登場キャラクターまとめ!
以上が、「はたらく細胞BLACK」に登場するキャラクター紹介でした。さまざまなキャラクターが登場しますが、どのキャラも個性的で魅力的ですね。本編の「はたらく細胞」と比べるとダークな世界観ということで、キャラクターもシリアス要素が多いです。しかも「ブラック企業」という社会問題に注目しています。このキャラクターたちがアニメでどのように動いて活躍してくれるのか、今からとても楽しみですね。