<![CDATA[100万の命の上に俺は立っているはある日突然ゲームの世界に呼び出され、クリアできなければ全員死亡するデスゲームをやらされる羽目になる作品です。ゲームの内容はSAOなどのバーチャルMMORPGっぽく、突然呼び出されてクリアすれば一旦日常に戻れたりする点は『GANTZ』によく似ています。ざっくばらんに言えば2つ足して2で割った作品です。ゲームマスターの親切さや死亡リスクは本作の方がマシですが、クエストの中身はこっちの方がキツさがあります。そんな作品の主人公にして、ちょっとサイコパスな主人公である四谷友助を紹介していきたいと思います!
目次
四谷友助の担当声優は『上村祐翔』さん!!
上村祐翔さんは劇団ひまわり所属の声優・俳優さんです。代表作品には『文豪ストレイドッグス』や『ダーリン・イン・ザ・フランキス』『ヴィンランド・サガ』など。声優や俳優として幅広く活躍している若手の声優さんで、本作の主要キャラは若手の声優さんで占められているようです!
ある日突然ゲームの世界に呼び出された『四谷友助』
中学3年生の四谷友助はある日突然、クラスメイトの新堂衣宇と箱崎紅末とともにゲームの世界に3人目のプレイヤーとして呼び出されます。ゲームの世界では殆ど痛みを感じず、プレイヤーが死んでも他のプレイヤーが生存していれば、一定時間後に生き返ることができるというシステムで、プレイヤーたちはその都度ゲームマスターに提示されるクリア条件を時間内にクリアしなければ死んでしまうデスゲームに呼び出されてしまいます。
協調性がない男?最初から単独行動を重ねる『四谷友助』
3週目から参加した友助ですが、早々に新堂衣宇がボスに食われて生き返ることが出来ない状況なり、病弱で戦力外の箱崎紅末を放置して一人でレベル上げに励んだり、4週目で仲間が全員盗賊に捕まった時には、早々に見捨てて一人でクエストクリアを目指そうとします。ただし、これはクエストさえクリア出来れば全員が生きて帰れるという前提があるため。最優先事項を設定し、その目的を達成するなら特に葛藤も無く仲間を見捨てる選択を取ります。
協調性がないわけではなく合理的なだけ
とはいえ、協調性がない訳ではありません。友助が仲間を見捨てるのはそうしたほうがクリアの確率が高いと判断したからであり、通常はクリアの確率が上げるために協調します。これにはプレイヤーたちがほぼ不死身であることも関係しているでしょうが、その判断力や決断のスピードは明らかに常人より葛藤が少なく、自分が足手まといになった場合には率先して自分を切り捨てるような判断を取ったりもします。過程よりも結果が重要な男。
変な職業ばっかり!ゲーム内での『四谷友助』の職業は?
友助の最初の職業は『農民』。農業に詳しい能力であり、戦闘が得意な職業ではありませんでした。しかも、なれる確率が極端に低いレア職でしたが、その能力は農業が得意な職で戦闘向きではなく、クエストに必要な戦闘能力を持つ職業ではありませんでした。しかし、友助は単独行動でザコ敵を倒して経験値を稼ぎ、ボス戦の最中に転職の条件を満たします。
なお、職業の能力は転職しても引き継がれるため、農民の恩恵は別のクエストで発揮されます。
転職後の職業は料理人
3週目のボス戦?(絶望的状況で逃げ回ってる最中に)でジョブランク10を達成したことでまたもやレア職で戦闘には向かない料理人に転職します。しかし、刃物を扱えるスキルであったため、転職後のボーナスタイム(転職後の数秒間は時間が止まるため、その数秒を利用して安全に懐に飛び込むことができる)を利用して、ボスの腹を裂いて喰われた二人を救出します。その後はグダグダになりながらもボスを撃破します。
さらに転職後の職業は魔法使い(生物)
3週目の途中で魔法使い(生物)に転職。生物の新陳代謝を高める疑似的な回復魔法と言葉の説得力を高める魔法を習得します。しかし、魔法職になったことから前職よりも身体能力は低下してしまいます。元々運動センスのなかった友助にとって、運動能力の低下は大幅な戦闘力の低下を招きますが、瀕死の重傷を負った女騎士のNPCのカハベルをその魔法をぶっ通して使うことによって一命を取り留めることに成功します。
さらに転職後の職業は鍛冶屋
5週目に入り、ジョブランクを上げるためひたすら農業を繰り返し転職した職業は、またまたレア職の鍛冶屋でした。身体能力の補正はそこまでではないものの、作った装備品は誰でも扱えるという特性を生かし、ほぼ不眠不休で鍛冶に勤しみます。その結果作り上げた弩弓はオークの戦力外の時舘由香と箱崎紅末の戦闘力を補うことに成功し、クエストのクリアに大きく貢献します。
基本的に大活躍する男
5週目で既に4回の転職を果たしており、どのクエストにおいても中心的な活躍をしています。単独行動や合理主義を拗らせた問題のある言動をすることもありますが、それらは全てクエストの達成に向けられ、やると決めたら躊躇なく行動する異常な判断力、決断力を持っています。俗に、サイコパスの特徴として挙げられるものに協調性がなく、結果を重視する傾向がありそれらは特徴に該当しますが、自己否定が強く極端に冷酷でもなければ良心が欠如しているわけでもない点では該当せず、サイコパスと言うよりは一種の発達障害と考える方が自然かも。
病的?やると決めたら驚異的な集中力を見せる『四谷友助』
一度目標を定めたらとことんまでにやり込み、驚異的な集中力を見せます。1週目ではザコ的を淡々と殺してレベル上げ。4週目ではダンジョン内の罠に掛かって深いビル8階分ほどの四角空間の中に落とされるも、仲間に先行させ明かりもない自分一人の絶望的状況でも自力で脱出したり、瀕死の重傷を負ったNPCにぶっ通しで回復魔法をかけ、5週目では生存率を上げるために不眠不休で鍛冶に没頭するなど、常軌を逸した集中力を見せることがあります。
ちょっと常軌を逸した男
クエストを達成し生存するという目的に対し、全力で最善を尽くすという思考は始めてゲームに参加したときから一貫しており、そのためなら不眠不休の作業を続けるだけでなく、他人からドン引きされるような行動も必要とあらば躊躇いなく実行します。そして、どんな絶望的状況でも諦めるより先に行動します。その異常な決断力とそれを行動に移す速度、絶望を感じても手足を動かし行動する意志力は常軌を逸していると言えます。
必要とあらばなんでもします
とくにそのマジヤバな部分が現れたのは3週目終了後、現実世界でGMから受けた『指定する女子をナンパしてください』というミッションで、夜の高校に忍び込み4人目のプレイヤー時舘由香が同級生に裸の写真を撮られている場面に遭遇します。クエストの成功率を上げるために≒裸の写真の流出を防いで自殺を阻止するために女子たちのスマホを一機残らず躊躇なく破壊します。四谷友助のマジヤバな部分が顕著に表れた場面です。
『四谷友助』は同級生からモテないけどNPCからはモテる男
元々、学校では無口でありプレイヤーたちにも全く自分の素を見せないため、頼りになるけどヤバいやつ、自分の心を見せない奴だと思われています。しかし、意外にもゲーム内の女子からは好意を持たれます。その理由としてゲームの世界では素の自分を出して人々と接しているからと、同じプレイヤーである箱崎紅末は分析しています。なお、現在の居住地である東京では猫を被って無口で他人行儀な自分を演じていますが、元々住んでいた田舎では非常に活発な性格に戻ります。人見知りを仮面で隠して生きてきたのは、都会に引っ越してきた直後のトラウマだと示唆されています。
他人からは信用されない男
素の自分を出せば人間的な魅力に気付く人物もいますが、基本的には他人との間に壁を作る性格です。論理的で説明上手ではあるのものの自分の素を全く見せないことから、その主張が正しいものであっても胡散臭く聞こえてしまうため、絶望的に他者から信用されません。自分以外をバカだと見下していることが、周囲にはしっかりバレているようです。もし、人狼ゲームなんかやったら正しくても正しくなくても吊られる男。
【100万の命の上に俺は立っている】四谷友助まとめ
作品の主人公にして若干サイコなヤバいやつという印象を持たせつつも、実は人見知りで仮面を被って生きているだけという印象にもとれる主人公でその異常性や内面を注視しているとかなり面白いキャラクターだと思います!かなり痛くてかっこいい個性的な主人公なので、是非ともアニメでもその活躍を見てみたいと思います!100万の命の上に俺は立っているは2020年10月から放送開始予定です!