第四期でも繰り広げられる連帯食戟。第三期から始まったこの戦いも四期では中盤・終盤へと進んでいきます。そうなると注目が集まるのはやはり反逆者連合のトップ2である創真&えりな。そして十傑では第一席と第二席の司&竜胆です。しかし第四期の戦いで注目してもらいたい人物たちは他にも多数存在し、その中でも特に重要なキーマンとなるのが「十傑第三席」の存在です。今回はそんな十傑第三席について紹介していきます。
目次
薊政権になってからの第三席は「茜ヶ久保もも」
物語の序盤では十傑第四席だったももですが、連帯食戟が開始された薊政権下の時期には第三席となっています。遠月学園でも当代きってのパティシエとしてトップクラスの実力の持ち主です。パティシエとして自分の実力に絶対的な自信を持つ自信家で、自分の事を可愛いと自覚しているナルシストっぽい性格をしています。また、見た目は完全に小学生レベルであり、慣れるまではコミュ症で暗い一面を持っていたりもします。(慣れてしまえば饒舌になる)
非常にさばさばとした性格であっさり第三席に
先ほども紹介した通りももはもともと第四席だったのですが、第三席だった女木島が薊政権のクーデターに加担しなかったため十傑の地位を剥奪され、その結果繰り上がる形で第三席になりました。同じ三年の女木島がこのような形で十傑から抜けた事に関しても無関心。「かわいい」にしか興味がない性格で他の事はどうでもよく、薊があれこれと改革していくのを目の当たりにしても特に疑問を抱くことなく淡々と可愛いものだけに執着していました。
連帯食戟で敗北の原因は慢心?
サードバウトで辛くも恵を打ち破ったももでしたが、続くフォースバウトではえりなと食戟することになります。そこでえりなが用意したのは恵のどら焼きをヒントに作り上げたスフレでした。ももとえりなにはいくつか共通点があり、その中でも女王様気質だった事が最たる共通点になります。しかしえりなは反逆者連合の仲間たちと出会い「もう上座でふんぞり返っている王女ではありません」と言い切っています。それに対してももは女王様気質を貫き、自分の可愛いと思ったものしか認めない性格。他人の案を受け入れるなど到底した事もなく、その点でえりなに大きな差を付けられたと思われます。
薊政権になる前の第三席は「女木島冬輔」
薊政権により第三席に抜擢されたももですが、その前は誰が第三席だったのかと言うとラーメンマスターの女木島冬輔でした。こうしてみると第三席は一番ごつい女木島から一番小さいももへと見栄えの面でもかなり変わったと言えます。ちなみに身長は女木島が193㎝でももは140㎝なので53㎝も縮んでしまいました(笑)
女木島が第三席まで上り詰めた経緯
十傑第一席の司瑛士は「遠月学園で第一席になる」という目標をもって学園へやってきました。同じく竜胆はそんな司を見て「だったら自分は第二席になる」と決心し、二人は夢を実現する形で現在第一席・第二席の座についています。しかし第三席の女木島はと言うと……実は十傑やランク付けには全く興味がなく、十傑を目指していたわけでもありません。ただ「日本一の料理学校」という事で遠月学園へやってきて、そこで挑まれた食戟を片っ端から受けていた結果、知らない間に第三席まで上り詰めていたようです。
連帯食戟後、卒業してパリでラーメン店を開くことに
日本全国をラーメン旅していた女木島ですが、卒業後は日本を飛び出してパリでラーメン店を開くことに。セカンドバウトで「アフリカンラーメン」という名前からして日本離れした料理を作っていた事もあり、女木島のラーメン道は日本国内だけでは終わらないようです。
連帯食戟後の新十傑第三席は「久我照紀」
おそらく第四期より先の話になってしまうかもしれませんが、連帯食戟がすべて終了して新体制になってからの十傑第三席は久我が担当する事になっていました。薊政権になってから会議のボイコットなどを繰り返していた結果、十傑第八席の座をはく奪されてしまっています。同じく薊政権になってから十傑の座をはく奪された女木島と違い、久我は十傑の座にこだわっていたいた為、連帯食戟では反逆者チームの一員として参加。十傑返り咲きを狙い創真たちと共に戦う事になります。
お調子者だけど実力は一流
久我と言えば初登場時はかなり高圧的な態度で一年生は「ザコ」と評し、かなり好戦的で口調も悪かったため同学年の十傑とも仲は良くありませんでした。そんな中でも特別視していたのが第一席の司瑛士。一度目の食戟で全く相手にもされず乾杯を喫した久我でしたが、その時のリベンジを第四期の連帯食戟で叶えます。結果はまたしても司に完敗……でしたが、最初の食戟とは違い司に長期のインターバルが必要なほどダメージを与え成長した姿を見せてくれました。
第四期の最大の敵でもある薊も実は第三席だった
時代はかなり遡り遠月学園69期。創真やえりなの父親が遠月学園の学生だった頃の話になりますが、そのころの第三席は「中村薊」でした。今でこそ結婚して苗字がかわていますが、紛れもなくえりなの父であり今回の大ボス的存在でもある薊政権のTOP薙霧薊です。ちなみに69期の第一席は堂島銀、第二席は創真の父城一郎となっています。
69期では第三席だったが薙切薊の実力は計り知れない
先ほどした69期では銀、城一郎に続き第三席の地位だった薊ですが、薊は二人より二学年年下となっています。ほかの二人が三年生で第一席・第二席となったのに比べ薊は入学して間もない一年生で第三席にまで上り詰めた事に……ちなみにこの頃の薊は現在のような性格ではありませんでした。薊がなぜ今のような性格になったのか、なぜ「真の美食」を計画したのかは第四期の終盤で語られる事になるかもしれません。
現役から大先輩まで!第三席まとめ
ここまで未来の第三席から大先輩にあたる69期の第三席まで紹介してきましたがいかがだったでしょうか?キャラの濃さで言えば第一席や第二席にも負けない存在感。第四期では連帯食戟でもすべての「第三席」が大活躍するのでぜひ注目してみてください!
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