シャーマンキングはかつて週刊少年ジャンプで連載していたシャーマンという霊を操る者を描いた漫画です。その中で主人公の兄にして絶大なる力を持っていた敵、ハオは人気が高く多くのファンがいました。そこで今回はハオやその部下の能力や特徴について詳しく紹介していきます。
目次
シャーマンキングになる男!!ハオ
ハオは、500年前の麻倉葉王の転生した姿です。シャーマンキングにおける主人公の麻倉葉の双子の兄として生まれ、125万という絶大な巫力を持っています。持ち霊はスピリットオブファイアであり、空気中の酸素にオーバーソウルすることで炎を操って攻撃することができます。性格は基本的に穏やかですが、敵とみなした相手には容赦はありません。シャーマンキングになって世界を滅ぼすことを企んで多くの仲間を募っていました。また、ハオは人間の心を読むことができます。そのため、ウソを見破ることができる反面本当に信頼できる人物はおらず、仲間もいません。
心を読める少女!!オパチョ
次に紹介するハオの仲間はオパチョです。幼い子供でありながらもシャーマンであり、巫力は80万とトップクラスです。持ち霊はMAMAと呼ばれるもので自分のアフロの髪の毛にオーバーソウルすることで羊の姿になって戦います。オパチョもハオと同様に他人の心の声が聞こえてしまう体質であり、ハオが唯一心を開ける相手でもあります。オパチョも生まれてすぐに捨てられていたところをハオに拾われたため、絶大な信頼を置いています。
元XーLOWSメンバー!!ラキスト
ラキストはハオとオパチョと共に星組としてシャーマンファイトに参加しているシャーマンです。元はハオを倒すために結成されたチーム「X-LOWS」の結成メンバーでしたが、ハオとの戦いに敗れたことで考えが変わり、ハオの仲間になっています。ラキストはルシフェルという天使の霊を持ち霊としていて、弾丸にオーバーソウルさせます。あまり戦闘描写はありませんが、ハオの仲間の中でも特に強いキャラクターであり、ハオの右腕として活躍しています。
パンダを操る巨漢の男!!ザンチン
ザンチンもハオの仲間の一人です。ザンチンは坊主頭と丸い縁のサングラスが特徴の中国人であり、パンダのシオンシオンを持ち霊としています。武器のドラにオーバーソウルすることが多く、攻撃的な性格でもあります。ザンチンの巫力は49000でハオの仲間の中では中堅クラスの実力でターバインやビッグガイ・ビルと共に月組として行動しています。試合に出ているところは描かれていませんが、道蓮が死亡した際にホロホロやチョコラブも共に殺そうとしていましたが、結果的に麻倉葉に倒されています。最終的にペヨーテに殺されてしまった人物の一人です。
メンバー1のタフガイ!!ビッグガイ・ビル
ビッグガイ・ビルは筋肉質な巨体が特徴のアメリカ人シャーマンです。人並み外れた体力が自慢であり、元チームメイトのアメフトの選手を持ち霊としています。アメリカンフットボールのユニフォームを着ており、他の仲間を呼び出すことで強烈なタックルをくらわす力技の戦い方をしていますが、作中では一度も勝ったことがありません。つまり、ビッグガイ・ビルはやられ役でもあります。しかし、スタミナがある分毎回死に至ることはなく、瀕死になるたびに巫力を上げています。
手からビームを出すシャーマン!!ターバイン
ターバインも月組のメンバーの一人です。ランプの精ジンを持ち霊としていて、手に付けているプロテクターの部分からビームを発して攻撃します。その他にもオーバーソウルをすることで1日に3回までお願いをすることができます。これにより自分より格上の相手である木刀の竜も殺しています。あまり目立った活躍はなく、最終的にはハオを裏切ったペヨーテによって殺されています。
タバコを吸う煙使い!!カンナ・ビスマルク
カンナは水色の長い髪が特徴のドイツ人のシャーマンです。タバコを常に吸っており、普段から怒っています。花組のリーダーでもあり、マチルダとマリオンと共に行動することが多いです。カンナはタバコから出る煙を媒介として持ち霊のアシュクロフトという騎士の霊をオーバーソウルします。これにより物理攻撃を一切無効化することが可能です。作中ではゴーレムを破壊しようとしますが、道潤に防がれています。道潤と対戦時には持ち霊の鎧を破壊されていますが、煙による攻撃で圧倒しています。
魔女と恐れられた少女!!マチルダ・マティス
マチルダも花組のメンバーの一人でオレンジ色の髪と二つ結びの髪が特徴です。かっぱつで元気な女の子でありながらも口が悪いです。ジャックという殺人鬼の霊をオーバーソウルすることでカボチャのモンスターとなって切り裂く攻撃を喰らわせます。常に箒を持っており、それを武器としても使います。カンナと共にゴーレムの破壊任務に参加していますが、玉村たまおに防がれた為、たまおを圧倒しています。過去に魔女と恐れられて迫害されていた経歴の持ち主です。
人形使い!!マリオン・ファウナ
マリオンはゴスロリチックな衣装が特徴の内向的な女の子のシャーマンです。チャックと呼ばれる人形を大事にしており、チャックという人間霊を人形にオーバーソウルすることで戦います。おもにチャックという人形が持つ拳銃による自動追尾の弾丸を武器としていて、弾かない限りは防ぐ術がありません。マチルダ同様に過去に魔女として悪がいされてきた過去があり、それが原因で多くの人物を呪っています。
メキシコの骨使い!!ペヨーテ
ペヨーテはメキシコのシャーマンであり、常にギターを持つ陽気なメキシコ出身のシャーマンです。音楽と共に攻撃することが得意でかつてのマリアッチ仲間の骨を媒介として戦います。シャーマンファイトではチーム・ザ・蓮と戦い、チョコラブに敗れています。しかし、その後さらに強くなったことで復讐に向かい、道蓮を動揺させて隙を作ってから即死させています。また、ペヨーテはハオが心を読めると知り、信用できなくなったことで仲間もろとも心中を計っており、ハオの仲間のほとんどを殺してもいます。
仏教系シャーマン!!Boz
Bozは日本人のシャーマン二人組であり、坊主でもあるミュージシャンです。小石や葉っぱを媒介として魑魅魍魎を呼び出すことが可能であり、シャーマンファイト本戦前に麻倉葉の前に現れました。その結果阿弥陀丸を奪おうとしていますが、木刀の竜に返り討ちにされています。ハオの仲間の中では最弱であり、やられるところを見る為にハオが仲間にしています。
レゴ・ブロックの体を持つ男!!ブロッケン
ブロッケンは、レゴブロックの人形の体をしたシャーマンです。元は普通の人間でしたが、事故にあった際に現在の姿に変えています。持ち霊は大量のネズミであり、ブロックの一つ一つにネズミの霊をオーバーソウルすることでブロックを様々な形に変形させて戦います。ハオの手下の中でも巫力16万と高いですが、ホロホロろの対戦時に返り討ちにされています。その後、X-LOWSになったリゼルグに瀕死の重傷を負わされて、さらに強くなりましたが、再びペヨーテの裏切りによって瀕死状態にされています。
吸血鬼一族の末裔!!ボリス
ボリスは吸血鬼の様な姿をしたシャーマンです。吸血鬼ハンターの霊を持ち霊としていて、血液にオーバーソウルすることで、噛みついた相手を操ることが可能です。キザな性格かかつ残虐でもあり、キャラがかぶっているという理由だけで仲間を一人殺してもいます。麻倉葉と対戦していますが、乱入してきたX-LOWSによって殺されています。
【シャーマンキング】ハオ一味の仲間を徹底紹介まとめ
今回はシャーマンキングの最大の敵であるハオの仲間について紹介しました。ハオ一味はまとまりがないもののハオのカリスマ性に憧れていたり、恐怖によって支配されています。特徴的なキャラクターも多いので、あなたの好きなキャラクターもいるかもしれません。アニメと原作では内容が少し違っていたり、戦闘シーンも違っている部分もあるので確かめてみるのも面白いかもしれません。