同じ星に生まれたのに、まったく違う運命を背負った2人の少女の物語≪エガオノダイカ≫。1人は笑顔を絶やさず、みんなを笑顔にしたいと願う王女のユウキ・ソレイユ。もう1人は、作り物の笑顔で自分を守る軍人のステラ・シャイニング。この記事では、ダブルヒロインの1人であるステラ・シャイニングを紹介していきます!
優秀な軍人ステラ。
出典: エガオノダイカ ©タツノコプロ/エガオノダイカ製作委員会
いつも冷静で、淡々と任務をこなすステラはとても優秀な軍人です。しかしどこか感情が欠落した人物のようにも思えます。もちろんステラが所属する小隊の隊長であるゲイルも信頼を寄せているようですが、ステラの戦争に対する考え方などには疑問を持っているようで、「私はいつまでも戦います」というステラの発言には、「狂ってやがるな」と返していました。
幼い女の子にも…。
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ソレイユ王国の辺境の街にある新型クラルスを狙うステラたち。そこでステラは戦争で親を亡くした子供たちと出会います。ステラは子供たちの群れから1人離れていた女の子に、「今は居場所がなくてもいつか見つかるから大丈夫」と話しかけます。昔の自分と重ね合わせたんでしょうか…ステラの人間らしい一面が初めて見えたシーンでした。
しかしステラは作戦が始まると、命令を聞かないと1人ずつ殺すと子供たちに言い、最初にさっき優しくした女の子に冷酷な顔で銃を向けました。裏切られた…という表情を浮かべ、ステラの元を去っていく女の子を見ても、ステラは全然響いていない様子。ここまで感情が欠落してしまっているとは、ステラは過去に一体どんなことがあったのでしょうか…。
いつも微笑みを絶やさない!しかし…
出典: エガオノダイカ ©タツノコプロ/エガオノダイカ製作委員会
ステラはどんな時も他人に対し微笑みを絶やしません。しかし話している内容は微笑みながら言うことではなかったり、まったく微笑む場面ではなかったりと、本心を隠すための笑顔のようにも思えます。生きるために軍に入り、今は小隊を自分の居場所だと感じているようですが、その心の闇はとても深そうです。
母親はレイラ?
出典: エガオノダイカ ©タツノコプロ/エガオノダイカ製作委員会
第4話でユウキの指導役のレイラは、もともとグランディーガ帝国側の人間ということがわかりました。レイラは夫と子供と一緒に事故に巻き込まれ、重傷を負いながらも生き延びましたが、目を覚ますと家族がみんな亡くなっていました。そして王女のユウキに気に入られたことから、そのままソレイユ王国に仕える身となりました。
ステラの金魚鉢。
出典: エガオノダイカ ©タツノコプロ/エガオノダイカ製作委員会
ステラが持っていた丸い金魚鉢と、レイラの過去シーンで娘が持っていたものがまったく同じでした。これは公表はされていませんが、ステラはレイラが死んだと思っていた娘である可能性が高いでしょう。今はユウキの母親のような役割を担っているレイラが、ステラの母親だったとしたら、これは2人をつなぐキッカケになるのではないかと考えられます。
また金魚鉢に比べたら信憑性はとても低いですが、ステラとレイラは同じ位置に泣きボクロもありますし、これは…と思わざる得ないですよね。笑
ステラの過去。
出典: エガオノダイカ ©タツノコプロ/エガオノダイカ製作委員会
絶体絶命のピンチに陥ってしまったステラ。走馬灯のように過去を思い出すシーンでは、家族と思われる人たちから、1人離れて食事をする幼少期のステラの姿が一瞬写りました。きっとステラは里親一家になじめず、1人で生きていくために軍に入ったのではないでしょうか。
リリィとの関係。
ステラは軍に入ってすぐリリィと出会い、長い時間共に過ごしてきました。またリリィが敵に殴り殺されそうになっていた時に、ステラが助けた過去があります。その時に、ステラはリリィが生きていることを確認し、心の底から笑顔になりました。リリィはその時から、ステラを特別な存在と思うようになり、ステラもまたリリィを唯一特別な存在と思っているようです。そして今回、ステラのピンチに駆けつけたのはリリィでしたね!
ステラまとめ!
出典: エガオノダイカ ©タツノコプロ/エガオノダイカ製作委員会
最初は何を考えているのかわからない冷徹な軍人…という印象でしたが、過去が明らかになり少しずつ謎が解けてきています。この先、おそらくステラの母親であるレイラがキッカケとなって、ユウキとの距離が縮まっていくのではないかと思われますが、展開が読めない≪エガオノダイカ≫。ステラが再び心の底から笑顔になれる日がいつ来るのか楽しみですね!