突然の窮地に巨大怪獣と戦う使命に導かれる主人公・裕太の活躍を描いた「SSSS.GRIDMAN」の第1話。怪獣という絶対的な脅威と、それに立ち向かうために巨人になる能力を手に入れる流れは「ウルトラマン」シリーズを感じさせるものであり、特撮もの好きならば燃える展開となっています。
新条アカネのプロフィール
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
響裕太の同級生の一人。教室では窓際最後尾席(裕太の隣)に座っている。クラスのマドンナ的存在の美少女で、内海将からは「才色兼備才貌両全の最強女子。クラス全員に好かれるという奇跡みたいな女」と評されている。一方で口調はかなりユルく、「武士は食わねど高楊枝」を「武士は食わねど高笑い」と言い間違えたり、意外なことがあると硬直してしまうことがあるなど、何処か抜けた面も持つ。
コンセプト
普段着ているパーカーも何故か胸の所ではだけさせており、巨乳っぷりを強調している。足も六花と比べるとその細さも際立つ。 だからといって下半身要素がない訳ではなく、素晴らしい足裏を見せてくれる。 キャラデザのコンセプトは「一目で分かる可愛さ」「監督がなってみたい女子高生」。
新条アカネの特徴
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
学校以外ではほとんど引きこもり生活を送っているらしく、日に当たっていないため日焼けしていない。というより体を動かすことそのものが嫌いな模様。前日談となる小説では彼女について「運動は少し苦手そう」と評されるシーンがある。実際に校外学習のラフティングでは川で溺れかけてしまうなど、運動神経はあまり良くない。
男っ気無し
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
内海を始めクラス中の男子の憧れの的でありながら男の影が見えず、 そのためか女子からも好かれており、なみことはっすからは自分が男子ならアカネを狙うと言われている。 監督(と明らかに思われる人物)が「小説家なろう」に投稿している短編小説の『中、見ないでよ』の主人公・米澤喜孝は、 クラスの窓際の最後尾にいる読者モデル並みの容姿をした美少女を好いていたので、この人物はアカネの可能性がある。
不思議な女の子
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
「制服の上から赤紫のパーカーを重ね着し、更にそれを胸元まで開けていたり、真夏にタイツを履いている」という独特な制服の着こなし方のほか、第一話アバンでは屋上で一人ボーッとしているなど、何処か浮世離れした雰囲気を持つ。 トマトジュースが好きであるらしく学校はもとより、飲食店などに行った際も注文している。
特撮オタク
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
周りには知られていないが特撮作品、特に怪獣及び宇宙人好きで、第6回で本屋で会った将に打ち明け、両者で仲良く特オタトークしていた。その際に彼より知識が豊富な上に怪獣愛が強い一面も覗かせており、また怪獣・宇宙人好き故に悪者にされやすい特撮における怪獣の扱いを嘆いていた。
新条アカネの正体
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
やはり元ネタ同様に本作における藤堂武史ポジションだった。 武史同様に怪獣のデザインをし、それをアレクシス・ケリヴが実体化させて大暴れさせている。 ただし武史はCGで怪獣を作っていたが、アカネは現実で怪獣のフィギュアを作っている。そのためかアカネの部屋は歴代のウルトラ怪獣の人形で溢れかえっており、確認できるだけでグリッドマンと同時期の作品であるグレートとパワード、脚本繋がりでネクサスの怪獣が多い。
怪獣を送り込む目的
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
武史同様にしょうもない事でブチ切れて怪獣をけしかけるのは同じだが、 向こうはコンピューターワールドに送り込んでいたのに対し、アカネは現実世界に怪獣を送り込んでいる。 それも良い笑顔で。しかも相手が死んだのを確認したら喜びの叫び声をあげている。しかもアカネは武史とは違い怪獣を送り込む目的は明確に「人を殺すこと」である。
クラスのマドンナとなった経緯の考察
気に食わない相手がいるからノリノリで殺そうとするのは武史以上にヤバい奴である。 しかもその気に入らない相手を殺すためだけに怪獣を暴れさせるのに、その怪獣に巻き込まれた無関係な人々は一切気にしない。上述したように躊躇なく殺そうとする姿勢のため、 「クラス全員に好かれているのは自分を気にいらない奴を既に抹殺しているから、自分を好いている人しか残っていないのでは?」 と考察されている。
八つ当たり
ターゲットへの殺害動機が「気に食わないことをされた」という理由からも分かる通り、 何事も自分の思い通りに事が運ばないと気が済まない少々幼稚といっても過言では無い性格なため、 送り込んだ怪獣がグリッドマンに倒されると物に八つ当たりしてしまう癖がある。 実際、第2話のデバダダンが倒された際にはパソコンのディスプレイを蹴り飛ばし、液晶にヒビを入れてしまった。
まとめ
各キャストから『SSSS.GRIDMAN』へのコメントが「特撮のグリッドマンのファンとアニメスタジオのTRIGGERのファンがお互いを知る切っ掛けになれたら」と稲田さんが語ると、「スタッフさんの熱意も凄まじく、女の子の自分でもとても楽しめる作品です!」と宮本さんが語るほど期待が高い作品です。特撮ファンでなくても楽しめるのでぜひアニメで「SSSS.GRIDMAN」をチェックしてみてください。