「このマンガがすごい!2016・オトコ編」や「全国書店員が選んだおすすめコミック2016年度」など、数々の賞で1位を獲得した大人気漫画作品『ダンジョン飯』。九井諒子さんの代表作となっており、現在もKADOKAWAから発行されている漫画雑誌『ハルタ』にて連載中の作品です。本作は、古典的なファンタジー作品に登場するモンスターを料理しながら、ダンジョンを攻略していくという、アドベンチャー作品でありながら、グルメ作品にもなっています。今回は『ダンジョン飯』に登場するキャラクターの種族について紹介していきたいと思います。
目次
『ダンジョン飯』の種族① トールマン
出典: ダンジョン飯 ©九井諒子・KADOKAWA / エンターブレイン
トールマンは、現実にいう人間とほぼ変わらない種族です。“トールマン”という名がついていることからわかるように、他の種族よりも背が高いことが特徴です。身体能力や魔力はそれなりにありますが、他の種族よりは弱めであり、長命種族と比べると寿命が短めです。トールマンの中でも肌の色や文化の違いがあり、“北方人”や南方人”などに分かれています。作中に登場するトールマンには、『ダンジョン飯』の主人公であるライオス・トーデンやその妹のファリン・トーデン、ライオスの元パーティーメンバーのシュロー、若手の冒険家が集まったパーティーのリーダーのカブルーなどがいます。
『ダンジョン飯』の種族② エルフ
出典: ダンジョン飯 ©九井諒子・KADOKAWA / エンターブレイン
エルフは、魔法を得意とする長命種族です。なんと500歳まで生きることも。縦に長く、先のとがったエルフ耳が特徴的です。作中に登場するトールマンには、主人公のライオス・トーデンのパーティーメンバーであるマルシルやライオスの妹をキメラ化させた狂乱の魔術師などがいます。
『ダンジョン飯』の種族③ ハーフフット
出典: ダンジョン飯 ©九井諒子・KADOKAWA / エンターブレイン
ハーフフットは、子どものような見た目を持つ小柄な種族です。トールマンの耳をそのまま大きくしたような耳が特徴的です。その小柄さから身軽で、さらに聴覚などの感覚器官が優れており、ハーフフットの鍵師や盗賊が多く存在します。しかし戦闘にはあまり向いていない種族で、魔法もあまり得意ではないもよう。作中に登場するハーフフットには、主人公のライオス・トーデンのパーティーメンバーであるチルチャックや若手の冒険家が集まったパーティーメンバーのミックベルなどがいます。
『ダンジョン飯』の種族④ ドワーフ
出典: ダンジョン飯 ©九井諒子・KADOKAWA / エンターブレイン
ドワーフは、小柄で筋肉質ような頑強な体を持つ種族です。トールマンなどと比べると長命で、力がある種族のため、炭鉱夫や鍛冶師、戦士になるドワーフが多いもよう。魔法は不得意で、適正は最も低いそうです。作中に登場するドワーフには、主人公のライオス・トーデンのパーティーメンバーであるセンシやライオスの元パーティーメンバーのナマリ、若手の冒険家が集まったパーティーメンバーのダイアなどがいます。
『ダンジョン飯』の種族⑤ ノーム
出典: ダンジョン飯 ©九井諒子・KADOKAWA / エンターブレイン
ノームは、小柄でありながら、大きな耳と大きな手が特徴的な種族です。エルフの次に魔法を得意とする種族ですが、精霊や霊魂などを扱う魔術に関して長けています。作中に登場するノームには、呪術の研究を行っているタンス夫妻や若手の冒険家が集まったパーティーメンバーのホルムなどがいます。
『ダンジョン飯』の種族⑥ オーク
出典: ダンジョン飯 ©九井諒子・KADOKAWA / エンターブレイン
オークは、大柄で体毛が豊かであり、頭部には角のようなものが生え、犬歯が牙を持つ種族です。過去に、エルフたちとの抗争に敗れてダンジョンへと逃げてきた歴史を持っているため、今でもエルフなどを嫌っており、他種族から略奪することで生計を立てています。そのため、冒険者の討伐対象にもなっています。しかし、オークたちなりの文化も築いたりとしているようで、話し合いなどはできるようす。作中に登場するオークには、主人公のライオス・トーデンのパーティーメンバーであるセンシと顔なじみであるオークの頭のゾン族長などがいます。
『ダンジョン飯』の種族⑦ コボルド
出典: ダンジョン飯 ©九井諒子・KADOKAWA / エンターブレイン
コボルドは、犬の顔を持っており、犬を二足歩行にさせたような見た目の種族です。その見た目の通り、聴覚や嗅覚が非常に優れており、忠誠心が強いです。さらに毒への耐性を持っており、トールマンなどが即死に至る毒でも、腫れる程度でおさまるもよう。ただし、他の種族と比べると知力は低いようです。作中に登場するコボルドには、若手の冒険家が集まったパーティーメンバーのクロなどがいます。
強さランキングのまとめ
出典: ダンジョン飯 ©九井諒子・KADOKAWA / エンターブレイン
いかがでしたでしょうか?今回は『ダンジョン飯』に登場するキャラクターの種族ついて紹介しました。アドベンチャー作品でありながらファンタジー作品でもあり、様々な種族が登場します。それぞれ種族によってそれぞれ個性を持っており、好きな種族を見つけるのもまた物語を楽しむ秘訣かもしれません。種族にも注目してみてください。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。