「このマンガがすごい!2016・オトコ編」や「全国書店員が選んだおすすめコミック2016年度」など、数々の賞で1位を獲得した大人気漫画作品『ダンジョン飯』。九井諒子さんの代表作となっており、現在もKADOKAWAから発行されている漫画雑誌『ハルタ』にて連載中の作品です。本作は、古典的なファンタジー作品に登場するモンスターを料理しながら、ダンジョンを攻略していくという、アドベンチャー作品でありながら、グルメ作品にもなっています。今回は『ダンジョン飯』に登場するキャラクターのファリン・トーデンについて紹介していきたいと思います。
主人公の妹!温和な性格なトールマン
出典: ダンジョン飯 ©九井諒子・KADOKAWA / エンターブレイン
『ダンジョン飯』の主人公のライオス・トーデンの実の妹であるファリン・トーデン。兄のライオスと同じく種族はトールマンで、温和な性格の持ち主です。幼い頃からライオスとは仲良しで、一緒に異国を旅する空想をして楽しんでいたとのこと。成長するとともに村を離れ、魔法学校へと入学。しかし学校に馴染むことができずにいました。そんな中、課題発表の際には高評価ともいえる実験結果を出し、エルフのマルシルと親しくなります。これをきっかけに学校生活は好転した様子。
特技は除霊?!魔術の天才
出典: ダンジョン飯 ©九井諒子・KADOKAWA / エンターブレイン
ファリン・トーデンのジョブは魔術師であり、除霊を得意としています。幼い頃に墓地をさまよう霊を鎮め、兄であるライオス・トーデンからはその素質を活かしたジョブに就くように勧められます。その言葉の通り、ファリンは後に村を離れて魔法学校へと入学。学校になじむことができなかったため、授業はさぼりがちで落ちこぼれといわれることも。しかし、エルフのマルシルが驚くほどの実力の持ち主であり、さらに鋭い観察力などを持ち合わせています。魔法は感覚的に使うタイプであるため、教えるのは苦手なようです。
兄をかばって、餌食に・・・
出典: ダンジョン飯 ©九井諒子・KADOKAWA / エンターブレイン
ダンジョンでレッドドラゴンと遭遇した際には兄のライオス・トーデンをかばい、牙にとらわれながらも帰還魔法を使って、パーティーのメンバーを助けます。しかし、ファリン・トーデン本人はレッドドラゴンの餌食となって、捕食されてしまいます。このことからライオスは妹を救出しようと、ダンジョンの最下層へと向かいます。後にライオスたちはレッドドラゴンを倒すことに成功するのですが、もう既に骨しか残っておらず、肉体と魂の繋がりも切れかけていたもよう。そのため苦肉の策として、ファリンと友人関係でもあったエルフのマルシルはレッドドラゴンの血肉を使い、古代魔法によって再生。しかしそれにより、レッドドラゴンに肉体と魂が融合され、レッドドラゴンの主人である狂乱の魔術師に支配されてしまいます。キメラと化したファリンは正常な意識も失ってしまったようす。それからライオスたちは、ファリンを元の姿に戻すために、狂乱の魔術師を探すことに。
『ダンジョン飯』主人公の妹ファリン・トーデン まとめ
出典: ダンジョン飯 ©九井諒子・KADOKAWA / エンターブレイン
いかがでしたでしょうか?今回は『ダンジョン飯』に登場するキャラクターのファリン・トーデンについて紹介しました。物語の始まりで既にレッドドラゴンに食べられてしまうキャラクターですが、主人公のライオス・トーデンがダンジョン飯である魔物食を始めるきっかけとなる人物でもあるため、物語の重要人物といえます。ファリンは一体どうなってしまうのかにも注目です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。