アニメ「アイドルマスター」の魅力は個性的なキャラクターの他に、アイドルというコンテンツを生かした楽曲にもあります。アイドル達が歌う楽曲はアニメやゲームを彩りました。多数にある楽曲の中から人気の10曲を厳選して紹介します。
目次
第10位 SMOKY THRILL
出典: アイドルマスター ©窪岡俊之 ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc. ©BNEI/PROJECT iM@S ©BNEI/PROJECT CINDERELLA
アイドルマスター2で竜宮小町の持ち歌として登場した曲です。伊織のかわいらしさ、亜美のあどけなさ、あずさの艶やかさがマッチした曲でラップ調の歌詞に複雑なリズムが特徴的です。アニメでも竜宮小町のデビュー曲として描かれ、6話で披露されました。これに刺激を受けた他のアイドル達が奮起し765プロの躍進のきっかけにもなった楽曲です。
第9位 眠り姫
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「MASTER ARTIST 2 FIRST SEASON如月千早」収録曲。千早が歌う荘厳なバラード曲です。永遠の眠りを覚ましてくれる誰かを待つも、それを諦め自らの力で眠りから覚め生きていく決意を歌った力強い歌です。アニメでも21話で使用されました。ゴシップ騒動により芸能活動を休止した千早が、もう一度ステージに立つ決意の歌として歌われました。黒井社長の妨害を受けアカペラでの披露となりますが、技術スタッフが改心しサビのタイミングで曲が流れ、千早の完全復活を印象づけるシーンとなりました。ちなみに劇場版でも劇中劇挿入歌として使用されています。
第8位 隣に…
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「MASTER ARTIST 07三浦あずさ」収録曲。あずさが歌う死別した男女を歌った悲しげなバラードです。あずさの声優、たかはし智秋氏の声の伸びの良さを生かした曲で、サビでは高音と伸びが多く、他のアイドルの声優が歌う際には苦労したそうです。通称「きつすぎる坂道」。アニメでは26話であずさ主演の映画の挿入歌という形で少し流れました。
第7位 relations
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「THE IDOLM@STER MASTERWORK 02」に収録された美希の持ち歌です。ゲームのxBOX360版で初めて登場しました。「わたし」から「あの子」へと心が移っていく「アナタ」という恋の三角関係を歌った歌です。スタイリッシュなダンス曲で美希お気に入りの曲となっています。アニメでは21話で千早が765プロのメンバーに、23話で美希が春香に本音を語るシーンでピアノアレンジバージョンが、22話では美希が出演するCMソングとして通常バージョンが流れました。
第6位 THE IDOLM@STER
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アーケード版のED曲として流れた曲で多くのCDに収録されアレンジバージョンも多数にあります。初収録は「MATERPIECE 01」です。曲名の通りアイドルマスターという作品そのものを歌い上げた歌詞が印象的です。ついにつかみ取った人気アイドルの座、しかしながら過酷な芸能界にもまれ悩む女の子の気持ちを歌っています。アニメ6話のED曲としても使われました。竜宮小町のデビューにより少し変わった765プロの日常、そして変わり始める毎日を予感させるような選曲でした。ED最後に出てくる「Next Stage」の文字が意味深な演出でした。
第5位 READY!!
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アニメ前期のOP曲です。「THE IDOLM@STER ANIM@TION MASTER 01」収録曲。作詞yura氏、作曲神前暁氏というアイマス界の黄金コンビによって生まれたアニメアイマスの顔となる曲は、アップテンポでキャッチーなメロディで多くのファンをうならせる大人気曲の一曲となりました。楽屋でライブの準備をするアイドル達の画とともに流れる曲はまさに”準備”の曲です。これからきらめくステージに上がるアイドル達の決意や不安を歌っています。
第4位 my song
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「THE IDOLM@STER Live For You!」というゲームのDLCで初めて披露されました。「THE IDOLM@STER MASTER LIVE 04」で伊織・真・あずさの三名の曲として初収録されています。バラード曲でエンディングっぽい曲と言われていましたが、実際にアニメ26話のEDとして使用されました。伊織の声優釘宮理恵氏が好きな曲のひとつに挙げていて実際のライブで担当することが多いです。
第3位 M@STERPIECE
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劇場版の「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」の主題歌です。この曲もyura氏と神前暁氏の黄金ペアにより生み出された曲です。数々の困難を乗り越えてアリーナライブという大きなステージに立つアイドル達がライブの一曲目に歌った曲として描かれます。今という時間を大切にしつつも、不安の中未来へ進んでいこうという想いが歌われたまさに「輝きの向こう側」にふさわしい歌です。アニメでは一曲丸ごとライブシーンとともに流れ、「5分30秒の衝撃」と言われる名シーンです。ちなみに曲名は、アイマス初のCDシリーズ「MASTERPIECE」になぞらえて付けられました。
第2位 約束
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アニメ20話のED曲として、そして同20話の千早のライブシーンで使われた涙なしには聞けないバラード曲です。フルバージョンは7分36秒ありアイマスオリジナル曲では最長です。過去に縛られながら一人で生きていた千早が仲間の助けによってみんなと未来へ生きていくことを決意した歌といえます。アニメでは歌えなくなりふさぎ込む千早のために765プロのみんなが作詞したことになっています。みんなの想いがこもった歌で千早と並んでこの歌を歌うシーン、そして千早がついに歌を取り戻した瞬間は、千早の弟、優との”約束”を果たし、765プロのメンバーと新たな”約束”を結ぶ千早の気持ちが表れているといえます。初収録は「THE IDOLM@STER ANIM@TION MASTER 06」で千早ソロと12人で歌うバージョンの二つあります。
第1位 自分REST@RT
出典: アイドルマスター ©窪岡俊之 ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc. ©BNEI/PROJECT iM@S ©BNEI/PROJECT CINDERELLA
アニメの11話および13話で披露された曲で、アップテンポのダンス曲です。竜宮小町に先を越された9人のアイドル達が、765プロ初の大型ライブの際に披露した曲で、9人のアイドルがきらめくステージに立ちこれまでの売れない自分たちから、大人気アイドルになるための扉を開いた曲です。まさに自分をリスタートした曲でこれを機に765プロに注目が集まり765プロの大躍進が始まります。これも作中では手書きのライブシーンでそれぞれのアイドルが今持てる力を全力で出し切る熱いステージとなっています。作中でも子供やダンサーの可奈が歌うなど、765プロを代表する人気曲として描かれます。初収録は「THE IDOLM@STER ANIM@TION MASTER 05」、”ジブリ”が略称です。
まだまだ多くの楽曲が
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ここまで人気の10曲を紹介しましたが、アイマスの楽曲はなんと250曲あります。今現在も新曲が出ていますし、シンデレラガールズやミリオンライブなども含めれば857曲もあります。もちろんアニメで取り上げられた曲はほんの一部です。どれも個性的な曲ばかりで様々なバージョンも存在します。これを機にお気に入りの楽曲を探してみてはいかがでしょう。