2023年7月からアニメ化されるダークギャザリングは、とある目的のために心霊スポットを巡り、人をあっさり殺せてしまう激マジヤバな悪霊たちをコレクションしていく作品です。作中で訪れる場所ではマジでヤバい悪霊たちが容赦なく殺しにかかってくる上質なホラーですが、そんな悪霊をゲットして合体させて、さらにマジヤバな悪霊を作っていくポケモンライクな作品でもあります。今回はそんなダークギャザリングの主人公、幻燈河螢多朗について紹介していきたいと思います!
目次
幻燈河螢多朗……極度の霊媒体質によって引きこもりに
主人公の幻燈河螢多朗は極度の霊媒体質であり、中学時代に自分に降りかかった霊障によって友人を巻き込んでしまったせいで引きこもりになってしまいました。そこから数年間引きこもりを続けていましたが、周囲からの理解とサポートもあり社会復帰に成功。大学の進学と同時に家庭教師のアルバイトをするようになります。しかし、家庭教師として赴任した先で出会った天才小学生、寳月夜宵との出会いが、彼の運命を大きく動かすことになります。
もう一人の主人公、寳月夜宵との出会いと心霊スポット巡り!
螢多朗が家庭教師として赴任した先は、螢多朗の幼馴染で社会復帰のサポートも行っていた寳月詠子の家でした。そこで出会ったのが、詠子の従姉妹で家に居候している天才小学生、寳月夜宵でした。夜宵は小学生ですが、家庭教師が必要か疑問になるほどの天才児でした。しかも、夜宵は螢多朗よりもさらに強力な霊媒体質で、ヤバい悪霊を自分の部屋でコレクションしている危険人物でした。夜宵は螢多朗の霊媒体質に目をつけて心霊スポットに連れ出すようになります。
ヒロイン、寳月詠子はガチストーカー!でも幽霊より怖くない?
ヒロインの寳月詠子とは幼馴染の間柄でお互いに好ましく思ってはいますが、中学時代に螢多朗が受けた霊障に詠子を巻き込んでしまったことから螢多朗は引きこもることになってしまいます。進路は別でしたが疎遠になったわけではなく、彼女のサポートも啓太郎が社会復帰するきっかけとなっています。ただ、詠子の本性?は螢多朗の激重ストーカーで、彼女の部屋には螢多朗の写真が至る場所に貼られていたり、盗聴・盗撮行為なども行っています。
幻燈河螢多朗の性格は?陰キャだけど腹を括れば強い?
元々特殊な事情が原因の引きこもりというだけあって、性格は暗く怖がりな性格をしています。生真面目でお人好しで、心霊現象に遭遇した場面では真っ先に死にそうなタイプに見えますが、実際は恐怖を感じていても頭の中ではしっかりと物事を考えて冷静な判断を下し、腹を括って行動できるタイプです。心霊スポットを巡っていく中で成長し、夜宵のサポートがありながら霊を捕縛したりもするようになります。
元引きこもりだけど大学入試は一位の秀才!でもその設定はあまり生きない?
元引きこもりでまともに高等学校に通えていない立場でありながらも大学入試では一位をとって新入生代表となるほどの秀才です。ただし、その秀才な設定はあまり活かされておらず、大学内でも入学試験で一位だったことで注目を集める場面もありません。秀才という設定はほぼ死に設定のように見えますが、心霊スポットで祟られて死にかけて恐怖を感じているシーンでも、頭の中ではしっかりと分析し対処しようとするシーンも多く、地頭の良さを活かす場面は多いです。
主人公は悪霊ホイホイ!夜宵と一緒に悪霊ゲットだぜ!
螢多朗は非常に強力な霊媒体質であることから、悪霊たちが寄ってきやすくターゲットにもされやすいです。その特殊な体質は悪霊を捕まえたい夜宵にとっては都合がよく、日常的に激ヤバ心霊スポットに連れ出されるようになります。夜宵自身も強力な霊媒体質の持ち主ですが、悪霊を自分の部屋に捕まえて争わせ蟲毒化させているヤバい幼女であることから、並の悪霊は夜宵を恐れてしまうため自身を囮に使うことは出来ないようです。
恐怖を愛す?怖いけど結局心霊スポットを巡る螢多朗
夜宵と出会ってから心霊スポットを巡るようになり何度も死ぬような経験をして、その都度精神が汚染されるようなほどの経験をしているにもかかわらず、結局嫌とは言わずに夜宵についていきます。その理由は自身が恐怖を愛し、楽しんでいると詠子に指摘されます。ただし、夜宵や大体ついてくる詠子を放っておくことは出来ないというお人好しな性格もあると思います。
心霊スポットを巡るのは、自分呪いを解くため!?
螢多朗が怖い怖いと言いながらも心霊スポットを巡る理由は他にもあります。夜宵との出会いから、彼女が悪霊を集めて合体させさらに強い悪霊を作り出していること、そして最終的には母の霊を連れ去った強大な怪異を、集めた悪霊の力で倒そうとしていることを知ります。螢多朗にとっても自分の呪いを喰えるような悪霊を作り出せるかもしれないことや、自身に降りかかる霊障に対抗する手段を得るという目的が存在します。
霊との向き合いからは祖母から教わる!祖母は淡宮神社の神主!
螢多朗の祖母は和歌山県の淡宮神社の神主で、霊に対する対処方法にも詳しい人物です。霊媒体質の螢多朗が社会復帰できたのは、祖母から霊への付き合い方を教わったからというのが大きな理由となっています。螢多朗は自分の呪いの対処のために定期的に足を運んでいます。淡宮神社は実際に和歌山県和歌山市に存在する神社で人形供養の名所となっています。
中学生時代の呪い!手袋の中身はむき出しの神経!?
中学生時代に受けた霊障の影響で右手の神経がむき出しになり伸び続けるという呪いを今もなお受け続けています。そのため、定期的に祖母の神社に足を運び、呪いを抑えながら麻酔で神経を取り除く外科的処置を定期的に受けています。この呪いは寳月詠子も同様の症状があらわれており、螢多朗が心を閉ざし引きこもりになるきっかけとなっていました。
【ダークギャザリング】幻燈河螢多朗まとめ
7月から放送する夏アニメ、ダークギャザリングの主人公、幻燈河螢多朗についてまとめてみました。ダークギャザリングはマジヤバな悪霊たちの恐怖体験を描くホラー作品ですが、悪霊たちを捕まえてかけ合わせてさらに強い悪霊を作って戦わせるポケモンバトルのような要素もあります。ガチホラーなポケモンという見方も出来る作品なので、恐怖とポケモンを愛する人に是非おススメの作品です!