異世界もののテーマを踏襲したギャグコメディ、異世界おじさんが7月からアニメ化します!異世界ものといえば、チートを貰って俺TUEEEしたり、多少辛いこともあれど大体おいしい思いもするものですが、主人公のおじさんが転移した世界はオーソドックスなファンタジー世界でありながらおじさんにだけクソほど厳しい世界でした。今回は、そんな世界を生き抜いてきた主人公のおじさんについて紹介していきたいと思います!
目次
17年前にトラックにはねられたおじさん、目覚める
まず、異世界おじさんの始まりは、もう一人の主人公である甥のたかふみがトラックにはねられて17年ぶりに目覚めたおじさんをお見舞いにいくところから始まります。たかふみの親族は昏睡状態のおじさんの処遇を巡って言っちゃいけないことボロクソ言い合って一家離散になっており、貧乏くじを引かされたたかふみが嫌々お見舞いに来ていました。17年ぶりに目覚めたおじさんは訳の分からないことを口走るうえ、自分は異世界に行って帰ってきたと主張し始めたので、たかふみはおじさんはもうだめだと思ってしまいます。
おじさんは本当に異世界から帰ってきていた!!
しかし、おじさんは本当に異世界から帰ってきていました。その証拠に異能の力を見せつけられたたかふみはおじさんの力を金に変えていきていくため、おじさんとルームシェアをしてYouTuberとして生きていくことを決意します。作中ではおじさん呼びですが、本名は嶋㟢陽介。
おじさんにだけ厳しい異世界で生きてきたおじさん
おじさんは17年間異世界で暮らしていましたが、その暮らしは最初からおじさんにだけ厳しいものでした。別に世紀末でモヒカンたちヒャッハーしている地に飛ばされたわけでも、巨大生物が世界を支配し、人類は滅亡寸前とかそういう設定がハードな世界に飛ばされたわけでもありません。異世界転生とか転移とかでよくありそうな、オーソドックスな剣と魔法の世界です。その辛さをまとめたメモ帳を読んだたかふみは自分の記憶を消し去りたいと思うほどでした。
第一異世界人にオークと間違われて狩られる
おじさんが転移した異世界は、どいつもこいつも美男美女です。そのせいか、おじさんの顔にはフィルターが掛かり、超絶醜い魔物のような顔に見られていました。そのせいで事あるごとに魔物と勘違いされて狩られそうになったことは一度や二度ではありません。それどころかよかれと思ってやった現代知識チートは宗教的にまずかったらしく処刑されかかり、異世界特典で言葉が通じるようになったかと思えば喋るオークと勘違いされて二束三文で売り払われる始末でした。
異世界特典をくれる神様がクソ適当
本来であれば、おじさんには俺THUEEE!できるほどの異世界特典が与えられるハズでした。しかし、肝心の神様が適当だったため、アジア人なら中国語通じるだろと思われ。おじさんに対しての説明が中国語でした。リージョンコードを間違えた神様の言葉がおじさんに通じることはありませんでしたが、言葉も通じずに狩られ縛られていたときに言葉が通じればと願ったことで『翻訳』のチートを手に入れます。ただ、言葉が通じてもおじさんの扱いは変わるどころか酷くなりました。
悪くないスタートを切ったおじさん
おじさんは喋るオークとして人間たちに捕まり、見世物小屋の地下に閉じ込められて忘れ去れていました。雨漏りの水で何とか生き延びていたおじさんは何とか正気を保ち3日間生き延びたのち、自身が精霊と対話することができることに気づきます。精霊の力を借りたおじさんは牢屋から脱出しますが、その際に捕まっていた小型の魔物たちも解放しますが、助けられた魔物は容赦なくおじさんを殺しにかかってきたので一晩中戦い抜いて、倒したものを焼いて食べることで命をつなぎました。こうして、おじさんは(おじさん基準で)中々悪くないスタートを切ることが出来たのです。
おじさんのチート能力『ワイルドトーカー』
おじさんが貰った翻訳というスキルは、言葉の通じない異世界人や魔物と意思疎通することができるほか、精霊と契約することであらゆることを可能にする万能な能力でした。その能力で、変身能力や、人の記憶を消す能力、空を飛んだりとあらゆる能力に応用できますが、おじさんが自分のスキルを知ったのは異世界から帰ってきてからでした。
調子に乗るとしっぺ返しをくらう
おじさんの能力は精霊と対話して力を貸してもらうものなので、調子に乗って精霊様を怒らせてしまうと酷い目に遭います。最悪人類が滅ぶほど。現代に帰ってきたあとは、おじさんが話を付けたことでたかふみもその能力を使えるようになりますが、精霊様を顎でつかったせいで爬虫類になりかけました。
熱狂的な信者SE●Aのおじさん
おじさんは熱狂的なSE●A信者であり、周りがS●NYや任●堂を選ぶ中、SE●Aハードを選び続るほどのSE●A信者でした。異世界から帰ってきたおじさんが一番気になっていたのは、ゲームハード、特にSE●Aの次世代機でした。しかし、ご存じの通りSE●Aはすでにゲームハード事業から撤退しており、おじさんは自らの記憶を抹消してしまうほどにショックを受けていました。
大切なことは全てSE●Aから学んだおじさん
おじさんは異世界で生きていくための教訓や心構えを強く持っていましたが、それらは全てSE●Aに関連していました。ハリネズミに執着を見せたり、ピンチをチャンスに変える心構えをぷよぷよの攻略本から学んでいたりしていました。異世界でおじさんは現地人から酷い目にあっていたので人間不信になっており、他人の前では偽名を使っていましたがその偽名もSE●Aのゲームからでした。
RPGとか美少女ゲーとかは敬遠していたおじさん
おじさんの好きなゲームは基本的にアクションゲームで、RPGはあまり好きではないようです。というのもお使いイベントを覚えるのが苦手で、セーブポイントからスタートすると目的を忘れてしまうからです。当時17歳だったおじさんは美少女ゲームはおろか、パッケージに美少女が映っているゲームすら敬遠していました。
【異世界おじさん】おじさんまとめ
異世界おじさんの登場する主人公、おじさんについてまとめてみました!異世界転移する異世界ではかなりオーソドックスな設定の異世界ですが、主人公だけに厳しい異世界から帰ってきたという題材は斬新で笑える作品に仕上がっていると思います。異世界ものが好きな人にとってはおすすめの作品なので、アニメ・原作ともに見てほしいです!