大人気作品「BEASTARS」って知っていますか?週刊少年チャンピオンにて現在もなお大好評で連載されている作品の1つです。アニメもかなり好評のうちに放送終了しましたが、2021年現在アニメ第2期が放送されています。喜んでいるファンの方も多いのではないでしょうか。そんな「BEASTARS」ですが、いったいどのような魅力があるのでしょうか。そこでこちらの記事では「BEASTARS」の魅力について紹介します。ぜひチェックしてみてください。
目次
「BEASTARS」の魅力その①動物たちが主人公!
「BEASTARS」の最大の特徴として、擬人化された動物たちが登場人物として出てくる点があげられます。それもそのはず原作者の板垣巴留先生は、動物をモチーフにした作品を数多く執筆されています。なんと幼少期から動物モチーフのイラストや絵画を描いていたというくらいなので、かなりの筋金入りであることがわかりますよね。
動物が主人公の物語とは
そんな動物たちがたくさん登場する「BEASTARS」の舞台は全寮制の高校です。動物たちが高校生活を送っている様子が描かれているのですが、決してほのぼのストーリーではないというところがまた魅力の1つなのです。
「BEASTARS」の魅力その②ヒューマンドラマが熱すぎる!
続いて紹介する「BEASTARS」の魅力としては、ヒューマンドラマの熱さがあげられます。BEASTARSの登場人物は動物たちがモチーフになっていますが、その実は人間の本性を描いているというのが物語の最大の特徴です。擬人化された肉食獣と草食獣がともに生活する世界観を舞台に、全寮制の高校である「チェリートン学園」へ通う動物たちについて描かれます。そこには種族を超えた愛や友情もあり、そのほか対立なども描かれていて、読んでいるといろいろな感情を揺さぶられること間違いありません。
食殺事件が起こってしまう
ある日チェリートン学園内にて、とある「食殺事件」が起こります。草食獣のアルパカである生徒「テム」が肉食獣に殺されたのです。そこで疑われたのはハイイロオオカミの少年「レゴシ」でした。レゴシはテムと同じ演劇部の部員であり、ハイイロオオカミは大食いの肉食獣で、さらにレゴシ自身が寡黙な性格で意味深な言動をしていたことから食殺事件の犯人だと疑われるようになってしまったのです。結局この疑惑はすぐに晴れたのですが、その後真犯人が見つかることはなく、結局学園の中では肉食獣と草食獣との間での確執ができてしまいました。
「BEASTARS」の魅力その③キャラクターが個性的で素敵!
先述したように「BEASTARS」は動物たちが登場人物として出てきます。キャラクターたちはビジュアル的にも内面も個性豊かでとても魅力的です!擬人化された動物たちということですが、その絶妙なビジュアルに惹かれるという方も多いのではないでしょうか。
レゴシのビジュアルはこんな感じ!
まず主人公であるレゴシのビジュアルはこのような感じです。鋭い牙と爪がかっこいいですね。擬人化と言っても完全に人間の形にしてしまうのではなく、絶妙に動物の要素を残しているのが「BEASTARS」のポイントといえるでしょう。
ハルのビジュアルはこんな感じ!
つづいてハルのビジュアルはこのような感じです。ハルは草食動物のウサギであり、このような可愛いビジュアルとなっています。うさぎの中でもドワーフ系のうさぎということで、まっ白な見た目に黒い目が可愛らしいですよね。
「BEASTARS」の魅力その④レゴシとハルの切ない恋愛模様
BEASTARSは種族を超えた恋の物語にも注目したいところです。レゴシとハルの出逢いは壮絶なものでした。ある日レゴシは演劇部の夜間練習の見張りを頼まれます。そのときに偶然通りかかった草食獣に対して、ついレゴシは本能を暴走させて襲いかかってしまいます。ギリギリのところで殺さずに済んだのですが、このことについてレゴシは強く後悔し罪悪感に苛まれてしまいます。
ハルとの出会い
そしてその後レゴシは園芸部を訪れたとき、ウサギの少女ハルと出会います。ハルこそが、レゴシが襲った草食獣だったのでした。そしてハルの腕には、レゴシがつけてしまった傷が残っていたのです。しかしレゴシがその傷のことについて尋ねても、ハルはその日の夜のことを何も覚えてないと言います。
ハルに興味を示すが
そんなレゴシは、ハルに興味を示すようになります。しかしハルはレゴシの態度を体を求めていものだと勘違いし、レゴシに迫ります。驚いたレゴシは慌てて逃げ出しますが、レゴシにとってはじめてオスとして扱われた瞬間でした。その嬉しさから、レゴシはまたハルに会いたいと思うようになります。
だんだん好きになっていく
その後レゴシは、偶然ハルとの再会を果たします。傷を付けたのは自分であると言い出せないままにハルと関わっていくうちに、だんだんハルのことを恋愛対象として見るようになります。しかし、レゴシはジャイアントパンダのゴウヒンから、自分が抱いている感情は恋愛感情というよりも狩猟本能であり、間違って食殺を起こす前に縁を切るべきだと言われてしまいます。そんな中でレゴシは親しそうにしているハルとルイに出会い、完全なる恋愛感情を確立するのです。本能に抗いながらも告白しようと思ったところ、なんとハルが誰かに誘拐されるという事件が起こりました。
「BEASTARS」の魅力その⑤声優さんがとても豪華!
続いてBEASTARSの魅力としてあげられるのは、アニメ版の出演声優さんがとても豪華という点です。主演のレゴシ役を演じているのは小林親弘さん、ルイ役は小野友樹さん、ハル役は千本木彩花さんがつとめています。そのほかに梶裕貴さん、大塚明夫さん、木村昴さんなど豪華声優陣が揃い踏みのため、声優ファンにとっても楽しい作品なのではないでしょうか。
声優さんの演技にも注目!
そんな豪華な声優さんが登場するアニメ「BEASTARS」では、声優さんの演技にもぜひ注目しておきたいところです!気になる声優さんがいたら是非チェックしてみてはいかがでしょうか。ちなみに2期から新登場する声優さんもいるので、1期を見たことがあるという方も要チェックです!
「BEASTARS」の魅力その⑥絵がとてもキレイ
さらに「BEASTARS」の魅力の1つとしてあげられるのは、原作やアニメの絵の綺麗さもあるでしょう。原作者の板垣巴留先生の繊細なタッチのイラストや絵柄もとても魅力的ですし、アニメにもそのまま反映されています。絵に惹かれて作品を見始めるという方はとても多いですが、BEASTARSにもそういファンの方がいそうですね。個性的な絵柄でもあるため見ていてとても楽しいです。
絵柄はこのような感じ
「BEASTARS」はアニメの絵もとてもきれいですが、原作の絵柄はこのような形になっています。繊細で丁寧な絵柄がかなり人気ですよね。キャラクターの個性も豊かであるため、登場人物ひとりひとりの表情もみんな違います。主人公のレゴシはわりとクールな表情や困った表情を浮かべていることも多いですね。繊細な絵柄の中に描かれる動物たちの活き活きした表情に注目してみましょう。
「BEASTARS」の魅力は語り尽くせない!まとめ
以上が「BEASTARS」の魅力に関する紹介まとめでした!いかがだったでしょうか。「BEASTARS」はアニメ化もされた大人気作品ですが、さまざまな魅力があることがわかりましたね。擬人化された動物たちの絶妙なバランス、動物たちが主人公ですがほのぼのというよりも壮絶なヒューマンドラマな世界観などなどいろんな魅力があることがわかりました。また声優さんもとても豪華なので、アニメでの演技にもぜひ注目しておきたいところです。気になる方はぜひ、アニメ1期2期、そして原作漫画もチェックしてみてくださいね。