大人気漫画・アニメ作品である「BORUTO」。前作は知らない人はいないというほど有名な作品である「NARUTO」であり、BORUTOはその続編という立ち位置です。「NARUTO」時代にも登場したおなじみのキャラクターや、ナルトたち世代の子供なども登場するため、「NARUTO」ファンにとっては必見の内容なのではないでしょうか。「BORUTO」には様々なキャラクターが登場しますが、味方もいればもちろん敵もいます。こちらの記事では敵として登場する組織の中の1人である「ジゲン」についてネタバレも含めて紹介します。
ジゲンとはどういうキャラクターなのか
ジゲンとは「BORUTO」に登場する組織「殻」のメンバーであり、リーダーを務めている人物です。「殻」は敵対している組織であり、関わらない方がいい組織として最初は登場していました。しかし物語が進むにつれて。ボルトたちの前に姿をあらわします。大筒木モモシキ、キンシキ、ウラシキが襲来してきた時、「殻」の動きも少しずつ変化してきました。
「殻」とは
組織「殻」は、構成員の「内陣(インナー)」、協力者の「外陣(アウター)」で構成されていて、「悲願」を達成させるために「器」が必要であると述べています。そしてその器はカワキであるとされていました。ジゲンはこの中のリーダーを務めていて、顎に「楔(カーマ)」を持っている、モンクのような見た目をした辮髪の男性です。ちなみにジゲンはカワキの父親に大金を払って、虐待されていたカワキを養子として引き取りました。 カーマは、ボルトやカワキの手のひらにも刻まれていますね。
カワキの父親がわり?しかし…
大金を払ってカワキを引き取ったジゲン。父親がわりのように振る舞っていますが、じつはカワキに対してカーマを刻むための人体実験を施したり、改造手術を行っていたりなどひどい扱いをしています。またカワキのことは自分の器だと言っていますが、実際はどうなのでしょうか。
ジゲンの正体は?ネタバレ紹介!
実はジゲンの正体は大筒木イッシキでした。大筒木イッシキは「NARUTO」の時代にサスケとナルト達に封印された人物であり、大筒木カグヤと一緒に地上へ降り立ちました。現在は「殻」の真のリーダーを務めています。
元々は普通の人間
ジゲン自体は、元々普通の人間です。大筒木イッシキはカグヤとコンビを組んでいて、一緒に地上へやってきました。しかしカグヤが一族を裏切り奇襲を受けたことにより、かなり危険な重傷を負ってしまいます。瀕死だったイッシキでしたが、その場にたまたま居合わせていた修行僧のジゲンの肉体に寄生し、「楔(カーマ)」を刻むことによりなんとか生きながらえました。そのため元々ジゲンは普通の人間として生きていた存在だったのですが、肉体を寄生されているためイッシキが正体ということになります。
かなり強いジゲン!
木ノ葉に保護されていたカワキを取り戻すため現れたジゲン。ここで初めて、ナルトやサスケと戦うことになります。桁外れの強さを持つジゲンは、これまでのどのキャラクターよりも強く、最強と言わざるを得ない人物でした。ナルトとサスケが2人で戦っても全く歯が立たずに、サスケは瀕死の状態、ナルトは封印されてしまうほどでした。
実は弱点がある
そんな最強とも言われるジゲンでしたが、実は1つ弱点がありました。それはもともと人間であるということです。大筒木一族に伝わる「楔」は本来、肉体を乗っ取ることにより情報を書き換え転生するものですが、ジゲンに乗り移ったその当時の彼は死にかけていました。そのため「楔」を刻むような余裕はなく、固有術「少名碑古那」にて自分の肉体を縮小し、ジゲンの体に入り込んでいたのです。そこでもともと人間であるジゲンが、かなり多くの力を持つイッシキのエネルギーを保持することも困難でした。戦いにおいては圧倒的な強さを誇りますが、その分チャクラをかなり消費している状態です。戦いの後は科学忍具による長時間の補給が必要になります。
補給中に襲撃する!
そこで補給中のジゲンを攻撃しました。イッシキはかなり追い込まれ、自分の本来の器であるカワキを取り戻すため、木ノ葉へ向かうことになります。
ジゲンの使用している術は?ネタバレで紹介!
ここからは具体的に、ジゲンが作中で使用している術についてネタバレ紹介していきます!最強と言っても過言では無いキャラクターというだけあって、かなり強力な術を使っています。
楔
これは大筒木一族に伝わっている呪印です。使うものの存在を複製圧縮し、さらに刻まれた相手の情報も乗っ取り、復活することができます。
少名碑古那(スクナヒコナ)
これはイッシキの固有術であり、物質を縮小したり復元したりすることができる能力です。かなりの速度で使うことができるため、奇襲に向いています。自分以外の生物に使うことはできず、使用条件としては本人が縮める物体を視界に入れること。視界を遮られた場合は使うことができません。またジゲン自身が、「一寸法師」をモチーフにして作られているであろうキャラクターであり、この術も打ち出の小槌をイメージしているとされています。
秘術・大黒天
これは転生したことにより使うことができるようになった瞳術です。少名碑古那(スクナヒコナ)により物体を縮小した後、元のサイズにより好きな場所で取り出すことができます。
【BORUTO】ジゲンの正体をネタバレ!まとめ
以上が「BORUTO」に登場するキャラクター、ジゲンの正体についてのネタバレ紹介でした!いかがだったでしょうか。「殻」の真のリーダーであったジゲンですが、もともとジゲンは単なる人間であり、本来の正体は大筒木イッシキであることがわかりました。「NARUTO」や「BORUTO」に登場する敵キャラクターはみんなかなり強いですが、この時はナルトとサスケもかなり追い込まれているシーンが印象的でしたね。