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蜘蛛ですが、なにか?

【蜘蛛ですが、なにか?】「システム」とはいったい何なのか?ネタバレを紹介!

更新日:

8巻表紙

大人気ノベル「蜘蛛ですが、なにか?」って知ってますか?日本で普通の女子高生として生きていた主人公「私」が、なんと蜘蛛に転生してしまうという驚きのストーリーで話題になりましたよね。コミカライズ化の他にも、もうすぐアニメ化もされるという事でますます盛り上がっています。「蜘蛛ですが、なにか?」の世界観は、ただの異世界転生ストーリーでなく、複雑に絡み合っていることでも話題です。そこでこちらの記事では、この物語においてかなり重要な立ち位置にある「システム」について、ネタバレ込みで紹介します。そもそも「システム」とはいったい何なのか、どのようなものかについて解説していくため、アニメ化の前にぜひチェックしてみましょう!

「システム」とはいったい何?ネタバレ紹介!

蜘蛛

そもそも「システム」というものは法則の総称であり、この「蜘蛛ですが、なにか?」の舞台である異世界において、「スキル」や「ステータス」などを成り立たせている存在です。作ったのは「邪神D」という存在であり、女神サリエルを人柱にして成り立っています。異世界には今やなくてはならない存在となっている「システム」ですが、異世界の住人はほとんど意識をしないまま過ごしているため、無意識下でその恩恵を受けています。

「システム」を作った張本人・「邪神D」とはどういった存在?

8巻表紙

邪神Dとは、謎多き女性です。本人曰く「世界最悪の邪神」であり、主人公の前に突然現れ、スマートフォンを通じて声だけで会話をします。美しいのですがどこか謎で不気味な存在であり、神の世界の中でも屈指の実力者です。「邪神」の他にも、「死神」「最終の神」などと呼ばれることもあります。ことあるごとに主人公の前に現れて、主人公のことを暇つぶしのおもちゃのように接して楽しんでいます。彼女にとってはこの異世界はゲームのようなものとして、システム自体も彼女の趣味により、ゲームのような形にされています。

かなり謎の多い存在

邪神Dについての詳しい情報は、物語が進むごとにだんだんと明かされていきます。なぜ邪神Dがやたらと主人公に肩入れしているのか、なぜ主人公が蜘蛛として転生してきたのかの詳しい謎などについても明らかになります。

「システム」の成り立ちとは

表紙

この異世界のなかで「システム」がどのような形で役に立っているのでしょうか。異世界の中では「魔法」が比較的簡単に扱えるものであったり、かなり大きな魔物が身軽に自由に動けたりするのは、実はこの「システム」のおかげなのです。本来であれば魔法は、魔力を持っているだけでは簡単に扱うことはできず、複雑な工程を踏まなければなりませんし、大きな魔物は自分の体重を支えるのでやっとのはずです。そういったことを簡単にできているのはこの「システム」の恩恵なのですが、あまりにも当たり前すぎて異世界でそれを認識して暮らしている人はほとんどいません。

「システム」の目的は?

この「システム」とは、女神サリエルを人柱にして成り立っています。具体的な目的としては、原生人類がかつて浪費していた星のMAエネルギーを戻して、星を再生するためとされています。このMAエネルギーというものは、本来原生人類が転生することによって蓄積されるものですが、それを魂から回収できるように「システム」が設定されています。

「システム」によって成り立つ!「スキル」とはいったいどんな存在?

13巻表紙

「スキル」は、魔法を使用する際や、ステータスを向上させるとき、そして特定の属性に攻撃するときの強化など、様々な戦いの分野で役に立ちます。「スキル」にはレベルがあり、戦闘や経験を積むことや、スキルポイントを消費することにより、「スキルレベル」をあげることができます。「スキル」は異世界文明を成り立たせていますが、1人が持てるスキルの数には限界があります。

どうやって「スキル」を上げるのか

「スキル」は種類によって上げる方法が違います。例えば毒物を摂取し続けると毒耐性がアップするように、特定の訓練・行動を繰り返すことによって上がっていくものです。また精神系のスキルというものも存在し、様々な思考・感情を繰り返すことによって取得します。(「怒り」などがそれに当たります)ほとんどのスキルレベルは10が最大です。

「スキルポイント」とは

この「スキルポイント」を消費することにより、「スキル」を取得することができる場合があります。レベルがアップした時などに加算され、鍛錬などを詰まなくとも「スキルポイント」さえ足りればすぐに「スキル」を獲得することができます。

エネルギーの回収のため

この異世界における「スキル」というものは、MAエネルギーの回収がしやすいよう作られたものです。「スキル」を増やし、積み上げれば積み上げるほど、MAエネルギーが上昇していくため、「システム」から回収される分が増えるという仕組みになっています。魔物などの魂がスキル消去されるときや転生する時には、自分が持ったスキル分がMAエネルギーとして計算し、「システム」に回収されます。

魂は崩壊寸前

つまり「スキル」というものは、「システム」のためだけにあり、「システム」に利用されているといっても過言ではありません。「システム」の影響を受けた魂は、ゆるやかな速度で輪廻転生の波に乗ることもできず、エネルギー回収の為だけに「スキル」をつけさせられ、死ぬ時には引き剥がされ、循環のためだけにかなり短いスパンで転生を繰り返しています。この「システム」が稼働し始めてかなりの時間がたった現在、魂は「システム」に酷使されすぎてしまっていて、もう転生することすらも不可能なほど疲れ切って、崩壊寸前の魂がたくさん存在しているのです。

「システム」に大きな影響を与える「支配者スキル」についてネタバレ!

9巻表紙

「スキル」の中でも、他とは比べ物にならないくらい強力なスキルとして、「支配者スキル」というものが存在します。これは15種類あり、具体的には「七大罪」のシリーズ、「七美徳」のシリーズ、そして「叡智」という中身です。他よりもかなり強力なステータス補正効果のほかに、例えば持ち主には「叡智の支配者」などの称号も与えられ、チート級のスキルを取得することも可能です。この「支配者スキル」を持っていると、他者に鑑定されていても妨害することができたり、管理者に要望を通すことも可能です。

「七大罪スキル」とは

「七つの大罪」としても有名な「七大罪スキル」。これを持っていると、所持者の精神に大きな悪影響を与えます。かなり強力なスキルであるゆえ、持っていると自滅してしまう可能性もあり得ます。例えば「傲慢」は取得経験値、熟練度、成長値などを大幅に上昇させることができますが、あまりに好戦的になりすぎるため本人のキャパシティを超えて経験値を溜め込んでしまい、結果自滅することも多いスキルです。「怠惰」は自分以外のすべてのHP・MP・SPなどの消費を大幅増加させるスキルであり、精神に影響はないのですが周囲の足を引っ張り自分は怠惰になります。

「七美徳スキル」とは

「七大罪スキル」はかなり扱いが難しいですが、「七美徳スキル」はどうでしょうか。例えば「慈悲」はなんと「死者蘇生」の機能を持っています。これはシステム内でもほかにはないスキルであり、MPの消費もかなり大きいという特徴があります。また死亡から数分経つと効果が出なくなったり、遺体があまりにも損壊している場合は使えないことなどもあるのですが、大きなデメリットとしては使うだけで「禁忌」のレベルが1ずつ上昇してしまうという特徴があります。

「システム」についてネタバレまとめ!

蜘蛛

以上が「蜘蛛ですが、なにか?」においてかなり重要な立ち位置である、「システム」についてのネタバレまとめでした。いかがだったでしょうか。「システム」に付随する「スキル」や「ステータス」などについても分かりましたが、「システム」によって酷使されているということが判明しました。かなり複雑に絡み合った世界観が、アニメでどのように描かれるのか、今からとても楽しみですね!

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