<![CDATA[別冊少年マガジンで連載中の作品、100万の命の上に俺は立っているがアニメ化し2020年の10月から放送開始予定です!突然ゲームの世界に飛ばされて、指定されたクエストをクリアできなきゃ即死亡。MMORPGを題材とした作品とGANTZを足して2で割ったような作品で、その過酷なゲームに何故か選ばれた至って普通のメガネオタク女子、第4のプレイヤー時舘由香を紹介していきたいと思います!
目次
時舘由香の担当声優は『小市眞琴』さん!!
小市眞琴さんはアトミックモンキー所属の声優さん、および舞台女優でもあり振付師でもある声優さんです。代表作品はバトルスピリッツダブルドライブの茂上駿太役、アイドルマスターシンデレラガールズの結城晴役など。声優としてのアニメデビュー作は「ナースウィッチ小麦ちゃんR」の男装アイドルの如月ツカサ役で、最近活躍の場を広げてきている声優さんです。
悪い性格でもとりわけ良い性格でもない、普通のオタク女子『時舘由香』
主人公、四谷友助やそのクラスメイトである新堂衣宇、箱崎紅末とは別の高校の生徒。3人が中学生で由香は一つ上の高校生です。アニメやゲームが大好きなオタク女子で子供の頃からのお気に入りは魔法少女マジハシリーズのアニメで最近では男性アイドル育成のソシャゲ、ワンスタに嵌っているらしい。メガネをかけた普通のオタク女子。でも、ちょっとダメなオタク女子です。
ゲームの世界での職業は魔術師(熱)魔法少女に憧れていた時舘由香
ゲーム内での最初の職業は魔術師(熱)。実は子供の頃から魔法少女アニメにべったりで憧れていた由香は魔法が使えることがちょびっと嬉しく、敵を倒すため意気揚々と決め台詞まで吐いて魔法を使いますが、そもそも低ランクの魔術師の魔法はおよそ戦闘で使えるようなものではなかったため、そのまま虫型の魔物に襲撃されて死亡してしまいます。とはいえ肉壁として時間を稼ぐ役割を果たしたため、辛うじて活躍したと言えるかも。
オタク女子特有の執念
それからも戦闘面では肉壁くらいにしか役に立っていませんが、4週目のミッションでのマップ踏破では豪雪地帯の中ひたすら歩き続けるという絶望の中、すぐに諦めてしまうところや共通の敵を作って陰口を叩くような自分の存在価値の低さに心が折れて立ちどまってしまいますが、二次元キャラの妄想によって折れそうな心を繋ぎ留め、心を二次元に飛ばしながらも歩き続けたことがマップ踏破クリアのきっかけとなります。
転職後の職業は狩人
5週目の途中で狩人に転職。弓などの飛び道具を扱える職業ですが、その周回では友助が鍛冶屋のスキルを駆使して作り上げた弩弓を箱崎紅末と二人がかりで運用し、敵に一撃を倒す、あるいは大怪我をさせる役割を果たしました。全体的に非力で戦いにおいてはそこまで活躍できない戦力外ではありますが、それでも不死身の肉壁+貴重なマンパワーとしてクエストクリアに貢献します。彼女がやったことは全て彼女である必然性はありませんでしたが、それでも彼女がいなければクエストクリアは出来なかったはずです。
マジで頭イカれた出会い!?主人公、四谷友助との出会いは?
出会いは四谷友助がゲームマスターから『今から指定した女子をナンパしてください』と指令を受けたこと。次のクエストの成功確率が上下すると聞かされた友助は仕方なく夜の高校に忍び込み、そこでメガネをかけた女子生徒が別の女子生徒にシメられて裸の写真を撮られている場面に遭遇します。
生存確率を上げるためには…
友助は自分や衣宇たちの生存率を少しでも上げるため、躊躇なくその場にいる女子のスマホを全て叩き割って便器に流すという力技に出ます。結果として、由香へのいじめはエスカレートすることなく、乱入してきた頭のおかしい友助を共通の敵とすることで仲直りすることが出来たため彼女の人間関係は無事に修復することができます。ただし、ゲームマスターの言葉から推察すればここで友助の介入が無ければ、ゲームに参加できなくなる≒ネットに裸の写真が流出して自殺。あるいは現実世界に対する執着が無くなるという可能性もあったと考えられます。
良くも悪くも普通の女子
彼女がシメられていたのはネット上で調子に乗ってその友人を中傷してしまったから。友人の名前は出していないものの、それがシメられる原因であり、ある意味自業自得でした。普段はいじめのターゲットにならないように立ち回っており、友助を共通の敵することで仲直りするという立ち回りをしており、良くも悪くも普通の女子です。空気を読めないやつがハブにされるという現代日本にありがちな環境で生きてきているため、人波に周囲に合わせて生きているようです。ネット弁慶なのも特徴的。
彼女の存在理由は何?時舘由香が選ばれた理由は?
良くも悪くも普通の女子。ゲームの世界でもとりわけ頼りになる存在でもない。取り柄も無いけど弱点も無い。言ってしまえば誰でも替えが利くようなプレイヤーであり、主人公の四谷友助に『誰が死んだら地球にとっての損失になるか』という考えの上では衣宇や紅末よりも下に扱われています。そして、その考えは由香の根底にもあり、何故彼女が選ばれたのか?というのは、今後明らかになるのかもしれません。
空気読めない奴とか嫌い
一歩間違えば自分がいじめられる立場にいたことから、暗黙の了解みたいなものを重視しており、空気の読めない行動をする奴は嫌い。その性格は現代社会の日本人っぽい。そのため、クエストクリアできるなら仲間を見捨てることも厭わないKYな友助をヤバいやつだと思ったり、強者が弱者を虐げるのも嫌い。ただ、そんな風見鶏な自分はあまり好きではないのかもしれません。本当は自分の力で環境を変える衣宇や周囲に流されない友助の事は内心羨ましいと思っているような節があります。
【100万の命の上に俺は立っている】時舘由香まとめ
どこにでもいそうな現代日本の女子高生、オタク趣味でいつも周囲の空気を窺いながら生きてきた女子高生でリアルにいそうな普通代表みたいなキャラクターでもあります。今のところ、由香の役割は由香である必然性がないように思えます。そんな彼女が今後、どんな役割を担っていくのかが気になるキャラクターだと思います!