ダブルヒロイン&ダブル主人公という異性の青春ラブコメディ【思い、思われ、ふり、ふられ】略して【ふりふら】!【アオハライド】や【ストロボエッジ】など、大人気少女コミックを多数発信してきた咲坂伊緒先生の作品で、2020年にはアニメと実写のダブル映画化も決定しています!この記事では、そんな【ふりふら】の涙が出るほど切ないシーンを紹介いたします。
①理央の伝えられない想い
中学のころ、理央は転校してきた朱里に一目ぼれをしました。ずっと好きで、ついに告白しようと朱里を呼び出した日、理央は朱里と義理の姉弟になることを聞かされたのです。理央は由奈と雨宿りしているときに、その話を話します。
理央のことが好きな由奈は思わず、「理央くんは、朱里ちゃんのこと今でも好きなの?」と聞いてしまいます。「わかんない」と答えた理央の表情は、切なさしかありませんでした…。
②由奈のふられるとわかっている告白
理央は由奈に朱里への想いを話したあと、「いえる相手ならいった方がいいよ」と告白することをアドバイスをします。由奈は理央に告白してもふられることがわかっているので、伝えないと決めていました。しかし理央の秘めていたキモチを聞いたこともあって、由奈も理央に告白しようと決めます。
そしてまさかのその場で告白!しかし由奈は、「だから私をふって」と付け加えてしまいます。理央がツライときに話を聞ける友達になりたいと…。好きなひとに、告白と同時にこれを伝えるのはとても切ないです。
③「忘れていいから」朱里の強がり
夏祭りで和臣に告白したけど、ふられてしまった朱里…。本当はまだ全然キモチの整理がついていませんでしたが、和臣と気まずくなりたくない一心で、告白のことを「なんなら忘れてくれていいから!それくらい平気」といってしまいます。
失恋の立ち直りには自信のあった朱里でしたが、これを和臣に伝えたあと「はじめて人を好きになるの怖いと思った」と感じます。そして朱里は和臣の元を去るときに、涙が止まらなくなってしまいます…。
④「これも忘れて」和臣のキス
朱里は夏祭りで和臣にふられたことに対し、立ち直り早いアピールを過剰にしていました。しかし和臣は、理央が朱里を好きだと気づいていたから告白を断っただけで、キモチの整理がまったくついていませんでした。
そして和臣は平気そうにふるまう朱里のスマホに、元カレ・亮介から着信がかかってきているところを見てしまいます…。それを見て、すごく嫌なキモチになった和臣は、頭が空っぽになって朱里にキスをしてしまいます。「これも忘れて」といい残して…。こんな切ないキスなかなかないです!
⑤離れる覚悟…朱里の決意。
通訳を目指しているにもかかわらず朱里は、父親がアメリカに転勤することになりましたが、和臣と離れたくなくて日本に残るつもりでいました。しかし和臣は、朱里の夢の足手まといになりたくないと思い、「別れる?」とまでいいます。朱里はそれを聞いて、泣きながら家に帰りました。
しかし朱里も、それが和臣の本心ではないことに気づいていました。次の日、朱里は今の自分のキモチをすべて和臣にさらけ出す決意をしました。朱里は2人の思い出の見晴らし台で、そばにいたいけど本気で好きだからこそアメリカに行くと泣きながら伝えます。このシーンは【ふりふら】のなかでも、かなり泣けるシーンです!
切ないシーンまとめ
青春ラブコメディならではの、切ないシーンを5つ選んでみましたがいかがでしたでしょうか?片思いって楽しくもありますが、切なくなるときもありますよね…。この記事では、【ふりふら】の切ないシーンを抜粋しましたが、ドキドキできるシーンの方が多い作品なので、ぜひ原作もチェックしてみてください!