2016年4月に大フィーバーを起こしたアニメ、「甲鉄城のカバネリ」を覚えていますか?今でも映画化や、ショートアニメなどが発表されている、大人気アニメなんです。ストーリーは勿論、作画や戦闘の見せ方、細部のこだわり、そして何より素敵なのがキャラクターたちです!今回は、主人公である「生駒」の魅力について詳しくご紹介していきますね。素敵男子に是非2.5次元ミュージカルを見る計画も進みますよ(笑)
生駒とは?
主人公
こちらが今回スポットを当てる生駒(いこま)です。草色の髪に、片方レンズが無い眼鏡をかけ、お尻のが裾が尖っているポンチョを着ています。物凄く正義感があり、周りが止めるくらい我が道を行くタイプです。自身の掲げた正義の為なら、命を惜しまないくらい努力家のヒーローと言った感じです。いつも真剣で、カバネのことに関してかなり真面目に取り組んでいます。主人公を具現化したような人物で、視聴者ですら頑張りすぎだと心配するレベルですよ(笑)因みにまだ17歳です。
カバネリ
村を襲ってきたカバネを退治すべく、生駒が製造した独自の武器である「ツラヌキ筒」で、カバネと戦っていたことから全ては始まります。油断した隙にカバネに噛まれてしまい、その菌が全身を回り始めたのです。独自のやり方で、かなり荒業でしたが、その菌が脳へ行く前に首を絞めた状態で食い止めたのです。物凄い緊迫感と、生きるか死ぬかという空気がヒシヒシと伝わってきました。そのお陰でなんとか理性を保てたのですが、心臓が発光し、肌色は少し土色になってしまったのです。これにより、生駒は「カバネリ化」してしまったのです。
カバネリ後
こちらはカバネリ後の生駒のイメージイラストです。前髪が変色し、草色だった髪色は少し色が抜けています。そして全身に出ている、カバネ独特の赤い痣と、カバネ化を抑えた際に使用していた部品がそのまま残っています。肌も色が少しくすんでいますね。性格は変わらず正義感の塊ですが、たまにくる人間を噛みたい衝動は、抑えられてはいません。少し野生的になりましたね。
生駒と無名の出会い
無名が最強すぎる
生駒の村を救ったのが、ヒロインである無名(むめい)です。無名もカバネリとして生きており、一人で何千力にもなる彼女が、生駒の住む村で戦かったことにより、二人は出会います。そして、無名の過去を知った生駒は、無名を普通の少女に戻すべく、甲鉄城に乗り込み旅を始めるのです。自身もカバネリですが、いつでも無名の為に体を張ってしまう、根っからの主人公気質ですね(笑)何にせよこれだけ可愛ければ命かけますよね、普通!
友達以上恋人未満
二人の関係の始まりは、無名の悲痛な過去や考えを聞いた生駒の、完全なる正義感から始まっています。カバネを甲鉄城の全員で一緒に戦いながら、無名のカバネリ化を消す糸口を見つけていきます。その中で、二人は常に息が合っており、生駒は常に無名を守る行動を取っています。時にカバネから守ったり、抱きしめたり、優しい言葉をかけたりと、無名は完全に生駒にデレなんです(笑)生駒はそういった表情は見せないので、無名の片思いになっています。
生駒の戦闘シーンがかっこいい
独自の武器
カバネは人の身では倒すことが出来ないと言われています。同じ甲鉄城に乗船している、来栖(くるす)に関しては最早別枠ですが、生駒のような一般人には敵う相手ではないのです。そこで生駒が長い歳月をかけて作り上げた独自の武器、「ツラヌキ筒」を開発し、カバネと互角に戦えることが可能になりました。それを使った戦闘が死ぬほどかっこいいんです!
カバネリとしての戦闘能力
勿論上記の武器も重要ですが、やはり一番の武器はカバネリであるということです。身体能力はカバネ、心は人であるからこそ、気持ちでも強くいられます。生駒はカバネを倒すために元々体を鍛えていたんです。なので、体はバキバキのマッチョなんですよ。そこもギャップがあってかっこいいんです!
生駒の原動力
最愛の妹
生駒には初音(はつね)という妹がいました。しかし、5年前にカバネに襲われ失っています。とても可愛いがっていて、生駒にとって唯一の身内でした。そんな最愛の妹を失ったことを原動力に、生駒はカバネを滅ぼすめに、体も心も強くなっていったのです。この過去が生駒にとっての衝撃であり、今の原動力になっているんです。
後悔
しかし、生駒は悔いていることがあるんです。カバネになった妹を恐怖のあまり、その場に置き去りにしたことです。その後カバネ化した妹を自らの手で止めを刺したことが、今でもずっとトラウマになっています。そのままカバネとして彷徨うより、実の兄がとどめを刺したことは、良いと思うのですが、やはり最愛の妹を失ったことは生駒にとってかなりの傷になったようです。
形見
カバネに襲われる少し前に、生駒は初音と河原で綺麗な石を見つけました。緑色の宝石のような石で、生駒はその石を紐で手に縛り、肌身離さず持っているのです。初音の形見として、初音を忘れない為に。そして、その石を見ることで正義感が強く、恐怖心を理性で抑え込み、「誇れる自分」になる為にも持っているのです。カバネの前に立つと誰もが恐怖するしかありませんからね。強い絆で結ばれた兄妹愛ですね。初音の話をする生駒は、とても辛そうでしたが、とても愛おしそうにします。とても優しいお兄ちゃんだったんですね。
生駒がさらに進化
衝撃
最初から最後まで、「甲鉄城のカバネリ」はかなり重いストーリーですが、10話にして薬でおかしくなった無名が、生駒を刺すシーンはもう心がぐちゃぐちゃになりますよ(笑)その前に生駒は右手まで切られてしまっています。そして海へと落ちるんですが、回を進むにつれて、やはりどんよりしてきますね。しかしここで挫けないのが生駒です!少し恐怖心と自信の無さでヘタレ生駒にもなりますが、来栖のお陰で誇れる自分を取り戻します。
右手
失った右手は、生駒が開発したツラヌキ筒を装着することにより、義手として使用することになりました。ちょっとサイボーグ生駒です。だんだん人から離れてきた生駒ですが、この姿が最終形態のようです(笑)髪の毛も短くなり、イケメン感が凄く出てきました。やはり男子は短髪ですね。
生駒の旅はまだまだ続く
いかがでしたでしょうか。【甲鉄城のカバネリ】主人公の生駒が気になる!をご紹介しました。どんどん成長(人の身から離れていく)生駒でしたが、生駒の物語はまだまだ続きます。無名を人に戻し、カバネを一掃することで、カバネに奪われた土地を奪い返すことが、生駒の目標です。その土地で稲作をもう一度することも、夢のひとつなんです。映画化や2.5次元化もされていますが、是非アニメ2期もお願いしたいですね!