「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」の第1期では後半のギルド対抗戦がやはり盛り上がりました。メイプルの「楓の木」のライバルとなる「集う聖剣」や「炎帝の国」などは個性的なメンバーが揃っており、対抗戦での戦いは見どころ満載でしたね。今回は「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」で大切な要素の「ギルド」についてと、楓の木の最大のライバル「集う聖剣」と「炎帝の国」についてご紹介したいと思います。
ギルドについて基本的な事を解説します
ギルドの本来の意味は中世から近世において西欧諸都市の商工業者の間で結成された各種の職業組合の事です。しかしオンラインゲーム等ではプレイヤーが集まったグループの事をギルドと呼ぶようになりました。ただ、各ゲームで色々呼び方がありファイナルファンタジー11では「リンクシェル」、ドラゴンクエスト10では「チーム」と呼ばれています。要はゲーム内のグループで他のプレイヤーとの交流やギルドだけのイベントなど色々ゲームの楽しみが増えるグループと思っていれば間違いないと思います。
防振りでのギルド解禁は?
「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」では第2回イベント後に新要素としてギルドが追加されました。フィールドに「光虫」という金色の虫が現れ、その虫を倒すと「光虫の証」というアイテムをドロップします。そのアイテムを使って空き家の建物をギルドホームとして買う事ができるのです。そしてギルドホームを買った時点でギルドが結成されるという仕組みです。メイプルは楓の木というギルドを立ち上げましたが、そのライバルギルドを紹介したいと思います。
最強プレイヤー率いる「集う聖剣」
VRMMOゲーム『NewWorld Online』内で最強プレイヤーと呼ばれているペインが率いる大ギルドが「集う聖剣」です。主要メンバーもトップクラスのプレイヤーが揃っており質・数共にゲーム内ではトップと言っていい大ギルドです。メイプル率いる小ギルドの楓の木とは対照的で、一番のライバルとなるギルドですね。
最強プレイヤー「ペイン」
集う聖剣のギルドマスターで、ゲーム内で最強と呼ばれている金髪青目の男性プレイヤーです。ゲームで第2層が解放された時も最速で到達し、メイプルがレベル29の時にレベル61になっている程です。第1回イベントでもぶっちぎりの第1位を獲得しています。アニメの第1期では演出で9話までは顔出しをしておらず第10話の冒頭でようやく登場しました。その登場も満を持しての最強プレイヤー登場という感じでしたね。
最強に相応しい実力を持つプレイヤー
「聖剣」の異名で呼ばれており、光・聖属性を使いこなす聖騎士プレイヤーです。第4回イベントでは他のメンバーからの強化補助を受けてはいましたがメイプルに初めて致命傷を与えました。その戦う勇姿は「勇者」という言葉がぴったりです。
集う聖剣NO.2「ドレッド」
集う聖剣をペインと共に立ち上げた集う聖剣でNO.2の実力者です。第1回イベントでもペインとは差があったものの第2位を獲得しています。第2回イベント前にカフェでメイプルとサリーに会っており、サリーに「超加速」のスキルを獲得できる場所を教えたのはドレッドです。
スピードはゲーム内NO.1
「神速」の異名を持っており、スピードにおいてはサリーをも上回ります。そして勘の良さがずば抜けておりドレッドの強さの一因にもなっています。黒目黒髪でバンダナをしており、一見アサシン風の短剣を使うプレイヤーです。強力な範囲攻撃は使いませんがスピードと勘の鋭さで第1回イベントでは2位になる程の実力を持っています。
見た目通りのプレイヤー「ドラグ」
体格の良さの見た目通り豪快なパワーファイターです、武器は両刃の大斧を使い「地割り」の異名で呼ばれています。第1回イベントでは5位を獲得しており、実力は間違いなくトップクラスのプレイヤーです。ドレッドと同じく第2回イベントの前にカフェでメイプルとサリーと対面しています。
主要メンバー唯一の女性プレイヤー「フレデリカ」
集う聖剣で主力の魔法使いの女性プレイヤーで、第1回イベントではトップ10にこそ入っていませんが魔法使いとしての実力はトップクラスです。通常よりも少ないMPで複数の魔法を発動させる「多重詠唱」のスキルや、パーティーメンバーにかけてあるバフを全て特定のプレイヤーに渡す「多重全転移」など強力なスキルを持っています。「多重全転移」でペインを強化しメイプルに致命傷となる一撃を与える事ができました。
メイプルの恩人?
実はメイプルが『NewWorld Online』を始めた時に初めて会話したのがフレデリカでした。その時メイプルが初心者に丁度良い狩場を訪ねて、フレデリカは西の森を教えてあげたのです。その西の森でメイプルが最初に出会った白兎と遊んでいた時にスキル「絶対防御」を獲得したのです。メイプルが怪物に足を踏み入れたきっかけはフレデリカだったのかもしれませんね。
他の「集う聖剣」のメンバー達
青と白を基調とした装備をしている集う聖剣の兵隊達もとても優秀です。偵察・攻撃・魔法・生産と色々な人材がが揃っています。4人の主要メンバーの指示に従って動いており個々のプレイヤースキルもそこそこ高いと思われます。
炎のカリスマ率いる「炎帝の国」
ギルド要素が追加される前、第2回イベントの時点で既に大規模パーティーとして結成されていたギルドです。メンバーの質・数共に「集う聖剣」には劣りますがギルドマスターの統率力で軍隊の様な団結力を誇ります。集う聖剣と並ぶ2大ギルドと呼ばれており主要メンバーも個性的で実力者が集まっています。
炎使いの「ミィ」
炎帝の国のギルドマスターを務める炎使いの女性プレイヤーです。第1回イベントでは第4位を獲得しており、赤目赤髪で「炎帝」の異名を持っています。堂々とした立ち振る舞いや発言はカリスマ性抜群でギルドを統率しています。しかし実のところは気が弱く小心者なのです。強力なスキルで最初活躍した事により威厳のある態度を演技していた結果今の状況になってしまいました。
支援のスペシャリスト「ミザリー」
回復魔法のスペシャリストで、ミィだけでなくギルド全体の支援も行います。金髪緑目の美女で「聖女」の異名をもっています、その名の通り抜群のヒール能力を持っていますが、ホーリージャベリンなどの攻撃スキルも高く第1回イベントでは10位に入っています。回復などの支援だけでなくミィには精神面でのサポート役としても重要なメンバーです。
トラップのスペシャリスト「マルクス」
設置魔法を得意としておりトラップのセンスは素晴らしく、プレイヤーがひっかかる場所に罠を的確に仕掛ける事ができます。そのため「トラッパー」の異名で呼ばれており、普通のプレイヤーでは彼に近づく事すらできません。強力な攻撃力や拘束力、デバフ効果を持つ罠など自由自在に扱い第1回イベントでは8位を獲得しています。かなり小柄でいつも自信なさげな言動が多いですがトラップによる強固な守備能力は追随する者がいない程です。
打倒カスミに燃える「シン」
「崩剣」の異名を持つ剣士の男性プレイヤーです。シンのスキル「崩剣」は1本の剣が無数の短剣となり、それを自由自在に操り相手を切り裂くというプレイヤースキルが求められる技です。第1回イベントでは7位に入っているもののカスミに敗れており、それ以来カスミにライバル心を持っています。第4回イベントでもカスミと対峙しましたが返り討ちにあってしまいました。実は「炎帝の国」にカスミを誘おうと思っていましたがメイプルに先を越されてしまい実現しませんでした。
他の「炎帝の国」のメンバー達
赤と黒を中心とした服装と帽子を装備しています。集う聖剣同様に様々な人材が揃っていますが、実力的には少し見劣りしてしまいます。ミィのカリスマ性で集まったメンバー達ですので結束力は高く、ミィの為には体を張って戦います。
ギルドについてまとめです
ご紹介した「集う聖剣」と「炎帝の国」以外にも多数のギルドが存在します、しかし第1期では殆ど紹介されませんでした。楓の木はもちろん今回紹介した集う聖剣・炎帝の国以外では「thunder storm」や「ラピッドファイア」などのギルドの名がイベントでよく見られます、第2期でこれらのギルドも出てくるかもしれません、それは第2期をご視聴して確認して頂けたらと思います。最後まで読んで頂きありがとうございました。