今年2022年に放送されたアニメ作品の中で、最も多くの評価を集めた作品といえば本作『SPY×FAMILY』でしょう。もともとはスマートフォンで気軽に楽しむことができる漫画作品としてジャンプ+で連載されていた本作ですが、登場する数々の魅力的なキャラクターたちの活躍や冷戦時代のヨーロッパを舞台としたスパイ物としての設定の面白さも相まって、信じられないスピードでアニメ化されるに至りました。しかし、あまりにも早いアニメ化だったということもあり、「本作の噂を聞いて興味を持った頃にはアニメ一期がだいぶ進んでしまっていた」というファンの方も多いのではないでしょうか?おまけにアニメ1期の続編であるアニメ2期の制作も爆速で決まるなど、本作のスピーディーな作品展開にはなかなか追いつけてないファンの方も多いのかもしれませんね。そこで今回は、アニメ第一期の内容をそれぞれのエピソードのごとに分類し、簡潔に紹介していきたいと思います。時間がなくても、この記事さえ見ればアニメ1期の内容を理解することができるものとなっておりますので、ぜひともチェックしてみてくださいね。
目次
エピソード1〜2 導入&キャラクター紹介
まず冒頭のエピソード1から2までは本作の舞台となっている世界の紹介や、本作に登場するキャラクターたちのざっくりとした設定の紹介などが主な内容となっています。そのため本作に登場する使用キャラクターたちが少しずつ関係を結んでいきストーリーが進行していくという展開となっています。
主要キャラクターを確認したいならまずはここから!
本作について「まだ何も情報を得ていないけど1から本作を楽しんでみたい」という読者の方は、ぜひともエピソード1からご視聴ください。エピソード1から2までを視聴するだけで本作に登場する主要キャラクターたちを大まかに把握することができます。アニメではそこまで多くの追加キャラクターが途中で参戦することがないので、ひとまず冒頭だけ押さえておけば周りと話を合わせる事はできるでしょう。
家族が揃うまでの描写も丁寧
物語の内容としても、元は孤独の存在であった主人公のロイドがミッションの完遂を目的として偽りの家族を集めていくという展開は、観ている視聴者からしても、少しずつ仲間が増えていくような感じがしてワクワクするものとなっています。単体のエピソードとして見ても非常に評価の高い冒頭であるといえますね。
ロイドに注目!
特に冒頭では主人公のロイドに注目してみてください!元はスパイとして余計なことを一切思考しなかったロイドが自分とは価値観の違うアーニャやヨルとの関わり方を心の中で試行錯誤しながら検討している様が非常に面白いです。
エピソード3〜5 アーニャの入学試験
エピソード1〜2にかけて本来のミッションであるエーデン校に自分の偽りの娘を入学させるための偽りの娘と偽りの妻を手に入れたロイドは、いよいよ偽りの娘であるアーニャをエーデン校に入学させるべくエピソード3から5にかけて動き出します。
いよいよ物語が動き出す!
ストーリーの進行というよりも、役者を集める事に焦点を当てていたエピソード1から2にかけてのスピーディーな展開とは異なり、エピソード3から5にかけてはロイドとアーニャとヨルが名門校であるエーデン校への入学という大きな目標に向けて互いに試行錯誤しながらも、前に進んでいく様が描かれています。はじめての夫婦の共同作業ということでエピソード3から5にかけてのフォージャー家の関わりからは、いよいよ物語が動き出すんだなというワクワク感を味わうことができます。
それぞれのキャラクターの掘り下げ
また、それぞれのキャラクターの過去についても、ちょくちょくと掘り下げが描かれておりますので、エピソード1から2にかけて描かれていたキャラクターたちの性格がどのような過去から形成されているのか?という点も深く知ることができます。
ヨルとアーニャに注目!
特にエピソード3から5に関してはエーデン校に合格すべく、慣れない面接の練習などに躍起になるヨルとアーニャに注目です。殺し屋としては超一流のヨルが様々な試験管からの質問にたじたじとする姿を見ていて楽しいですよ。
エピソード6〜7 アーニャの学園生活
エピソード6から7では無事にエーデン校に入学することができたアーニャの新しい学園生活が描かれます。これまで登場することのなかった新しいキャラクターたちが登場するのもエピソード6から7にかけてです。
エーデン校の生徒が登場
アーニャと同世代のキャラクターたちが多く登場するエピソード6から7にかけての物語進行ですが、特に本作の主人公であるロイドの目的であるターゲットの次男ダミアンとアーニャの関わりが密に描かれています
ダミアンに注目!
特にダミアンは冒頭ではロイドが攻略すべき1つの大きな壁として描かれており、実際にエピソード6から7にかけての冒頭では、かなり性格悪いキャラクターとして描かれています。しかし、次第に物語が進むにつれてダミアン自身の悩みやアーニャに対する淡い恋心などが丁寧に描写されるようになり、次第にダミアンに対する印象も変化していきます。
2期ではエーデン校がさらに丁寧に描かれるかも!?
アニメ1期ではまだまだ深掘りが足りない感が否めないエーデン校のキャラクターたちですが、アニメ2期でさらに掘り下げられる事は間違いありませんので、ぜひともアニメ2期を視聴される方はエーデン校についてのエピソードも注意して視聴してみてくださいね。
エピソード8〜9 ユーリ・ブライア登場
エピソード8から9にかけてはヨルの弟であるユーリ・ブライヤが登場します。ヨルと同じく表裏の性格差が激しいキャラクターとして描かれているユーリですが、彼の大好きな姉の夫として突如現れたロイドとの何ともいえない関係性が肝のエピソードとなっています。
ロイドとヨルの関係が進展!?
このエピソードではロイドとヨルがユーリに夫婦としての姿を見せるために事あるごとに夫婦らしい行動を行うように苦心する様が描かれています。ただただお互いの利益のために利用する関係としての偽りの夫婦出会った2人が、次第に近づいていく様子が丁寧に描かれており、非常に見ごたえのあるエピソードとなっていますね。
ユーリとロイドに注目!
ユーリは国家保安局に所属しており、明確にロイドとは敵対する立ち位置のキャラクターです。この伏線が後々何らかの形で回収されると思いますので、ぜひとも今のうちにユーリとロイドとの関わり合いに注目しておいてくださいね。
エピソード9〜11 アーニャ一つ目の星(ステラ)をゲット
エピソード9から11においてはエーデン校における優秀な生徒たちである皇帝の学徒と呼ばれる特待生を目指し、星を集めるエピソードが展開されます。作中を通して、アーニャの目標となるゴールがここで提示されるので、作中理解のためにもぜひとも視聴しておきたいエピソードですね。
アーニャのゴール
殺し屋としてのヨルやスパイとしてのロイドなど、それぞれの目的があるフォージャー家の中で、唯一明確な役割がなかったアーニャですが、この辺から皇帝の学徒になるために星を集めるというエピソードを通して彼女の目指すべきゴールが提示されるようになります。
アーニャに注目!
今までに増してアーニャに注目すべき内容となっていますので、ぜひとも本作のキャラクターの中でアーニャが最も好きだというファンの方はこのエピソード9から11までを視聴することをお勧めします。
エピソード12 フォージャー家の休日
本作のアニメ第1期の最後のエピソードは、家族として周りに怪しまれないように家族らしい休日を過ごそうとするエピソードとなっています。連日スパイとしての活動の仕事が立て込み、近所に夫婦なのか怪しまれるのではないかと感じたロイドが体に鞭を打って、ヨルとアーニャを遊びに連れ出すというエピソードです。
最後のお祭り回的な内容
アニメ第1期の最後のエピソードにふさわしいフォージャー家が生き生きと休日を堪能する様が描かれているエピソードとなっておりますので、本作を1話から視聴して楽しむことができた視聴者の方は決して後悔のしない内容となっています。
ほっこりした内容で後味良く
幅広い視聴層から人気の本作にふさわしいほっこりとした内容となっており、後味よくアニメ第1期を終えることができます。これからすぐに始まるアニメ2期を視聴する前にぜひとも見ておきたいエピソードですね。
まとめ
いかがでしたか今回は本作『SPY×FAMILY』のアニメ1期について簡単にまとめて紹介していきました。本作はAmazon Primeなどでも現在視聴することができるアニメ作品となっておりますので、ぜひとも時間がある読者の方は映像でも本作のアニメ1期を振り返ってみてくださいね。