『ラブライブ!スーパースター!!』は学校でアイドル活動をする女子高生「スクールアイドル」を描いた作品で、Liella!というアイドルグループの活躍がテーマになっています。2021年7月に第一シリーズが放送され、2022年7月には第二シリーズが放送されることで注目されています。第二期を観る前に、第一期についておさらいしておきたいと思う人も多いと思います。今回は、第一期の振り返りをしていきたいと思います!
目次
はじめに:どのような物語?
新設された学校、私立結ヶ丘女子高等学校に、記念すべき最初の新入生が入学してきました。普通科と音楽科に分かれている結ヶ丘高校で、主人公の渋谷かのんを中心とした5人の生徒たちが、やりたいことを形にして夢を実現するために「みんなで叶える物語」をテーマにスクールアイドルを始めることになりました。
あらすじ① かのんと可可の出会いと、ユニット結成
渋谷かのんは私立結ヶ丘女子高等学校の音楽科を受験しますが、プレッシャーに弱いことが災いして上手く歌えず、落ちてしまいます。普通科に進学してもそのことを引きずっていましたが、かのんの歌声に惚れた唐可可(タンクークー)からスクールアイドルをやらないかと熱烈なアプローチを受けます。最初は断っていたかのんでしたが、次第に可可の想いに惹かれ、一緒にユニットを組んで地元の音楽イベントに出ることになりました。出場者の中には可可が尊敬するスクールアイドルのサニーパッションもおり、優勝は出来ませんでしたが特別賞を受賞し存在感を見せつけました。
あらすじ② 平安名すみれ、加入
かのん達のクラスメイトである平安名すみれは、スクールアイドルをやりたいとかのん達に申し出ます。実は、すみれは子役としてショービジネスの世界に居た経歴があり、そのような世界に比べれば、アマチュア同然のスクールアイドルで活躍するなんて余裕だと高を括っていたのです。しかしセンターを決める選挙で敗退し、納得がいかないすみれはアイドル活動を辞退します。すみれが子役時代に自分のやりたいことが満足に出来なかったという事実を知ったかのんは、スカウトというすみれのプライドを尊重した形で勧誘し、無事に加入してもらうことになりました。
あらすじ③ 幼馴染との絆
可可が尊敬するスクールアイドル「サニーパッション」の2人からの誘いを受けて、かのん達は彼女たちの地元の離島での音楽イベントに出ることになります。しかし千砂都は何か思う所があるようで、かのん達に付き添わず、別行動を取ることに決めました。かのん達が旅先で観光を楽しむ中、千砂都はダンス大会に向けて練習に励みます。彼女はもしダンス大会で結果を出せなかったら、退学して海外でダンスの腕を磨こうとしていました。千砂都は小さい頃、かのんに沢山助けてもらったこともあり、自分の力で結果を出したいという思いが強くありました。ダンス大会の本番直前、会場に走って駆け付けたかのんを見て、千砂都はかのんの自分に対する想いを再認識しました。ダンス大会で優勝した千砂都は退学を撤回し、かのん達と同じ普通科に転科することになります。
あらすじ④ 葉月恋の想い
音楽科の葉月恋は、相変わらずスクールアイドルに否定的でした。生徒会長に就任後は、文化祭を音楽科メインで行うと発言し、普通科の生徒からの反感を買うことになります。放課後に恋の後を付けていったかのん達は、恋の母が既に亡くなっていること、母の代わりに自分が頑張らなければいけないことを知らされます。恋は自分の母がスクールアイドルをしていたにも関わらず記録が残っていないことから、母がアイドル活動に否定的だったのではないかと考えていました。しかし、かのん達の調査によってそれは誤解だったことが分かります。母の本当の想いを知った恋は涙し、かのん達に誘われる形でスクールアイドルに加入することになりました。
あらすじ⑤ すみれの初センター
グループ名も決まり、ラブライブの予選に向けて準備を進める中、センターを誰にするかという話になりました。曲の中にラップを取り入れるという条件を提示され、メンバーがそれぞれラップを披露する中、ラップの才能を発揮したすみれがセンターをやることになりました。過去にスクールアイドルを馬鹿にするような発言していたことから、可可はすみれがセンターをやることに反対していました。しかし、かのん達の説得を受け、すみれが陰で努力しているのを目撃したことで感化され、すみれのために衣装を作ります。ところが、折角すみれの気持ちが乗ってきたタイミングで、すみれは周りの自身に対する否定的な意見を耳にしてしまい、いつも脇役ばかりやらされていた過去のトラウマからセンターを辞退しようとします。それでも可可が、自分の夢を叶える為にもセンターになって欲しいと懇願したことで、すみれはセンターとして舞台に立つ決意をしたのでした。
あらすじ⑥ かのん、初の独唱
かのんと千砂都の母校の小学校で歌を披露することになり、準備を進めている中、ラブライブの次のお題が「独唱」であることを知らされます。かのんがプレッシャーから一人で歌えなかったトラウマを知っている千砂都は、かのん以外のメンバーに相談し、本番に向けてかのんを一人で小学校で歌わせることを提案します。可可からはひどいと反対されますが、かのんは一人で歌えるようになれば世界一どころか銀河一になれるという千砂都の力説を受けて、他のメンバーも同意しました。当日、かのんは過去のトラウマを完全に吹っ切って見事な独唱を披露し、メンバーからも祝福されるのでした。
あらすじ⑦ ついに東京大会決勝
ラブライブの東京大会決勝に向けて盛り上がる中、かのんは自分のあり方について悩んでいました。歌えなかった自分が歌えるようになったのだから、もうそれで充分では無いか?とも考えるようになっていました。決勝のために来ていたサニーパッションに、自身の正直な気持ちを伝えたかのんは、ラブライブで歌えば分かるよ、と言われます。そしてついに本番。最高のパフォーマンスを見せたLiella!でしたが、残念ながらサニーパッションに敗れてしまいました。しかしかのんは今までと違い、勝ちたいという気持ちを強く持つようになりました。他のメンバーも同意し、次のステージに向けて更なる飛躍を誓うのでした。
あらすじ紹介まとめ
第一期では登場人物一人一人の個性や成長にスポットを当てており、スクールアイドルを始めるまでの経緯が丁寧に描写されています。第二期では新メンバーも追加されるので、どのように関わっていくのかも楽しみですね!それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。